住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

『アメリカに潰された政治家たち』・孫崎亨著より

2012年11月29日 | 日記
  
  ***  以下引用 下記URLより  ***
   http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/1cffcdc58cdd55ea51f522d58c9e869b  

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p97~
 (小沢氏の⇒筆者)外交政策についても、対米従属から、中国、韓国、台湾などアジア諸国との連携を強めるアジア外交への転換を主張するようになりました。「国連中心主義」を基本路線とするのもこのころです。

 小沢一郎は、09年2月24日に奈良県香芝市で「米国もこの時代に前線に部隊を置いておく意味はあまりない。 軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンスは第7艦隊で十分だ。 あとは日本が自らの安全保障と極東での役割をしっかり担っていくことで話がつくと思う。
米国に唯々諾々と従うのではなく、私たちもきちんとした世界戦略を持ち、少なくとも日本に関係する事柄についてはもっと役割を分担すべきだ。 そうすれば米国の役割は減る」と記者団に語っています。

 つまり沖縄の在日米軍は不要だと明言したわけです。

 この発言を、朝日、読売、毎日など新聞各紙は一斉に報じます。 『共同通信』(09年2月25日)の配信記事「米総領事『分かっていない』と批判 小沢氏発言で」では、米国のケビン・メア駐沖縄総領事が記者会見で、「『極東における安全保障の環境は甘くない。 空軍や海兵隊などの必要性を分かっていない』と批判し、陸・空軍や海兵隊も含めた即応態勢維持の必要性を強調した」と伝えています。 アメリカ側の主張を無批判に垂れ流しているのです。

p98~
 この発言が決定打になったのでしょう。 非常に有能だと高く評価していた政治家が、アメリカから離れを起しつつあることに、アメリカは警戒し、行動を起こします。

 発言から1か月も経っていない2009年3月3日、小沢一郎の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で公設秘書も務める大久保隆規と、西松建設社長の國澤幹雄ほかが、政治資金規正法違反で逮捕される事件が起きたのです。 小沢の公設秘書が西松建設から02年からの4年間で3500万円の献金を受け取ってきたが、虚偽の記載をしたという容疑です。

 しかし、考えてもみてください。 実際の献金は昨日今日行われたわけではなく、3年以上も前の話です。 第7艦隊発言の後にたまたま検察が情報をつかんだのでしょうか。 私にはとてもそうは思えません。

 アメリカの諜報機関のやり口は、情報をつかんだら、いつでも切れるカードとしてストックしておくというものです。 ここぞというときに検察にリークすればいいのです。

 この事件により、小沢一郎は民主党代表を辞任することになります。 しかし、小沢は後継代表に鳩山由紀夫を担ぎ出します。 選挙にはやたらと強いのが小沢であり、09年9月の総選挙では“政権交代”の風もあり、民主党を圧勝させ、鳩山由紀夫政権を誕生させます。 ここで小沢は民主党幹事長に就任しました。

p99~  ―小沢裁判とロッキード事件の酷似―
 ここから小沢はアメリカに対して真っ向から反撃に出ます。

 鳩山と小沢は、政権発足とともに「東アジア共同体構想」を打ち出します。  対米従属から脱却し、成長著しい東アジアに外交の軸足を移すことを堂々と宣言したのです。 さらに、小沢は同年12月、民主党議員143名と一般参加者483名という大訪中団を引き連れて、中国の胡錦濤主席を訪問。 宮内庁に働きかけて習近平副主席と天皇陛下の会見もセッティングしました。(略)

 しかし、前章で述べたとおり、「在日米軍基地の削減」と「対中関係で先行すること」はアメリカの“虎の尾”です。 これで怒らないはずがないのです。

 その後、小沢政治資金問題は異様な経緯を辿っていきます。
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  ***  以上引用   終 ***



 大手マスメディアは、アメリカの意を汲んだのか、アメリカ寄りの官僚の意を汲んだのか、内閣官房、検察、司法とタッグを組んで世論操作に励んだようです。 その結果が、田中角栄の失脚であり、小沢一郎氏への嫌悪感と成ったのでしょう。
しかし今や、ネット住民の覚醒によりその仕組みが、国民にも広く認識されるようになっています。
 
 大手新聞を、隅から隅まで眼を通している御仁ほど、『小沢は悪い奴だ!』と言うことになっているようです。
残念ながら、私の世代ではネット情報を、子豆にチェックしている人は、20%前後と思いますが、今回の選挙では結果は、どう動く事になるのでしょうか・・・。

 《ニコ動》の党首討論では、その勢いを評価すれば『大地・鈴木氏』『日本・田中氏』が、一歩先んじているようであったが・・・ 、嘉田さん・・・自信を持ってください、とエールを送っておきます。


『日本未来の党』と嘉田党首

2012年11月28日 | 日記

  時刻はちょうど11月28日午後9時。  ニュースセンター9のヘッドラインは、感染性胃腸炎だって・・・。  『未来の党』がニュースの中心ではマズイ訳???
そして、ひとしきり印象を薄めたところで『日本未来の党』と来た。  ウィルスと衆議院の話題とどちらが、国民にとって重要であるのか・・・。  NHKはやっぱし民営化が・・・。


  さて、表題に関して「外野はウルサイ!」 と、特に1区のカノウ陣営から御叱責が入りそうだが、『卒原発』と言うのが《未来の党》のメーンテーマなら、吉村美恵子山形県知事も梯子を外した顔で知らん振りも出来ないのではないか・・・。  勿論筆者は男であるので、サブちゃんの男の世界の『契り』は知っているが、女同士の場合それがどう言うことなのか、想像がつかない・・・。

今日の日付で、京都の『嘉田知事』は《日本未来の党》 の旗揚げをしたそうな・・・。
自分を信じたのか、他人を信じたのか、それとも止むに止まれず歴史に身を委ねたのか、民主党内政治家の『右顧左眄』の理念の無さに、立ち上がらざるを得なかったのか・・・。  自民党の、隷米主義、官僚依存主義は、今に始まったことではないので論外としても・・・。

  *** 以下引用 Nikkei.com 11/28付 *** 

 「卒原発」は嘉田氏と山形県の吉村美栄子知事が2011年7月の全国知事会議で共同提言した。 「原発への依存度を徐々に少なくして卒業する」(嘉田氏)という趣旨で、代替となる再生可能エネルギーの開発、導入を段階的に進める狙いが込められている。
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  ***  以上引用  終  ***


 女のリアリズム、男のロマンチシズムは本ブログのテーマであるが、真坂、今回の衆院選で女の人が台風の目になるとは、正直筆者も想定外であった。
それだけに、本ブログでも進むべき日本の方向性を明らかに出来なかった事は、筆者にとっても『隔靴掻痒』であった。  読者に対して姿勢を明らかにすることが出来なかったことも、このニュース報道で終わり、一にも二にもなく勧められる方向性が、決まった。

 脱原発(卒原発)、反増税(貧困層から中間層へのリターン)、反TPP(反グローバリズム、反金融社会)どの程度、アメリカと意見の調整が出来るのか・・。 本来の国を護る機能を他国に依存している状況の中で、《独立自尊》と言う姿を何処まで貫く事ができるのか、ひとえに次の政府首脳の能力にかかっている。 先にアメリカ大使に着任したササエ外務官僚は、アメリカ寄りのコメントを政府より一足先に発している。

 『オッパイ』をぶら下げた人種と、『オチン』をぶら下げた人種は、いくら声を大にして『男女共同参画事業』などとまやかしを言っても、そもそもが違う進化を遂げて来た人種だもの、無理に同じ生き方、同じ働きや機能を期待しても、いつかはそれの揺り戻しが有るのは必然、それよりも違いを認めて、持ち合わせていない長所欠点を補い合うような関係、それが本当の人類の進化と言うものであろう・・・。

 何よりも、《子供達の未来》に政治の視点を向けると言う事は、現状の政治家、特に票田の出所を重要視する人々の頭には、浮かばない発想ではないか・・・。
誰だって、今日より明日、明日より明後日は、より良く生きようと心がけるに違いないが、国会内を走り回っている民主党『ウソつきワラ氏』達だけは、今日の言い訳を明日、明日の言い訳を明後日と重ねるうちに、全てが《嘘》 に覆いつくされるようになった。
これらの、精神的に成熟してない者たちを、『国会童子(ワラシ)』と呼ばずして、なんと云う言葉が適当なのか・・・。

 《鳩山民主党生みの親》を追い出す事になった、踏み絵としての『TPP賛成のマニフェスト』は、何処へ隠した、No~だそーり!!  TPPは、一口で云えば日本の生活、習慣、文化、法体系のアメリカ化と言えるのだろう、農業だけの問題でない事は国民は既にご存知の事。  

 No~だ政権の遣っている事は、タケナ力、コイヅミ路線の継承すなわちグローバリズム規制緩和の推進に他ならない。  結果論は云うまでもない、企業間でも、国家間でも、個人間でも、全てにわたって経済格差拡大が顕著に現われており、それらは修正の施しようがないほどとなった。

 此処は、いったん立ち止まって何処に原因が有るのか振り返っても良かろうとは、思いませんか。  一言で言えば、スローフードの生活を、取り戻そうということ。



山形県内、市長給与比較

2012年11月27日 | 日記

 せっかく総務省データをダウンロードしたので、山形県内の市長達の俸給額を、改めて眺めてみたいと思います。  このデータは、平成23年4月現在のものですが、勿論、原資は皆様の税金で賄われているわけです。 
データに現われない、収入はどう成っているのかそれは又、別の機会に・・・。
 URL ⇒ http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/teiin-kyuuyo02.html
       市長給与(円/月)  人口(概人数)
  山形市   1066000      254000  
  米沢市   818100       88000
  鶴岡市   731200      134000
  酒田市   940000      109000
  新庄市   460000       38000

  寒河江市  644000       42000
  上山市   920000       33000
  村山市   644000       26000
  長井市   736000       29000
  天童市   658000       62000

  東根市   920000       47000
  尾花沢市  637000       18000
  南陽市   920000       33000

 ちなみに、最低俸給は白鷹町長で、405000円/月でした。

              ー米沢市役所前ー



  11/25付の“Asahi.com”には、全国の地方議員の中に『議員報酬と社員給与』の両方を、手にしている電力会社社員が、全国で91人居るという報道がスクープとして報じられていた。

  ***  以下引用 Asahi.com 11/25付 ***

 原発を持つ全国の電力会社9社に、現役社員のまま地方議員になっている「社員議員」が99人いることが朝日新聞の取材でわかった。
うち91人は議員報酬とは別に会社から給与を受け、さらに関西電力や東北電力など6社の52人は議会活動で会社を休んでも有給となる「特例」を受けていた。
議員への給与は電気料金に含まれており、市民が活動を支える構図になっている。
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  ***  以上引用  終  ***


行く先は、他人に決めてもらう倭人の特質

2012年11月26日 | 日記
 
  選挙には、期日前投票でも、不在者投票でも、庶民(90%の貧困層)の気持ちを政治に反映させるのに、現状、一番可能性が有るということなので、ぜひとも棄権は避けたい。
政治を変えようとしなければ、ズルズルと現状の生活の後退が、一人ひとりににじり寄って来る。 このままでは、国内的にも国際的にも貧困格差が広がるのを、押さえようがない。 かといって、打つ手が無い訳ではない。

 本来なら超法規的な、例えて言えば《明治維新》のように、《何々ムラ》と云う既得権者層とシガラミの無い人々に拠る、国内の《中間所得層再生》に力を入れた、虚業やマネーゲームで所得を得ることの少ない社会、そういう社会を力で勝ち取る事に期待する気持ちが無い訳では無い。  現在の、所謂マネーゲームやカジノ経済とか云われるもので、利潤を得ることが出来ても、決して地に足が付いたとは言えない。  流浪の民は別にしても、《国力増強》と言う面からは、やはり実業を基本として重要視せざるを得ないのではないか・・。

 民主党結党時からの、『No~だソーリ』の《宗旨替え》を冷静に見れば、彼自身の思惑は『コイヅミ大先生』を師とする、自分自身に拠る、自分自身の為の長期政権なのだろう。
あわよくば、自分の財布に『2兆円、1兆円』と言わず幾らかでも、例え空手形でも、纏まったオカネが、入れば《メデタシメデタシ》と言うことなのだろう・・・。


 振り返れば、此処山形県では政治に関することは、ずっと《他所の御仁》に支配されて来たと言っても過言ではないような気がする。

 その昔、米沢藩主と成った『上杉 鷹山』公は、遠く高鍋藩のお殿様の次男坊であったし、明治維新後山形県令と成った『三島 通庸』氏は、薩摩藩士の出とある。
つい最近亡くなった、山形県の天皇と言われた山形新聞社主『服部 敬雄』氏は、新潟県新発田市の出身であると、言われている。

 彼らが、故郷に錦を飾ろうとして、異国で頑張ったのか、地元に根付いた腐れ縁が無かったから、改革が遣り易かったのか、それとも山形県民の資質は元々兵隊蟻の様な、どこぞの馬の骨とも解らぬ者の『Go サイン』を待ち続けていたのか・・。


  山形県民の心象は、まるで、現在の日本国民そのもののような感じがしてならない。 どこぞの者とも解らぬ、米国の『ジャパンハンドラーズ』の、《消費税増税》、《TPP参加》、《原発廃止の禁止》に、脛は愚か毛まで毟り取られる可能性大の、政策を有り難く進めようとする《No~だ内閣》に、No・・・・と言う人は、どこ居るのでしょうか?
真実は、どの辺にあるのか・・・。  もう少し、テレビの莫迦騒ぎから離れて、静かに世界の動きを見てもらいたいものである。


山形市長殿、給与に見合う仕事をしているか?

2012年11月26日 | 日記
 2,3日前、山大生が救急車出動を断られた件で、救急車出動対象となる場合の、書面に拠る市側の意見公開を行なったと河北新報に有った。

 何だこの言い草は・・・、何処からあなた方市役所職員と特別職の給与が出ていると思っているのか・・。
まるで、天から降ってくるとでも思っているのか・・!!!
出身は宮城県だそうで(いつの間にかWikiでは山形県出身と変わっているが)、救急車にお世話になる身内が居ないからにしても、余りに県民、市民を蔑ろにした、莫迦にした言い草だろう。
市長選挙の投票率31%の結果が、こういう事態を生み出したとしても、責任を選挙民に転嫁するにも程がある・・。  少なくても、その救急車要請を受けた消防署員に、少しばかりの《知恵》が有ったら、他県から来た有為な青年の命が、一つ救われた事ぐらい自覚できないのだろうか・・・ 。 たとえ、縁故で入ったとしても、許されることではない。

  ***  以下引用  河北新報 11/24付 ***

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 市は救急出動の基準となる「救急業務の対象」を、準備書面の中で初めて明らかにした。

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 山形市の「救急業務の範囲」では、市が救急車の出動対象とするけが人や病人は、
 (1)放っておくと死に至る
 (2)日常生活に必要な身体機能を失ってしまう
    -という、極めて深刻な症状に限られる。

 さらに市は、これら深刻な症状のけが人や病人を、「迅速に搬送する手段」があるか、ないかの基準で絞り込むことを明示した。 家人が運転する自家用車やタクシーの利用が可能な場合は、深刻な症状であっても救急出動しなくて構わない、と解釈できる。

 準備書面で市は、(1)大久保さんは深刻な症状でなかった(2)タクシーの利用は可能だった-と断定。「救急業務の範囲」に該当しないため、救急車を出動させなかったのは違法ではない、との独自の論理を展開している。

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  ***  以上引用   終  ***


 こんな書面を見て、怒らないのか、山形市民は・・・ 。  ほって置かれて、死に至ったと言う現実は、何処へ行ったのだ!!!
政治を変えられるのは、一人ひとりの力が、ベクトルが同じ方向に向かった時だと言うのに・・。

 山形市長だけが、どんな価値のある仕事を、こなしておられるのか他所の住民なので、知る由も無いが、
どう考えても、東北隣県の県都報酬と比較すれば、決して安くない俸給なのに、一時的な県民と言えども、一人の命を失わせた責任は、キッチリ取ってもらわねば困る。


  以下、集めたデータを開陳します。

―市長給与 平成23年度比較
―人口はWikiによる概数
  給与算出元 http://www.soumu.go.jp/iken/kyuyo_h23.html

      市長(円/月) 副市長(”)  人口(人) 平均年齢  職員給与(円/月)
山形市長   1066000      843000     254000  43.1     458925
秋田市長   1055700     854000    321000   44.8     430340
盛岡市長   1080000      837000    300000   42.9     415846
青森市長   944000      837900     296000   41.4   376234
福島市長    1047600     865700     284000   42.1    463432

仙台市長 1218300      969000    1060000   44.5 歳    528414 

     * (ボーナスは概ね、給与の4か月分/年)*



 

自分の為だけの、キベン、きべん、詭弁・・・

2012年11月25日 | 日記
 自分の立場の継続が、そんなに大切だと言うのか・・・。

 全く、貞操観念も政治理念もどこ吹く風・・、ヒラリ、ヒラリと、自分にとって最も可能性の高そうな、議員としての居場所を、こうも簡単に変えられれば、No~だソーリが口約と全く違う政策を、《かえるのツラにションベン》 とばかりに、平然と決めることと五十歩百歩・・・ 選挙民を莫迦にするのも好い加減にしたまえ・・きみぃ!!!

 それとも、7000万円以上と言われる、税金を基にした経済的基盤を失うことが怖いのか・・・。
自分のありとあらゆる能力を駆使した結果がこの結論では、情けなさ過ぎるのでは無いか・・・。
日本の最高学府といわれる、東京大学でも『班目 春樹』氏のように、はっきりと国民に被害を与えるような、ことが明らかにさえならなければ、好いとでもいうのか・・ 。 
何よりも、選挙で当選したのは自分の才覚と言うより、比例代表で国会に送り出された身で有りながら、自分自身で矛盾を感じないのだろうか・・・ 。

 今日のAsahi.comに、《 みんなの党とのかけ橋になる》 異心の怪『桜内文城』 氏と、言う見出しが眼に飛び込んできた。
日本を、日本民族を滅びさせないで、この土地を《ユートピア》として、世界最高の精神文明を作るんだと言う気概が、もし有るのなら、このような自分に対しても《ゴマカシ》 とも思える、発言は控えるべきであろう。
最高学府が聞いて、呆れてしまう。  
《ソーリ》と言えば、言う事と遣る事が違うし、下々まで流れてくる精神文明は、淀んで、腐って、一口とも飲むことも出来ない、中国の現状とは違った意味で、この大和の国も国民に拠る力で『ガラガラポン』しなければ、淀みに沈む『滓』となってしまうのではないか・・・。

 
  ***  以下引用  Asahi.com 11/25 付 ***

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 残念ながら、みんなの党では改革が実現できない。 そのように感じた次第です。
現在報道されたように、橋下代表代行からも、みんなの党の渡辺代表に合流を呼びかけています。
しかし、みんなの党は独自路線をとにかく歩む。 他の党と違うことをやりたい。 それでは世の中動かないんです。 
私は、みんなの党と日本維新の会の架け橋となるべく離党して、維新の大きな運動に身をゆだねました。

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  ***  以上引用  終   ***


所得格差の行き着く先は・・誘拐

2012年11月23日 | 日記
  グローバル化と云うことは、ポスト・パックスアメリカーナと云う問題を覆い隠そうと試みる、米国支配者層(大統領ではない)達の一つの大きな手段であることは、今や、多くのネットユーザーの自覚する事となっているのだろう。 そして、『 TPP 』が日本国内法のアメリカ化を推進することも・・・ 。

 米国内に於ける食事支給のフードスタンプに群がる人も、日本国内において生活保護費支給に群がる人も、これまでの歴史の中で最高の人数であると、何処かのブログが指摘していた。 アメリカ国内では、イラクやアフガニスタン戦争に費やした費用の為に、国内に向ける行政遂行の為の予算が枯渇しかかっているのだ。  前にもどこかで書いたが、それに先立って地方自治体が公務員の給与遅配や人員削減を行い、必至に行政破綻を避けようと試みていることも・・。


  数日前、何処かのネットニュースで中国国内では、子供や女性の誘拐が頻繁に起きていると言うニュースが有ったので、探して見た。
日本でも終戦前後、子供や女性を食い扶持を増やす意味と、カネを得る為に売り払ったことが、歴史に事実として刻まれている。

  ***  以下引用 Sankei.Jp 11/21付 ***

 中国公安省は21日までに、新疆ウイグル自治区で子供を誘拐し、都会に送り込んで窃盗などを強要していたとして、容疑者2749人を逮捕、2274人の未成年者を救出したと発表した。 新華社電が伝えた。
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  ***  以上引用  終  ***




 今や国内では、月収15万円は当たり前で、給与生活者の1/3は非正規労働者であることが指摘されている。  もちろん、その程度で貯金が出来るはずもないので、新車や結婚を《高嶺の花》と諦め、捨て鉢な毎日を送っている人も多いのだろう。

 まさか、昔のように一人口は無理でも二人口では生きられるナンゾと云う、考え方が世の中に復活してくるとも思えないのだが、現在のような、大会社における内部留保や役員給与、あるいは株主配当だけが高騰すれば、やはり、現在の政治を行う人々のずるさを考えたら、戦前の様な所得格差が再び世に表れて、喰うにも困る貧困者が多くなる懸念は消えない。

  政治による役割の一つである『富の再配分』を怠ったら、当然、貧困層には人身売買も復活すると言うことになるのだろうか・・。 現在行われる人身売買は、医学の発達に伴ってやはり『お金持ち』だけの為に、行われる危険性が最も『可能性が高い』と云うことになるのだろうか・・ 。


  ***  以下引用  下記URLより  ***
 http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yucasee-20121016-12193/1.htm
 
 女性や子どもの誘拐が多く、年間の誘拐件数は1万5000件以上とも言われている中国。 そのほとんどは、身代金目的の誘拐ではなく、人身売買・臓器移植のほか、物乞いや売春婦にさせて稼がせることなどが主な目的だった。

 政府系NGOによるレポート『中国婦女誘拐の現状』の公表データによると、成人女性の取引価格は6000~2万元(約7万2000~24万円)。 男の赤ちゃんで2~4万元(約24~48万円)、女の赤ちゃんで8000~2万元(約9万6000~24万円)が相場だと言われている。
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 「中国人の赤ちゃんや子どもを1人誘拐して、人身売買を行ったり、臓器移植のために内臓を売ったりしても、数十万円から数百万円。 けれども身代金になると、数千万~数億円とケタ違いの額が動きます。 そのため、手っ取り早く儲けられる身代金目的の誘拐に手を出す犯罪者グループは増えてもおかしくないということは容易に想像がつきます。 元々、外国人を被害者にした犯罪は中国では重罪になるため、それほど多くなかったのですが、これだけ反日感情が高まると不安です」
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  ***  以上引用  終  ***


 と、この様なニュースに落ち着くのであるが、世の中に中間層が居なくなり、高額所得者と喰うや食わずの貧困層だけになったら、その世の中はどうなるか人によってその見方が違うのでしょうが、命の危険性はどちらにしても、今よりは増すと云うことだけは確かなようです。


傍若無人とは、ダレ・・・?

2012年11月22日 | 日記

  サルが農作物を荒らす、熊が人間を襲う、或いはイノシシが農作物を荒らし人間を攻撃する、そんな報道が頻繁に紙面を賑わす事が多い、僻地の中の僻地の山形。 
人の顔はしているが、まるで『キツネ』と『タヌキ』に囲まれている自覚症状・・。  いや、己自身が見えないだけかも知れないが・・ 。  一人で、奥山に入り『サルの群れ』と遭遇した時には、さすがに筆者でも肝を冷やす。

 かつて、スペイン人やフランス人、イギリス人が新大陸に移住する前は、モンゴロイドであるアメリカンインディアン達が、自由に大地を駆け回ることが出来たところである。
アメリカ大陸の新しい住民(白人)でも、自らの開拓者としての罪を認める人々も居る事は居る。 ビル・トッテン氏等は、その代表的な人の一人であろうと思う。  

 しかし実際は、ディベートが発達した多民族国家の欧米では、基本的に相手に対して、謝罪する事を潔しとする人は、一人も居ないという事はご存知の通りである。
全てにおいて、自分の行動が正しいと言う事が先にあり、その理由付けは後でも一向に差し支えないし、平気で事実を捏造する、そんな事は、幾つかの歴史上の出来事を見れば言葉で説明するより明らかであり、西部劇は何れもその範疇で有ったのだろう。


 コロンブスが、アメリカ大陸に到着した時の事を、日記にしたためていたそうであるが、それを、取り上げているブログが有る。

  ***  以下引用  下記URL より ***
   http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/17a1434cdda9c0046baf53515a62a6cf

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  コロンブスは日記をつけていた。 その日記には、バハマ諸島に上陸した時、先住民は数々の贈り物を手に、海の中にまで出向いて歓迎してくれたと記されている。

  コロンブスが「穏やかで優しい」と形容した先住民は、武器を持たないどころか、その存在さえ知らなかったという。 コロンブスは記す。 「私がサーベルを見せたら、刃のほうを持って手を切ったくらいだった」

 上陸してから数カ月の間、スペインの後援者に宛てた手紙には「彼らは極めて純真かつ正直で、決して物惜しみしない。 乞われれば、何であろうと与えてしまう」と書いている。

  しかし、日記の中に突然、次のような一節が現われる。

 「彼らは立派な召し使いになるだろう。 手勢50人もあれば、彼らを一人残らず服従させられるし、望むことを何でもやらせることができるだろう」。 これが、コロンブスが先住民に対して抱いていた見解である。 客を手厚くもてなす主人としてではなく、自分たちの思い通りのことをやらせるための召し使いとして見ていたのだ。 

  コロンブスの日記には、やたらと「黄金」の2文字が登場する。 最初の2週間の日記には、75回も出てくる。 黄金に目がくらみ、小躍りするコロンブスの姿が目に浮かぶようだ。

  ジン氏が記すように、コロンブスの話で強調されるのは彼の「厚い信仰心」だ。 コロンブスはそれゆえ、先住民に「改宗」を迫ったのだろう。 一行の主な滞在地であるエスパニューラ島には、至る所に十字架が立てられたそうだ。 しかし、それと並べて絞首台も立てられ、1500年には340台を数えているというから、コロンブスの信仰心とは一体何であったのか。

  コロンブスー行の所業には目を覆うばかりである。 先住民が持っているわずかばかりの黄金を見ただけで、大量にあるはずだと思い込み、期限を設けて、黄金を差し出すよう命じた。 そしてそのノルマを達成できなければ、ほかの先住民への見せしめのため、腕を叩き切ったという。

  山に逃げた者は猟犬に追われ、たとえ逃げ切れたとしても、その先に待っていたのは餓死か病死。 いずれにしても死だった。 絶望にうちひしがれた人々は、毒を飲み干した。

  コロンブスらが来たことによって、地上の楽園だったエスパ二ューラ島は急速に人口が減っていった。 もちろん、この「減る」という意味は、ほとんど「死ぬ」と同義である。 もっと正しい表現を使えば、「殺された」ということだ。

  ある学者の推定では、当初30万人いた先住民のうち約10万人が、1494年から96年までの2年間で死亡したという。 1508年にはさらに6万人に減り、1548年には生存者は500人いたかどうかも疑わしい。 これを「ジェノサイド(集団殺戮)」と呼ばずして、何と呼べばいいのだろうか。


  コロンブスらの悪行は、これにとどまらない。 挙げればきりがないし、書いている身としても気分が悪くなる。 しかし英雄の真の姿を知ってもらうためには、今少し、真実に触れておかなければならないとも思う。 

  スペインの国王や融資家たちを驚かせるほどの黄金は、ついに見つからなかった。 そこでコロンブスは何を考えたか。 彼はもう一つの略奪品として、奴隷をスペインヘと送り込み始めたのである。

  彼は500人ほどの先住民を船にぎっしりと詰め込み、大西洋を渡ったが、寒さと病気のために200人ほどが途中で死亡した。 1498年9月の日記に、コロンブスは「三位一体(トリニティ)の神の御名において、売れる奴隷という奴隷をどんどん送り続けよう」と記している。 まったく敬虔なキリスト教徒だ。 後の章で改めて記すが、キリスト教徒は、本当に主であるイエス・キリストの教えに背くことばかりやっている。


  バルトロメー・デ・ラス・カサスという人物がいる。 彼はスペイン出身のカトリック司祭で、コロンブスより30歳ほど年下だ。 いわばほぼ同時代の人物なのだが、ラス・カサスは当時、スペインが国を挙げて進めていた植民・征服事業における数々の不正と先住民に対する残虐行為を告発し、スペイン支配の不当性を訴え続けた。

  ラス・カサスは自身の著書で、インディアンについて次のように記している。
「無限の宇宙の中で、彼らは最も明朗で、邪悪さや不誠実なところがまったくない。 しかし、この羊の檻の中にスペイン人が突然侵入し、貪欲な獣として振る舞い始めた。 彼らは、キリスト教徒には黄金を手にするという絶対的な使命があるとして、殺戮や破壊行為を正当化した」

  そしてラス・カサスは、最も凄惨な現場を目の当たりにする。 それは、兵士がふざけてインディアンを刺し殺し、赤ん坊の頭を岩に投げつけるという信じがたい光景だった。


  「隣人を自分のように愛しなさい」「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたが人にしなさい」。 キリスト教の始祖であるイエスはそう説いたが、1500年の後、彼の信者たちは隣人を刺し殺し、隣人の赤ん坊を平気で岩に投げつけた。

  もともと「所有」という概念がなく、自分の物も他人の物も区別していなかった先住民が、スベイン人のものを手にした場合には、打ち首か火あぶりにされたという。 さらに強制労働に駆り出された先住民の大半は、病気か死に追いやられた。 過重労働と飢えで母親の乳が出ないために、大勢の子供が死んだ。 ラス・カサスは、3カ月で7000人の子供たちが死亡した、と推定している。

  加えて、先住民には免疫のなかった腸チフス、発疹チフス、ジフテリア、天然痘などの病気がヨーロッパから運ばれ、これらを理由に大勢の人が亡くなった。

  コロンブスが上陸した時にはおよそ800万人だった西インド諸島の人口は、約20年後の1514年には、約2万8000人しか残っていなかったという。 要するに、99パーセント以上の先住民が殺し尽くされた計算になる。
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  ***  以上引用  終  ***



 当然と言えば当然だが、新大陸(アメリカ)へのイギリス人とフランス人の移住も、カリブ海を渡ったスペイン人と、何等変わる事が無かったはずである。  福沢諭吉が学んだところのキリスト教の『神の下の平等』には、原住民やインディオは含まれて居なかったのである。

 もしかしたら、有色系のユダヤ人も成りきり白人達によって少数派に落とし込まれた(民族の乗っ取り)のかもしれないが、大量破壊兵器疑惑のイラク戦争も、同じような主旨の元に遂行され、有色人種は白人に逆らってはいけないと言う、暗黙の威圧ではなかったのか・・・?  そして、『TPP』と言う約束事さえも、その一つの道具として使わている・・・ 。

 我々は、この地球(日本に於いても)の先住民である『サル』や『クマ』や『イノシシ』に対して、謙虚である必要は無いのだろうか・・・・・・。  その行いは、白人達が新大陸でインディオ達に対して行なった事と、同様と言えるのではないか・・。  
それとも、ユダヤ教に改宗して、神から選ばれし者として、自らを世界にアピールしようとでも言うのか・・・。


貞操観念の無い男達

2012年11月21日 | 日記
 《減税日本》から、又一人《異心の怪》に党籍を移した。

 別に何処の党から何処へ移っても、そんなに尻の軽い人は気にも障らないのだが、数日前ハッピーさんのコメントを借りて、訴えたとおり小選挙区で『落選』し、比例に重複立候補したおかげで、国会議員の地位に有り付いた政党付属の『政党附属議員』は、その性格上当選した《後》 で政党を渡り歩くのは、どうしても選挙を行なった者としての、おかしさが消えない。 本来、一人の立候補者が、小選挙区と比例区への重複立候補は、認めるべきでは無いのではないかと思う・・・。  捨てたゴミを、再度茶の間に運び入れるようで、そのおかしさは消えない。


 筆者は、遠い昔いろいろな現実とも虚構とも思えないことの、《夢》を数多く見た記憶がある。 残酷な事から、すがすがしい事から、勇猛果敢の事から・・、それらは『たぶん』自分の遺伝子に閉じ込められた記憶の情報が、折に触れて自分を触発する為に、記憶の堆積物の中から泡となって湧き上がって来るものだろう。

 その一つに、御付の者に日傘を差してもらい、赤い綺麗な振袖和服を身に着け、高下駄を履いた女の人から、見下ろされた記憶がある。 大人になった今考えれば、それがおいらんの道中で有る事は、疑いようが無いのだが、当時はどう言う人なのか全く見当も付かなかった。 とにかく、高いところから見下されたと言う、強い印象だけが頭の中に残っている。

 その職に有り付いた女は、別に選挙で選ばれたものでも、人間的に立派だからと言うことでもない、ただ単に貞操観念を売り物にして、栄華を極めただけである。 スポーツでも学問でもトップを究めると言うことを、後生大事にしている人群れに関して言えば、《おいらん》でも尊敬に値する事になるのだろう・・。  学者の論文発表でも、その研究内容よりも先に、《世界で始めて》と言う枕詞をつけて報道される事がよくある。  本人が了解した上での事であるのだろうが、いかにも研究者の人柄が丸見えと言う感じはする。 そのような人々を、子供達に生きる目標として、教え込んだらどのような世界に成るのか・・・ 。 筆者は、その様な考え方に、組する事は出来そうに無い。


 話が、何処かへ行きそうであるが、本筋は男芸者のような人々が、政治家として国会議事堂に集まり、日々の行動がいちいちマスコミに報道されるので、生きる為の方向付けが間違った形で、子供達に伝わることに杞憂を抱くという事であった。
衆議院選挙には、立つな! 『腐れ、男芸者共!』と、声を大にして叫んだら、よほどストレスが少なくなるのだろうが、当面はブログでのみとしておきます。


失いたくない武士道精神

2012年11月20日 | 日記

 《武士道とは死ぬ事と見つけたり》とは、ある意味、武士道の本質であろうか・・。

死ぬ事とは、腹を掻っ捌いて自らの臓物が、一切黒くない事を命に懸けて、公に知らしめる意味が含まれているという事なのだろう。

 その潔さと比較して、イギリスには《騎士道》と言うものが有ると、聞いた事がある。
騎士道を《フェアプレイ》と言い換えてはいるが、下に掲げるブログで言いたい事は、そういう潔さではないかと筆者は、思った。

  ***  以下引用  下記URLより ***
     http://blog.tatsuru.com/

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  テニスで、相手がすべって転んだときにスマッシュを控えるのは英国紳士的な「フェアプレイ」であり、これができるかどうかで人間の質が判断される。
 テニスの場合、強打するか、相手の立ち上がりを待つかの判断はコンマ何秒のうちに下される。政治的思量の暇はない。

 フェアプレイ精神が身体化されていない人間にはそういうプレイはしたくてもできない。
だから、英国人は「そこ」を見るのである。

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 ジョン・ル・カレの新作『われらが背きしもの』に興味深い場面があった。

 オックスフォード大学で文学を教えている青年ペリーはバカンスで訪れたリゾート地の海岸で、ふとしたきっかけからロシアの犯罪組織の大物であるディマとテニスの試合をすることになる。

 力量の差に気づいたペリーは少しのんびり試合を進めようとした。   
一方的な「虐殺」ではなく、家族たちが見守っている前で必死で走り回るディマのプライドを配慮して、ゲームらしいかたちに整えようとしたのである。

 「サイドを変えたとき、ディマに腕をつかまれて、怒声を浴びせられた。
『教授、あんたおれをバカにしたな』
『僕が何をしました?』
『さっきのボールはアウトだった。あんた、それがわかっていたのに、わざと手を出した。おれはデブの半年寄りで、半分死にかけているから、手加減してやろうとでも思っているのか?』
『さっきの球は、ラインを割ったか割らないか、ギリギリのところでしたよ』
『教授、おれは賭けでテニスをやるんだ。やる以上、何か賭けよう。おれが勝つ、誰もおれをバカにしない。どうだ、1000ドル賭けないか?試合を面白くしようぜ』
『お断りします』
『5000ドルでどうだ?』
ペリーは笑いながら、首を振った。
『あんた、臆病者だな?だから賭けに乗れないんだな』
『たぶんそういうことですよ』とペリーは認めた。」

 そして試合が終わる。ペリーが勝った。ディマはペリーを熱く抱きしめてこう言う。
「『教授、あんたはものすごいフェアプレイ精神のイギリス人だ。絵にかいたようなイギリス紳士だ。おれはあんたが好きだよ。』」
(ジョン・ル・カレ、『われらが背きしもの』、上岡伸雄他訳、岩波書店、2012年、43~44頁)

 この一言がきっかけでペリーとディマはありえないような不思議な絡み合いの中に引き込まれてゆくのであるが、それはともかく、テニスを通じてイギリスの紳士たちは「勝つこと」だけでなく、「どう勝つか」を学習する。
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   ***  以下引用  終  ***


 この《騎士道》に関しては、前にも何処かに書いたような気がするが、その行動に気高さえ感じさせる行いの、ロス五輪で山下泰裕選手と戦った、エジプトの『ラシュワン選手』を何時も思い出してしまう。  右足を負傷して引きずりながら戦う、山下選手の右足を決して攻める事をしないで、彼は銀メタルに終わった。

 昨今の、国際柔道大会に於いて、特に韓国や北朝鮮の選手においては、必ず怪我した所を攻め立てるのが常で、そして勝負に拘る。 その精神構造が、古来からの日本人のメンタリティとは、まったく異なる事を国民は知るべきである。
No~だソーリ、工ダノ、アズミ氏らのメンタリティーは、正に古来の武士道精神とは大きくかけ離れ、そのような輩に成り下がっているのではないかと、思えるようなことが多い。

 この様な姿勢は現在の選挙における戦いにしても同様、民主党員に多く見受けられる。
そう思いたくは無いが、旧来の万物信仰と儒教と仏教の中で幼少期を過ごした日本人、あるいは、父母、祖父母にその様に『躾』をされた日本人の心を受け継いで、この日本を心の休まる国にしようと言う、連綿とした大和民族の、DNAが何処かで断ち切られたからではないかと、ウソの政策を進めて平然としている、政府首脳を診て疑わざるを得ない。
本来の武士道とは、ユートピアを作ろうとして、努力し続ける事であろう。


既得権益層(国会議員)の立場を得る為には・・

2012年11月19日 | 日記

 ウソでも、ホラでも、ダンマリでも何でも有りの選挙運動再開・・・。
自民党の世襲議員を攻撃目標と定めた民主党。 
何故世襲議員が、続くのか・・・?
それは、国会議員の恵まれ過ぎた経済的立場のせいだ(年金も含め)。 それを本当に無くそうと思えば、口撃すると同時に自らの《歳費総額》を中小企業の上位ランクと同等と定めれば、能力の有る者は民間企業に行く事になるだろう。 そして、理念に燃えた正義感に溢れた、オカネが第一で無い国民が第一の政治家が出て来るのだろう。 能力が疑わしい者が、権力を手に入れたらどう言うことに成るか・・ 隣の宮城訛りの財務大臣人品の無さ全開だ・・!  一連の発言は、一つの見本と言うべきだろう。

 誰も彼も、既得権益層の仲間入りする為には、何を約束したか、しないかでは無く、いかに早く公約を忘れるか、議員になった後は訳の解らない論法で煙に巻き、結局国会の中に入ったモンの勝ちだ。 ウソで塗り固められた、政権公約。 自分たち一族の或いはグループの、勝ち組への登竜門が、この選挙となる訳だ。


 古くは、民主党の‘09年マニフェスト、内容はいまさら言うまでもない。
数を頼んで、行った事はマニフェストとは何の関係も無い、言うなれば丸っきりの隠し弾を出してきて、約束した事は何もしていない。 大っぴらに《ウソツキ政権》呼ばわりされても、返す刀もない。

 《太陽の党と異心の怪》、憲法改正の件、原発に頼らないエネルギー政策、TPPに対する姿勢、殆ど無理に合体したものだから、国民目線から言えば何処へ行く船か、国民には行き先が全く読めない。 ただ一言、韓国と中国にへつらう事は無さそうだ、と言うことだけであるが、これも船頭しだいで《ナイアガラ瀑布》の上流までつれて行かれかねない。
《みどりの風》の亀井女史が「いきなり、結婚しましょうと言うようなものだ」といったコメントが、Asahi.Comに載っているが、亀井女史が相手なら筆者の場合は、何をさておいても、『OK』『OK』と成りかねないが、国策を委ねる政党がそんな軽いノリで、困るのは国民である。


 似た様な状況が、山形2区でも起きている。

 過去の政治的状況を勘案すれば、《近藤洋介》氏は始めから、《TPP推進派》として見られているし、自身も過去のアンケートにはっきり推進する事を表明している。
ところが、河北新報によれば『国会採決で反対する立場』と言う記事が載っている。 そして、変節漢と・・・。

  *** 以下引用  河北新報 11/18付 ***
 環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加問題で民主党内を代表する推進派とされてきた近藤洋介経済産業副大臣が、「推進」の表現を抑え始めた。
衆院選山形2区で4選を目指す近藤氏は、16日に配布した国政報告のビラで交渉参加への言及を避け、代わりに「協定内容が農業に著しい影響を与える場合、国会採決で反対する立場」などと主張している。

 近藤氏は野田佳彦首相の側近で、TPP交渉参加を強く訴えてきた。 昨年11月には交渉参加推進派として河北新報社のインタビューに答え、「TPPを通して農産品を高付加価値で輸出する努力を重ね、もうかる農業づくりを後押しする」などと述べた。
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  ***  以上引用  終  ***


痴漢冤罪、一抹の可能性

2012年11月18日 | 日記
 ずいぶん前から、NC9のキャスター『大越』氏の報道姿勢に対する、視聴者のきつい指摘が多くネット上を賑わしている事は、ネットからニュースを拾っている方は、心当たりが有るだろう。 こんな事があるから、自らの裁量権を放棄してるのかと、納得させられるような事件であった。

 数日前、NHKの森本健成アナウンサーが現行犯逮捕され、翌日に保釈されると言う事件があった。
なにやら、強制わいせつの罪は、初犯であっても自白で処分保留・釈放はおかしいと指摘しているブログが有った。
元財務官僚の高橋教授の脱衣場での窃盗、植草教授の階段でのミラーマン事件、どれも余りにも手際がよく、何らかの意図が有ったのではないかと言う指摘にも、耳を押さえず公平にネット探偵の検証を、注意して見続けて行こうと思う。

  ***  以下引用  下記URLより  ***
    http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2012/11/nhk_150e.html

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 犯罪事実が強制わいせつ事件であるなら、処分保留・釈放は釈然としない。迷惑条例違反ではないからだ。

 そして、犯人確保が一般人で、その本人(と名乗る)が自白しているのであるから、報道状況からして、追い込み取材が必要であるが、全く、それをしない。処分保留・釈放で事が済まされる問題でもなかろう。

 穿った見方をすれば、人格破壊は成就したから、この辺で手を打とうとした感が否めない。裁判になると、余計な事実確認が求められるからである。

 又、ネットに出回る流出情報も、意図的な感じすらある。最近は事件顛末のCGも別物に置き換えられている。不自然な混み合い具合をしてきされないためであろう。

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 犯罪の事実確認を求められたら、きっと、不自然さを否めないだろう。

 どう考えても、強制わいせつを10分間も衆人環視の元で実行することが可能か? それに甘んじる被害者の意識は正当か? 追求されたら、どう釈明、あるいは合理的陳述が出来るであろうか?

 目撃証人の招致、証拠の提出、そして、被害者の陳述が相当やっかいなことになろうと考えられる。当然、反対尋問は厳しいものとなろう。現場検証などは避けたい、そう言う思いが、自白を強制して、処分保留・釈放と言うことになった経緯と思われる。

 それにしても強制わいせつ罪は、結構重い刑法犯(6ヶ月以上10年未満)であるから、仮に初犯であっても自白で処分保留・釈放はおかしいのである。当然、余罪の追及は為されるべきであるし、未決勾留期間をフルに使って、事実確認捜査を徹底すべきである。それが法の趣旨だ。

 いずれもそれをしないと言うことは、怪しいという他はない。

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   ***  以上引用  終  ***

同床異夢

2012年11月17日 | 日記

日本異心の怪   ⇔  太陽の党
ハシシタ代表   ⇔  イシワラ代表

 《小異を捨てて大同に付く》 と言う言葉とは正反対に、彼らの思惑によるそれらの言い回しは、言葉遊びに等しいほど意味を持たない事となっている。  誰が考えても、現実は『大同を捨てて、小異に付く』 と形となっている。 
石原氏の、行く手にはご自分の息子の姿(長男?次男?三男?)が、浮かんでいるのであろうし、 ハシシタ氏の頭の中には、当面の当て馬としては『ネームバリュー』が高いほど、自分が国政に出た場合のインパクトが、強くなると踏んでいるのだろう。

 イシワラ氏は、死んでも小沢元代表と一緒に遣るのはいやだと言うし、ハシシタ氏は名古屋弁の『おっちゃん』とはどうしても一緒にやりたくない模様である。 こんな、自分の思惑の先行だけを重要視する姿勢で、第三極になれるとでも思っているのだろうか・・ 。  今日は、改めてイシワラ氏が言いなおしていた、「第三極ではダメなんだ! 第2極でなければ・・・」。  
国民の心眼は、そんな二人の目論見を既にお見通しの事ではないのか・・ 。  本当に国民の捨石になる覚悟ならば、3の、4の、ごのとかは言っていられないだろう。 今の状態なら、決して台風の目になることも有り得ないし、政治に新しい風を吹き込む事など100年早い。  

 イシワラ氏の下に集まるのは、商売女のようにシッカリした自分の固い信念を持ったものが、打算の為に集まる事を好しとする『確信犯』だけで、決して政治的に行動を供にして、思いを遂げようと言う人たちは、一人も居ない事に落ち着くのではないか・・。 どんな政党が寄り集まっても、『扇』と言う形にはなり得ない様な人脈である。 あえて言うなら『イシワラ代表』のもとに集まる人々は、『タマすだれ集団』とでも命名すれば良いのだろうか・・。 どういう風が起きるのか、見てみたいものだ・・。


No~だ総理   ⇔  発する言葉の一言一言が自分に降りかかっている
            現実を、理解できないオバカ代表

アべ総裁     ⇔  発する言葉の、社会に与える影響、例えば『風が
            吹けば、桶屋が儲かる』という、深い因果関係と
            言う物を考えられるだろうか・・。
            なにより、ご先祖様が『アイツは政治家にしては
            ダメだ』と言う風な言葉を発したらしい、と言う
            何処かの記事が、頭にこびり付いている。


No~だ解散、世間はどう見る・・

2012年11月15日 | 日記
 昨日、発した解散宣言。 民主党の《扇の要》は、誰も成りえない状況と成った。
最初から最後まで、ウソをつき続けた人は《要》としてはふさわしくない、当然の結果であろう・・。 そんな事は、彼が代表として選ばれた時から想定出来る事であった。 此処まで、日本の国としての品性を落とした責任に対する、自分自身の《総括》をどう国民に示すのか・・・それすらも誤魔化しているではないか。

 町のスズメのさえずりを聞けば、それは『嘘つき』と言われる事を、総理自身が嫌ったと言う事らしい。
No~だ総理、在日3世と言う指摘も聞こえてくるが、これまで散々『つば』を吐くように、嘘を吐き続けてこの期に及んで、『嘘つき』と呼ばれたくない等は、とって付けた理由に過ぎない。 これまで進めた、消費税増税も、人権法案も、これから進めるとする《TPP法案》も、国民の誰がその様な政策を付託したというのだろう。 その事は本人が、最もよく自覚している事であろうが、それは永遠に国民には吐露出来ない。


 ここに、現場のハッピーさんの声を転載しておきたい。
2つの問題を指摘しているようですが、こんな事はハッピーさんだから言えることで、国民全員がもう少し怒りをこめて真実を見ようとすれば、どこからでもこのような声が上がるのではないかと思うが・・ 。

  ***  以下引用 ハッピー氏Twitterより  ***

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続き2: でも、この時期に比例で当選した政治家が民主党を離党する時
    に「総理は何を考えてるのかわからん」とか「党に騙されたよ」
    って発言するのはどうなんだろ? その言葉を一番言いたいの
    は、投票した国民だと思うんだけど…。

続き7: そもそも核燃料サイクルって燃料から燃料を生み出し安価って
    言ってるけどプルサーマル燃料作るのにウラン燃料買う10倍以
    上の予算かかるし。プルトニウムだって何回も使えないし…。 
    研究して色々調べたり計算したら、当初の計画と全然違うのが
    わかってるのに見直ししないっておかしいよね。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ***  以上引用  終  ***

    

 又巷には、こんな書き込みも有りました。 焦点深度がちょっと深い・・・?
  ***  以下引用  下記 URLより  ***
   http://kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1155

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 政治通の見立てでは、このシナリオを描いたのは、財務省であるとの見解もある・・・事務次官から引退する勝栄二郎が、お前を首相として支えたし、自分も引退するから、もう用は無い、だが消費税増税に命を懸けてくれたから、後の骨は拾ってやろう、
つまり少数党に転落するお前たちは、自民に入れてやる算段は整へておいたから、というものらしい。

 そして自民安倍シンゾーは、財政出動毎年20兆円、10年で200兆円の財政投資をやると言って来て、今日は日銀に無制限の金融緩和を求めると追加発言をしている所から見ても、これも財務省との事前打ち合わせも済ませているからであろう。
でも単独過半数政党にはなれない、そこで財務省の策略により、少数党となる野田民主党を自民に引き入れる算段になったとか・・・
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   ***  以上引用 終   ***