住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

東京電力が家庭用値上げ・・・責任の所在は解決済み ?

2012年04月30日 | 日記
  東電が、一般家庭の電気料金値上げと言ってますが・・・・ 。

 一歩間違えば、東日本全体が彼らの不手際で人が住め無い不毛の土地状態と成る事態を、演出しておきながらその謝罪の舌の根も乾かぬうちに、電気料金を値上げしますって、・・・・ そんなの有りですか・・?
今でも、震度6の余震が来たらどうなるか解ったものじゃ無い、 新たな《想定外の出来事》が起きる事が予測されているのでしょう・・。  ”でした”の一言で済むと思っているのでしょうか・・・ 。

 何はともあれ、今の公務員的官僚体質が、東電の経営者達から無くならなければ、再度悲惨な、いやもっと悲惨な事故が起きる可能性が無いわけではない。
故障の為、今は動いていない福井の夢の原発《高速増殖炉もんじゅ》も似たようなものだから 例えればこれが故障放射能が拡散された場合、日本の半分はとにかく人が住める場所じゃなくなる・・・・!  電力会社と政府の結びつきは深いところから、浅いところまで、いろんなレベルであるのでしょう。 しかし、だからと言って、それが東電が官僚体質で良いという言い訳には成りません。
 

 東電が今回の原発についての失敗の責任があることは間違いありません。  それを、さも高い位置から(公務員的に)責任はみんなで、報酬だけ”私達”では、庶民としては納得がいきません。

 政府首脳の誰だったか 《「誰の責任というよりも、責任は共有しなければいけない」》こんな意見を、国民に平気で押し付ける人も居るものです。 いつから、公務員は《公僕》となって、いつから公務員は《特権階級》と成ったのでしょう。
東電経営者幹部も、長い間、官僚体質にどっぷりと浸り、官僚同様、自分達のことしか考えられなくなったようです。


 年が行きますと、どうしても世事のインパクトが記憶に残り難くなります。 
東電幹部の方々には、申し訳ないですが自分の記憶に深く刻み付ける為に、再度、東電の行った悪事を指摘しておきます。

  ***  以上引用  下記URLより  ***
    http://kobajun.chips.jp/?p=2327

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 彼はこうした事例におけるアメリカ最高の専門家ですが、期せずして歴史の目撃者となりました。
CBSニュース・アンカーのスコット・ペリーは、彼から当時の様子を聞き出すことができました。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 チャールズ・カストはこう語り始めました。


 福島第一原発には6基の原子炉があり、それぞれ冷やし続けるためウラン燃料が水を満たした格納用プールの中に沈められていました。
これらの設備は高さ5.5メートルの津波が襲った場合でも、持ちこたえるように設計されていました。
しかし3月11日に襲った津波の高さは14メートルに達したのです。
冷却システムは使えなくなり、原子炉の炉心は溶融し、建屋の爆発が起きました。

  カスト「まったくできていませんでした。津波と事故によりほとんどの機器が使用不能
      の状態で、間接的に入ってくる情報しかありませんでした。」
 ペリー「まず知りたかったのはどんなことだったのでしょう?」
 カスト「何もかも、すべての情報を必要としていました。」

 カストのチームはこうした状況の中で首都ワシントンにいるスタッフと電話会議を行いました。
「この時点で私が言えることは、さらに事態が悪化すれば最終的にメルトダウンが起きる、ということだ。 だから格納容器内の圧力を下げるために、まずどこかを開き、何らかの形で排気を行う必要がある。」
そして最悪の事態が現実のものとなりました。 カストのチームは福島第一原発の吉田正夫所長に導かれ、放射能の防御機能を持つ指令センターの中に入りました。

 この間にも事態はますます悪化し、吉田所長は原子炉を海水で冷やそうとしました。

 しかし、東京電力の首脳部はこの案を拒否したのです。

 ペリー「福島第一原発の事故が今よりも一層ひどい巨大災害になら なかった、その運命を分けた瞬間はいつでしたか?」
  カスト「吉田所長が原子炉に海水を注ぎ込んだ、あの瞬間です。」
 ペリー「海水を注ぎ込んだ処置は正しいと、すべての人が賛成したのですか?」
 カスト「だれも賛成した者はいませんでした。」
  ペリー「しかし吉田所長は独断で海水の注入を決断したのですね?」
  カスト「その通りです。」
 ペリー「日本的とは思えない対応でしたね。」
 カスト「そうです、彼がとった行動は原子力発電所の責任者として最もふさわしいものでした。」


 しかし東京電力の首脳陣は、吉田所長に海水の注入をやめるよう命令しました。

 彼は承諾したと答えましたが、実際には海水の注入を続けました。
今では世界中が認めていることですが、もし吉田所長が東京電力本社の命令に素直に従っていたら、原子炉の炉心は融け落ち、計り知れないほど多量の放射能を放出しながら、地表のあらゆる場所に入り込んでしまったことでしょう。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 事態が手が付けられなくなると「東京電力は事故を起こしている6基の原子炉と、 恐ろしい規模の殺戮と汚染を起こす可能性があった7つの使用済み核燃料プールを放棄しようとした」のです。


この二つの記事をあわせて検証すると、以下の事実があったことが分かります。

 1.まさに3基の原子炉がメルトダウンを始めようとしている中、原子力発電所が
  (海水の注入によって)以後使い物にならなくなることをまず恐れた
 2.そして事故の状況が悪化して手が付けられなくなると、今度は事故を放置した
   まま逃げ出そうとした

  今週、「東京電力に原子力発電所を運営する資格は無い」として、刈羽崎柏原発の事業
 差し止めを求める訴訟が起こされましたが、まさに正論だと思います。
 しかし、この国の厄介なところは、国民全員から税金を徴収して運営されている「はずの」
 政府が、そんなことは認めないだろう、という事。

そして裁判所も高等、最高と上へ行くほど、正論が通りにくくなる構造になっていることです。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ***   以上引用  終  ***



  そして、日本人の特質ともいえる自殺したと言うことを公にしたくないと言う、気持ちを胸に秘めながら、生活する土地環境を奪われ、生活する糧を得る手段も失い、恐らく、蓄えも底をついた被災者は生きる希望を失い、死の旅路へと旅立つことになる。
一億円に近い歳費を、右に左に動かす《国会議員の先生方》には、理解出来ないかもしれないが、被災者の中には其処に住み続けることを、唯一の生きる為の動機付けとしている人もいる。
 主に東電の経営者達に、思いを馳せて欲しい・・・・ 《腹を掻っ捌いて、死を迎える人達のことを》。
筆者は、発電、送電を分離し、一旦会社は潰さなければ、その官僚的社風は改善されない、様な気がしますが・・・ ・

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岡田氏は、政府首脳というよりイオン御曹司が似合う・・

2012年04月29日 | 日記
  伸びきったゴムのような偏差値型思考は《まとも》とは言えないという、一つの例がここにある。
国民との政権交代時の約束よりも、民主党内に於いて3回も入れ替わった、トップリーダーとして資質無しの首相が官僚たちに言い含められた、後付の増税へ理屈。  消費税増税を柱とする《社会保障と税の一体改革》。 この意見の何処に、国民に対する正統性が有ると言うのか・・・ 。  日本の最高学府卒と言う岡田氏の、経歴を聞いて驚き呆れしか無い。 

  そして、大手記者クラブやそれに類する大手TV局と言えば、事実を歪曲して伝えることは当たり前。 すでに、事有るごとに記者クラブの弊害は《馬脚》が見えているのに、未だにそれを解散しようとしないのは、未だ《銀座の綺麗どころと枕を供にする夢》でも見ているとしか思えない。 《記者クラブの解散》も実は、’09年マニフェストに有ったのだろう!!  

  岡田副総理の、国会議員の小沢支持者を牽制したというのは、小沢氏が《無罪判決》を勝ち取った後だと思っていたが、実は、それは判決のはるか3週間も前の出来事だったらしい。 報道のウサン臭さは、相変わらず・・・ 。
  ****  Jiji.com 4/6 付
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 消費増税関連法案に関し「自民、公明両党の賛成を勝ち取ることができるかどうかに懸かっている。 そうなれば党内にいろんな意見があったとしてもまとまる」と述べ、採決での造反も辞さない姿勢を示している小沢一郎民主党元代表ら増税反対派をけん制した。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  以上引用終  ****


  恐らく、民主党の中では《切れる頭》と言うことに成っているのであろうが、あの懐刀カミソリ《後藤田》とは、比べぶべくも無いほど、その人的資質の劣化は甚だしい。 そして、それは民主党全体に及んでいるが、いまさら個々に指摘するまでも無い。
  改めて、消費税増税に《政治生命を欠ける人》からは、 一言も《シロアリ》発言は聞かれなくなった。
官僚の掌の上で、コロコロと転がされて、益々其の顔は《まーるく成り》、うつろな目からは当に政権交代前の《信念》と思しき物さえは感じられ無い。 これからでも、国民との約束を思い出すことは有るのだろうか・・・?
自らが、そのことを必死に忘れようとしている《心の内》が、手に取るように解る、ネット情報者の同じ思いではないだろうか・・ 。


  ***  以下引用  下記URLより  ***
   http://takedanet.com/2012/04/post_4495.html
 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「年金は積み立てていたら無くなる」ということでした。 当時の私の計算結果ですが、20才から年金を積み立てても、最初の10年はわずかに全体の1.5%しか積み立てられないのです。 その原因は物価上昇とか生活程度の向上なのですが、これはすでに歴史的事実なのです。

 さらにこれに加えて社会保険庁が「年金の使い込み」をしたので、本来、払わなければならない約束は800兆円、実際にあるはずの年金が150兆円。
 そしてそのうち約100兆円が消えているのです。
 年金制度を始めたら膨大なお金が集まったので、それに群がった人たちが(どうせ焦げ付くことがわかっている)公共投資にそのお金を投じたことと、役人が天下りで他人の年金をむさぼったことでなくなりました。


 このことは有名な国民年金制度の創設者で元厚生省年金課長だった花澤武夫氏の回顧録を見れば一目瞭然です。

 「この資金(年金)があれば一流の銀行だってかなわない。  厚生年金保険基金とか財団とかいうものを作って、その理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。 そうすると、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。

 年金を支給するのは二十年も先のことだから、今のうちに使っても構わない。 先行き困るという声もあったが、そんなことは問題ではない。 将来みんなに支払うときに金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから」


 つまり、国民から年金といってお金を集めれば何でもできる。 そして国民に支払う段階ではお金がなくなっているから賦課方式(今のように若い人が払って高齢者がもらう)にすれば良いというのですから、年金を始める時に、すでに「年金を支払うことなど考えず、どんどん使え」、「無くなったら賦課方式(その年精算方式)に変えれば良いと言っていたのです。

 つまり年金は最初から官僚がお金を取るために始めた制度だということを当時の担当課長自身が言っているのです。 でも、官僚も人間ですし、明治以来の制度で疲労し腐敗しています。 それに競争に勝ち抜いてきた「自分だけが良ければ」という人の集まりですから、むしろ「揺りかごから墓場まで」というようなこのぐらいのことを気がつかない私たちの方が問題だったのでしょう。

  今、消費税の増税法案がでていて、「年金との一体改革」と言っていますが、これは簡単に言うと「これまで厚労省などが使い込んだ(もしくはダメな団体に融資した)ので、お金が足りなくなり(つまり年金を他の目的に使用してなくなった)、税金で補填する」ということです。


 こんなことはとうてい、認められません。 第一に使い込んだところが弁済するのが普通で、霞ヶ関が払うべきです。 第二にそれでも国として足りないものがあるなら、なぜ年金がこんなになったのか、花澤氏の回顧録の内容の解説、150兆円のうちの焦げ付きの責任などを明らかにしてからが当然です。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終   ***

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隷属国家日本への警鐘

2012年04月27日 | 日記


  文中 ***** 印は、ネット内の記事引用に拠りますが、引用先をいちいち記載していると、本筋が書いている本人も、解らなくなりますので今回は、省略させていただきます。

 あくまでも、本旨で傾向を指摘したいと思っておりますので、大きく数値が違っている場合を除き、ブログ内の数値を変えないつもりです。 検索を掛ければすぐ見つけられる一般公開のものだけですので、不審な数字は御連絡頂ければ有り難いかな・・。


 今や、アメリカがヨレヨレの覇権国家であることを疑う人はいないだろう。
過去の歴史を見ても、覇権国家は資金不足を第一の理由として、内部から崩壊している。
現在の米国は、そういう歴史的な観点から眺めれば、なり振り構わずという言葉がぴったりで、5年後に崩壊か、10年後に崩壊かと云うところまで来ているのだろう。


 覇権国家の最も大きなバックボーンは、軍事力と云うことは古今東西変わりが無く、それは時代が進んでも大きく変わらないのでは無いだろうか。

  ***** 以下引用    
  軍事力の裏打ちのない金融立国は幻想に過ぎないというのは古典的テーゼである。
例えば、金融立国を債権国に言い換えてみると、理解しやすいだろう。 ある国が他国に融資 、あるいは投資を行い、対外資産を積み上げ、運用する。 この両国関係が、何らかの理由で極度に緊張したとする。 
 主権国同士が対立し、外交手段で解きえないとき、資産の回収圧力あるいは最終的な実践手段は軍事力しかないという考え方である。

 では、この古典的テーゼは19世紀的遺物だろうか。  ・・・ 違う。
    (中略)
 米国の核の傘に守られ、国内に数多くの米軍基地を抱える日本に、米国債を自由自在に売買する権限は、安全保障上ありえない。(後略)
                  以上引用 終   *****
 


 アズミ大臣は、IMFへの拠出金としてG20に先駆けて、約4.8兆円融資すると述べた。  IMFとは言うに及ばず、現米国覇権体制維持を目論んだ、米国主導の国際組織のみならず、多くの日本の財務省の天下り先としてもその名を馳せている。 厳密に言えば、IMF融資と米国債の保有は字面が違うが、その性格は殆ど同じなのであろう。

  財務官僚が言わせている証拠は無いが、「IMFのコッタレリ財政局長は記者会見で消費税率を15%まで引き上げるべきだと指摘した。」とか、 
IMFの篠原尚之副専務理事は2月3日、都内で記者会見し、野田政権が社会保障と税の一体改革で消費税率10%への引き上げに取り組んでいることについて、「IMFとして歓迎する」とかの、外野席からの世論作りのも余念が無い。


  ***** 以下引用
  4月17日 日本政府は、欧州の政府債務危機の拡大を阻止するため、国際通貨基金(IMF)の資金基盤強化に向け、外国為替資金特別会計から600億ドル (約4.8兆円)の融資枠を設定することを決めた。
週末にワシントンで開かれる20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などで正式に表明する。  安住淳財務相が17日午前の閣議後会見で明らかにした。     
                  以上引用  終  *****




  古くは、宮沢総理がクリントンに米国債の売却の『お伺い』をたてたら、速攻で『それは、宣戦布告と見なす』とか言い放ったり、 近くはあの酩酊会見を最後にこの世を去って行った中川一郎財務相、《約9兆円》 のIMF融資に米国債を流用しようとして、ゼーリックIMF総裁の激怒を買い、彼の死後それは国民の税金で賄われることになったとかもある。

 そして、ノダ総理は‘09年の民主党マニフェストに無かった消費税増税の発表を、1月4日、フランスで、『ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギブアップ』と消費税率引き上げの実現にかける決意を強調した。  何処からアズミ大臣はカネを捻り出すつもりなのか・・・ 。
外貨準備の米国債でも使うのでしょうか? それとも未だ決まりもしない消費税から拠出・・・?


  外貨準備については、下記の様な書き込みも見られるようですが・・ 。
  ***** 以下引用
  日本の外貨準備の規模は、まったくの無駄で、他の主要国と比べて異常に大きい。  そして、大半を米国債で保有しているのだが、その金利収入も円には転換されずドルのまま、つまり米国債保有に上積みされているらしい。

 外貨の米国債の金利収入は、政府の一般財源になっている、つまり、国内の低金利で運用する より儲けていて国家予算を助けていると言われているが、それは間違いで、実際には、一般会計に繰り入れるにあたっては、低金利の外為証券を発行して日銀に押し付け、円資金を調達しているらしい。
 それによって、さらに日本政府は債務を増大させ、為替リスクを新たに背負い込んでいるらしい。  こうなると、保有する米国債は売ることも利益を得ることもなく、ただ米国に貢いでいるということになる。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  日本政府は、大量に保有している米国債を売却することは不可能である。  売却すれば米国債は暴落するし、売却代金を円転すれば、超円高になる。 だいたい前段で述べたように、日本政府が保有する米国債はFRBの管理下にあり、勝手に売ることはできない。

 まるで「火星の土地」を買ったようなものである。 当事者達は「いや米国債は利子を生む」と引下がらない。 しかしその利息で また米国債を買っているのだから、火星の土地がさらに増えるだけである。
                 以上引用終  *****


  こんなところが、日本と米国の立場を表わしているということが、実情なのだろうか・・ 。
小沢一郎氏が、政治主導と言い始めたとき、あるいはアメリカからの軍事的独立を視野に入れた発言を繰り返すうち、あるいは官僚支配が余りにも米国に隷属的で、《独立自尊》の姿が見えてこないことが、政治主導を言い出す原因になったかどうか知らないが、米国の獅子の尾を踏んで逆鱗に触れ、その意を汲む官僚( 財務+司法+外務 )の手に落ちたのであったろう。  

 検察審査会の実情も混沌とした、極めて恣意的な匂いのする、この度の《政治とカネを謳った、小沢落としこみ裁判》 一歩間違えば、田中角栄氏の二番煎じとなる直前であった。

 しかし、これで米国の意を組む《意気地無し官僚達》の攻撃が 止むとは考えられない。
《日本人の、日本人による、日本人の為の、日本人らしい政策》が、世の隅々まで行き渡る事を期待して止まない・・・・ 。

 
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小沢一郎氏・・・妥当な判決だが・・・

2012年04月26日 | 日記
 いろいろなブログや資料を読んだ上で、少しはっきりとした意見を述べたいと思いますので、今日は《良かった。良かった・・・! 》とだけ述べておきます。 《記者クラブ》に属する大手4紙や大手テレビ局の意見は、全く信用に値しない事は、言うまでもありません。  再び声を揃えて《政治とカネ》《政治とカネ》と言い出し、消費税増税を其のドサクサの影に、隠そうとするのではないでしょうか・・・ 。

 今日の裁判長・・・・ 前に《推認》と言う言葉で、《疑わしきは、罰せず》の司法の原則を、ひっくり返した『登石郁朗 裁判長』と同じ考え方を持つと指摘しているブログも有りますので、判決を下した『東京地裁の大善文男裁判長』について、もう少し判例の履歴などを検証してみたいと思います。


 ところで、今日の Asahi.Com に 通天閣《ビリケン》が金ピカになって、4月27日から一般公開されるとあった。  世事に疎い筆者は、ビリケンなる者は、何なのか知らなかったのだが、大阪に行ったときになにやら見た記憶があるので、デジカメの画像を探してみた。
あった。 下の画像が、其のビリケンと言うものらしい。 又、忘れそうなので説明文も一緒に保管しておこう。





  ***  以下 引用 Asahi.com 4/26付 ***
 
  大阪・新世界の通天閣が7月に開業100周年を迎えるのを前に、展望台が金ピカに改装された。公開は27日から。

  イメージは豊臣秀吉が大阪城天守閣に本物の金で造らせた黄金の茶室だが、予算の関係上、壁や天井を金色のペンキで塗りつくした。 福の神「ビリケンさん」も新しい像と取り換えたほか、鎮座する黄金の神殿も設置。 米国生まれのビリケンに合わせてホワイトハウスを模し、さい銭箱を兼ねている。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・(画像転載禁止だそうです)。

  ***  以上 引用   終 ***


 考えてみれば、其の界隈に金ピカやら、何やらの《ビリケン》が、たくさん鎮座していた事を思い出した。
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山形偉人伝 ― 林崎甚助(重信)

2012年04月25日 | 日記


 村山市林崎地区の家庭用ボイラーの点検の帰り道、あの有名な居合い神社があったので、写真を取らせて頂いて来た。 村山農業高校の真北、5~600m位の所だろうか。
13号線から東側を見れば、大きな赤い鳥居が眼に入るので、その場所はそうとうな方向音痴の方でもすぐ察せられる所であろう。

 かつての学校のクラブの顧問の先生が居合いの免許皆伝であったので、時々その所作をを見せられた。 流派は良く知らないが、「良くそんな遅い《抜刀術(居合い)》で人を切れたもんだ」と、当時は思ったが顧問には言わなかった。 何かといえば、その抜刀術を披露したマジメ腐った先生の顔が、今でも目の前に浮かんでくるのである。

 その、抜刀術の始祖が、何を隠そう村山市出身であるところの《林崎甚助》と云う、武士だったことは、大分前に兄に聞かされていた。
時代背景やあらすじが違うので、《るろうに剣心》のモデルと云うことは無いだろうが、林崎甚助氏は、70歳を過ぎてもその探究心は衰えること無く、放浪の果てに神に召されたようである。


 ***  以下引用 下記ウィキペディアより ***
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 1542年、山形県村山市楯岡で生まれた。 父は浅野数馬、幼名民治丸。 
1547年、父が坂一雲斎に恨まれ、夜更けに碁打ちの帰宅中を闇討ちされ、仇討ちのため楯岡城の武芸師範東根刑部太夫について武術に精進し、1556年、林崎明神(現熊野明神)に参籠し祈念した所、神より居合の極意を伝授されたという。 1561年、仇討ちを果たした。

 諸国を廻国修行し、幾多の弟子を育てた。その途中で加藤清正に招かれ、加藤家の家臣を指南したとも伝えられる。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ***  以上引用   終  ***
  

  ***  以下引用  下記URLより ***
   http://www7b.biglobe.ne.jp/~aseijuku/reserch.html

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 坂一雲斎は小太刀の達人であったそうでありますが、母菅野は、幼い民治丸に仇を討たせるべく、楯岡城の武芸師範東根刑部太夫につけて剣術の修業に精進させ、弘治2年(1556年)林崎明神に百日参籠した折、抜刀の神伝を授かったとのことであります。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 慶長3年(1598年)より廻国修行の旅に出ます。元和元年(1615年)、武州川越に門弟の高松勘兵衛を訪ねますが、翌年奥州に旅立ち、再び帰ることは無かったとのことであり、没年は不詳であります。

 この間、近隣の米沢、会津での門弟育成をはじめ、北条軍加勢説から加藤清正公からの招待説、或いは田宮重正(田宮流開祖)、関口氏心(関口流開祖)、片山久安(片山伯耆流開祖)等々の門弟育成説まで伝承されております。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「江戸時代、重信公の直門や孫弟子によって居合は全国に広まった。 その後、新庄・庄内・秋田・仙台はじめ遠く江戸・伊勢から重信公を崇敬し林崎明神に参拝、神前で居合を奉納する武士が多くなった。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終  ***
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大滝博子人形展 IN 天童市郡役所資料館

2012年04月24日 | 日記
 先週、天童美術館において、ヨーロッパ印象派の版画展が行われていると言う事なので、仕事のついでに寄らせてもらった。 
フランスの150年ほど前の印象派と言われる画家達は、日本の浮世絵の影響を強く受けているからなのだろう、私達日本人には、すっと心の中まで入ってくる絵が多いような気がする。 ゴッホはもちろんのこと、ルノワール、スーラ、セザンヌ・・・他、彼らの絵は見るたびに感慨を新たにさせられる。 久しぶりに、彼らの新鮮な心の伊吹を感じることが出来た。
  
 帰りしなに、出口に居た学芸員に、《あの人》の人形展は未だ行なわれているのか尋ねてみた。
雛人形展と一緒と言うのは、頭に入っていたのでとっくに終わっていると思っていた。
親切なその人は、同じ天童の《郡役所資料館》に電話を入れてくれ、「大丈夫、未だやってるそうですよ・・。」と教えてくれた。  実は筆者は、大滝博子氏の人形依存症に近い形に、陥ってしまったようである。

 ジュサブロー氏のような、氷のような感情を最小限に抑えた人形よりも、信州の高橋さんのように暖かさと人間関係を全面に押し出した人形よりも、ほんのりとした暖かさと、色気を内に秘めた『大滝氏』の現在の人形が好きである。
なにしろ、其の人形に出会うと、眠らされていた心の中の懐かしさをと感動を、再び呼び覚まされる。

 いそいそと、天童郡役所資料館に出かけていった。  とても『ラッキー』と言う気持ちであった。
入り口には、大きく《撮影禁止》と書いてあった。  「エェーーーーーーェ」。
前の週に、大阪と奈良の古建築と古仏像を写真に収めてきた筆者には、信じられない事であった。
もちろん、古いものを映す場合《フラッシュ》厳禁は当然のこととしても、全面撮影禁止は考えても居ない事であった。  
 能面のような、あるいは人形のような3次元の造形物は、見る角度によって其の作者の思いが複雑に交錯するもので、其の中から現在の自分の気持ちと重なる角度を探し出す事が、一つの楽しみであるのに・・・ 。
受付の女の人に、聞いてみた。 役所が保管する資料には、何の興味も無いので人形だけ、写真を撮らせて貰えるように頼んでみた。  そしたら奥から、館長らしき男の人を連れてきた。
その人が言うには、(何時から展示が始まったのか知る由も無いが)今まで撮影禁止で入館を許可してきたので、彼方だけに許可する訳には行かない・・・と言う風な言葉使いであった。

 前の、広重美術館の人形展は撮影可能だったのですが、作者に連絡していただければ《OK》と言われるのじゃないか・・と、進言したのだが、館長は「どうしても、連絡が取れない」の一点張りであった。 こちらの思いとしては、何等「官僚たちの古文書には興味がない」と言い続けたのだが、無理であった。

 ここでも、公務員の意味の無い建前論に振り回されることになった。 古文書にしてもそれは公務員の財産ではなくて、市民の財産なのであろう・・・・ と言いたくもなる。  どこでも突き当たる事であるが、公務員は自分の責任の回避と、自分達の共通の面子の為には、市民の思いなどは関わりたくもないのであろう。


 改めて言うが、《大滝博子氏の人形》は山形の文化的資産になるかならぬかの、今が瀬戸際の時期ではないかと思う。
情けない事に、其の大きな視線が欠けている《公務員》など単なる《生ゴミ》似すぎないのだが、多くの公務員的体質がこのようなものであるのだろう・・・・ 。
当ブログの、読者の半数以上が公務員であるだろう事を考えれば、こんな罵詈雑言を書くべきではないのかもしれないが、山形のあるいは日本の将来も、其の情けない公務員達の双肩に掛っているのであれば、これもやむを得ない・・。 

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連休中の心配事・福島第一原発4号炉の危険性

2012年04月23日 | 日記
 別に読者を驚かすつもりも無いし、ネット情報に目配りされている方にとっては、今更と言う感が無きにしも非ずであろうが、福島第一原発は決して収束した訳ではない。

 福島第一原発4号炉リスクは、相変わらず続いていると考え、どちらかといえばその判断を危険サイドに倒して、このゴールデンウィークを、過ごす事がよりベターと言えるのではないだろうか・・・ 。  収束しているとの政府筋発表は、国内でよりも欧米において、その危険性が指摘され始めている。


  *** 以下全文引用  下記URLより  ***
    http://www.j-cast.com/tv/2012/03/08124733.html

 福島第一原発事故で懸念された最悪シナリオのひとつに、4号機の燃料プール問題があった。 野ざらし状態で冷却できなくなった燃料プールの使用済み核燃料が溶け、膨大な放射性物質が出てくるといったものだった。

 原発再稼働論がかしましいなか、危機感を露わにするテレビ朝日社員コメンテイター兼リポーターの玉川徹は、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教にインタビューし、原発の危険性を視聴者にリマインドしてくれた。 


 事故当初にくらべれば、一定の電気や水(循環)ができている――とはいえ、小出氏によれば、4号機プールの根本的な状況に変わりはない。 地震などで建物やプールが壊れ、水が抜けて燃料が冷やせなくなれば、今よりも破局的な事態になるのだ。

 そうならないためには、一刻も早く燃料をプールから取り出すべきだが、本来の移動装置は壊れ、プール内にはおそらくがれきが散乱している。 作業は水中で巨大な容器に入れ移すといったおおがかりなもので、年単位の時間が必要になる。 
 東京電力の工程表では、取り出し作業に入れるのは来年12月(2013年)以降だという。 「それまでにプールにヒビでも入って水が抜けちゃったら、東京まで含めてアウトです」(玉川) 

  ***  以上引用   終  *** 


 地震学者に拠れば、本震と同程度の余震も考えられる中、福一・4号炉の耐震性は、単に東電が『大丈夫』といっているに過ぎないが、もし彼らがあるいは官僚が言い訳を言うような、《想定外》の余震が起きれば、東京以北はもちろん北海道までその居住地域としては、疑わしくならざるを得ない。  誰が、その場合責任を取るのか・・・ ?


  昨年夏には、当時の『菅首相』の言葉、朝日.コム 7月9日付に拠れば、

《 菅直人首相は9日、民主党本部で開かれた党全国幹事長・選挙責任者会議であいさつし、東京電力福島第一原子力発電所の事故について「事故の処理をめぐっては3年、5年、10年、いや最終的には数十年単位の処理の時間がかかる見通しになっている」と述べた。 原子炉の廃炉や周辺の土壌汚染対策などを念頭に置いた発言とみられる。

 政権や東電はこれまでの工程表で、遅くとも来年1月中旬までに原子炉を安定化させて冷温停止状態にするめどを示している。 首相発言はその後の中長期的な見通しを示したものだが、最終処理の年限に自ら言及したのは初めて。 ただ、事故処理の具体的な内容は明らかにしなかった。

 首相は「原子力のリスクとメリットの考え方を根本から見直さざるを得ないところに来ている。 原子力行政のあり方、そしてエネルギー政策そのものを抜本的に国民的に議論していく必要がある」と語り、再生可能な自然エネルギーの利用拡大などを訴えた。     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   》


 とあるが、要はその10年を超えんとする年月の中で、唯ひたすら《巨大余震》が
 来ないことを祈るしか我々には手が無いのだろう。

 とても、東電が4号炉に耐震補強を施したといっても、なんら国民の安全の保証にはならない。  彼らが出した損害賠償費は電力料金の値上げ、あるいは税金の補助に頼ってしか、出来ないことが明らかになっている。  責任は自ら取らず、そして《尻拭いは、国民へ》と云う官僚の姿が、又も顕わになってくるということ・・・ 。

 東電の発電、送電の分離案は、何処へいったのか・・・!
   http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=yMZah_wuX_I

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大江香織選手に、優勝おめでとう !

2012年04月23日 | 日記
 筆者は、時間が有るときは『女子ゴルフ』を見るのが好きである。
独身と言えば独身では有るが、そろそろ色気から脱すべき年齢に差し掛かっている。 しかし、年に関係なく《ドッキリと胸騒ぎ》を起こさせる女性が、時々、居るには居る。 別にそういう期待をしながら、見る訳ではないが女子ゴルフは、そのバランスの良い体でフルスィングをする姿が、まるでチータが獲物を目がけて駆け出す瞬間と重なり、雑念が入り込まないように見える所が好きである。 そしてそれは、本人の責任ではないのだろうが、もちろんそうでない人も居る。 遺伝子のなせる技であるので、それを非難する事も出来ないが、そのようなゴルファーにも多くのファンが居ることを考えれば、お互い様と云う気持ちにもなる。

 残念ながら、昨日の《フジサンケイクラシック》は見る機会が無かったが、同郷の好でこれから注目し、応援して行きたい―大江香織選手 。 写真は、日刊スポーツ.コムより拝借しました。


   名前 :  大江香織
   生年月日: 1990年4月5日
   出身地:  山形県
   血液型:  O型
   身長 :  153.0cm

 居るのですね、山形県出身のプロゴルファーが・・・ 。
昔、新関 善美選手と云うプロゴルファーが、「獲得賞金でアパートを建てて、蓄財に励んで居るんだど―」と聞いたときには、羨ましく思ったものである。  私は当時、新関氏はトーナメントで優勝したとは聞いたことが無かったので、そこそこでも暮らしが成り立つのは不思議でもあった。 いろいろと、内職でも有ったのではないかと・・・今でも思っている。  芸術家と似ていて、当人達にとって好きな道を究めるためには、どうしても貧困生活は覚悟の上の職業選択で有ったのだろう。

 女子ゴルフで、もう一人注目すべき山形人が居ることが、今回のブログを書いていて新たに分かった。
その名前は、《和田委世子選手》。  彼女のブログに拠れば、アメリカで優勝したあの《藍ちゃん》と、東北高校で3年間一緒にゴルフをやり、全国優勝を果たしたとある。 期待して良いプロゴルファーの感じもするが、《岡本綾子選手》のように道を究めるのと、ママさん選手として楽しく『ゴルフ』をやるのとの、見極めを早く決めたほうが良いような、気がしないでもない。
 引用元  http://iyogolf.at.webry.info/


   名前 :  和田委世子(わだいよこ)
   生年月日: 1985年8月12日
   出身地:  山形県
   血液型:  B型
   身長 :  160cm

 しばらくは、女子ゴルフから目を切らないように応援したいと、今日は書いて閉めておきます。
 お二人は、東北高等学校の同窓生と言うことも、書かれて居りました。

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人は、何を心の拠り所とすべきか・・・

2012年04月22日 | 日記
 本来は、それが2000年も3000年も廃れずに、人類の歴史の中に文字で刻まれて来た、宗教だろうと思う。 儒教は宗教の一歩前の段階で終わったそうなので、これを宗教の域まで高めるのは、日本人に歴史から与えられた宿命の様な気がしないでもないが・・・。

 倭(ヤマト)民族の心の中には、八百万の神々が2000年の昔から、息付いて、連綿と人々の遺伝子の中に刻み込まれて来たのも、真実なのであろう。 それが近年現れた政治家が言うところの『寛容と忍耐』に繋がっていることを否定する人はいないのではないか・・・ 。 物の見方の多様性を許し、人々の自由な考え方、生き方を認める、それが現日本人の基本にに根付いて居るのだろう。  しかし、ヨーロッパに見る宗教戦争を引き合いに出すまでも無く、宗教を原因とする戦いほど戦争の悲惨さを、世の中に知らしめる現実も無いことは無い。


 現実の世界情勢は、言葉で表わすまでも無いが皮相的に言えば『拝金主義』が覆っている。 それは、生きるべき土地を持つことの無い、ジプシー的民族にその思索的根本をかき回されているからではないだろうか。
本来、人は《真実》を拠り所にすべきなのであろうが、ある日突然、真実と言われたことでも180度、違う意見に変えられることもある。 《天動説など》  そのときに心に余裕が無ければ、その真実も受け入れることができないし、それも、当たらしい知識の習得に勤しまなければ理解できないことと成る。
出来れば、考え方の柔軟性は死ぬ間際まで失いたく無い物であるが、環境によってはそう行かなくなる場合もある。

 だから、世の中は面白いということなのではないだろうか。 歴史に照らし合わせて、こうなるべきと思うことが、予測されてもその経過で、予測できない人間臭さが紛れ込むものであるのだろう、その辺を、思考の中に織り込むには情報量の多寡が左右することは否めない。


 政治を心するものであれば、世界経済、水面下の資本の結びつきを無視することは出来ない。
若い人には、歴史に流れる縦軸のほかに、横に結びつく資本家の横軸も、しっかりと掴みながら行動してもらいたいと言うのは、筆者だけの思いではないのだろう。 長くなりますが、ある識者の遺言と思って、しっかり心に刻んで欲しいような気がします。

                   奈良県の某墓地



  ***  以下引用 下記URLより  ***
    http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1155 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 一般の預金も預かる普通銀行が、リスクの高い債券、証券業務を併業すると、債券業務によって生じる損失で預金者の安全が損なわれるとして兼業を禁じたグラス・ステイーガル法が1999年に廃止され、ロックフエラーのシテイバンクもサブローン証券業務を拡大して、リーマン破綻の既に半年前に約4兆円の損失が見込まれていた(ブルムバーグ調べ)が、蓋を開けてみたら銀行界最大の約7兆円の損失まで膨らんで、あわや業務停止かと思われたのに、ここは米政府による約3兆円の公的資金投入で一命を取り留めている・・・まあロックフエラー=米国国家のようなものだから、驚くこともないだろうけど・・・

・・・更には日本の各メガバンクが、米投資銀行のノウハウを学び、彼らが持つ世界各地での商圏参入のチャンスという名目で、例えば三菱UFJグループはモルガン・スタンレーに9千500億円出資、これは同グループの米国現地法人がマネーロンダリングでSECに刑事告発されかかった事件と司法取引による見返り出資であると囁かれていた・・・

・・・モルガン・スタンレーが、株などは下司のやる業務だとして蔑んで見ていた米メリルリンチ証券、バンクオブアメリカ(バンナメ)に吸収される前に、我がみずほグループが1300億円の出資を行い、その資金はバンナメ支えの一助となっている・・・
三井住友グループは、郵政民営化の時に既に巨額損失を出し、ゴールドマンサックスに高利回りでも助けて貰ったお礼として、民営化後に郵政株式の放出の際にはゴールドマンに便宜を図れるように、竹中平蔵金融庁長官が間を取り持って当時の西川頭取が初代民営化郵政の社長に就任・・・ゴールドマンの依頼によるものかどうかは定かではないが、巨額損失を出していた英投資銀行のバークレイズに1千億円の出資も引き受けていた・・・

・・・この日本メガバンクによる個別出資と同じものか、別のものであったかは忘れましたが、これとは別に米金融機関によるサブプライム破たん基金に、5.5兆円の拠出依頼が来ておりました・・・5.5兆円ですから、各行が個別に出資支援したものとは別のものであった可能性が高い・・・

・・・更には日本国家による支援がこれに加わる・・・財政破綻に苦しむ諸国への融資金不足によるIMFへの出資増分を、安住チンコロ大臣が先頭を切って4.8兆円出すと、新IMF専務理事ラガルド女史に褒めて貰いたい風情で大手を振る・・・

・・・その財源は特会による埋蔵金なのか、はたまた消費税増税を当てる積りなのか・・・社会保障費が足りなくなるからというのは、真っ赤なウソであろうが・・・月末の野田訪米にせよ、沖縄米軍グアム移転費の増額要請を、あっさり受けるのであろう・・・

・・・今回後期高齢健保に移行されて、従来の被扶養者は切り離されて、被扶養者は別途健保料を払うことになる・・・平成20年に比べると、年約9万円も負担増になっている・・・棺桶に入る直前まで高齢者も負担増になっているのに、何が増税しないと足りないと言うのだ・・・介護保険料なども実に巧妙に、被扶養者と二重取りしている・・・だが国民からは収奪の限りを尽くして、洋鬼どもの事になると、どうして嬉しそうに真っ先に手を挙げるのだ・・・ヒラリー国務長官に対する玄葉外相の姿勢も然りである・・・。

・・・それにしてもビッグバンと称し、金融規制撤廃に動いて世界中に紙切れ債券をばら撒くきっかけを作ったレーガンにサッチャーの罪は重い・・・レーガンも晩年はアルツハイマーに侵されサッチャーも存命中だが、同じ病に侵されていると聞く・・・我が方では、モルガンやロスチャイルドの歴史的手法を知ってか知らずしてか、小泉が狂気のように対米隷属を強化し始め、そもそもが洋鬼どもによってバブルの発生・崩壊の辛酸をなめさせられたのに、その後始末を事もあろうにビッグバン手法→グローバリズムに乗って事態を悪化させる方向に動いた・・・その後の福田や麻生は、小物であった所為か、少しは世論に遠慮するような気配も感じたものだが、今や民主党雑魚どもは、何の考えも無く何のためらいも無く内では官僚どもの手の平に乗り、海の向こうの洋鬼どもには迎合する・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用   終  ***


 勘違いしてはいけない。  官房機密費に汚染された《マスメディア》は、政府首脳の言葉を恭しく取り上げるが、彼らにも全ての情報が上げられているのではなくて、悪徳高級官僚に拠る《スクリーニング》が行われ、肝心な点は伏されて居る事が多いのではないかと、疑ってかかる必要があるのではないだろうか・・・ 。 
世襲官僚は、その位ずる賢くなっており日本の隆盛が落ち目なのも、彼等の手のひらの上で踊らされている政治家が多いからなのだろう・・  。  数の上では、99%が虐げられる層なので最終的には、神(真実)の思いに添ったほうが、勝つのであろうが、いつまでも庶民が《烏合の衆》ならば、その時期が遅くなるだけなのである。

 筆者は、無駄な血や、涙を好むものでは無いので、出来うるものならば出来るだけ早く《自由闊達》な社会の実現が出来るように、その一念で、力を尽くしたいと思うのみである。

                     大阪の某寺院


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郵政改革法案成立の見方

2012年04月19日 | 日記
 4月12日、郵政改革法案が衆議院で可決された。
そのこと事態はニュースで報道されているが、その法案内容については筆者の頭の中に残っているものは何も無い。
と言うことで、其の説明をネットの中から拾ってみた。

  ***  以下引用  下記URLより  ***
   http://yoshitsune-kai.jp/tsunehigoro/?p=5248

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この法案が成立した暁には、郵便局の窓口で職員同士が互いに融通を利かせて業務を手伝うことなどに対して、弾力的な運用を阻害する要因がなくなり、郵便局利用者の皆様にとってのメリットも大きいものと思います。 主な内容は以下のようなものです。

■郵便事業会社と郵便局会社を合併させ、全部で4社の体制に改める
■郵便、貯金・保険の基本的サービスの維持義務を課す(ユニバーサルサービス義務)
■政府が日本郵政の株式の3分の1超を保有する義務を負う(残余は早期処分義務)
■日本郵政が日本郵便の全株式を保有する義務を負う
■日本郵政が貯金・保険の株式すべてを処分することを目指す(経営、経済情勢を勘案)

現状の見通しでは、参議院での審議を経て今月中には成立するのではないかと巷間見込まれているところです。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終   ***


 亀井元警察庁長官は、国民の資金である郵政資本がアメリカに持ち去られる事の懸念で、あの涙の小泉改革への反対を訴え、国民新党を立ち上げた。 そのときの、もう一つの大きな立党のテーマが消費税への《待った》でもあった。
政権政党の民主党首脳にしても、選挙公約である消費税《待った!》の約束をほごにする程だから、国民新党が立党時の精神を反故にするくらいは、なんとも思わないのが普通なのかもしれないが、筆者にとっては、民主党の政権中枢も、国民新党を乗っ取った不埒な6人も、許されるべきでは無いのではないかと思う。

 この報道されたような《国民新党》内のゴタゴタは、大きく報道され世間の耳目を集めたところでありますので、多くの国民は詳細をご存知の事と思います。 
筆者に、聞かれればこちらをご参照くださいということになる。
  http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/straight-forw-1.html


 そして、郵政改革法案に対してこんな事を指摘している御仁も居られるが、それらは米国の経済事情にも拠るが、10年を待たずして、その指摘が明らかになる。 現政治家たちは政治家を辞めても、その遂行責任は追っかけて追及されることになるのではないか・・・ 。

  ***  以下引用  下記URLより ***
   http://kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1155

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 かの民営化郵政の再見直しで、郵貯、簡保の巨額資金をどこへ解放するのか、そのことですね・・・
民営化後の郵政では、郵便事業会社と郵便局窓口会社が分かれたために、仕事の作業が縄張りとなり、効率が悪いから、これを統合して「郵便事業会社」とする・・・でもそれは表向きのことで、問題は2017年までは政府が郵政の株式を保有する・・・でもそれでは遅い、早く株式を一般市場に放出しろという批判が強くなり(勿論、誰の要望かは今更言うまでもありません)、国民新党の亀井静香がこれに抵抗していたのに、自分の方が離党してしまって残留どもは、特に抵抗もしなくなった・・・

・・・民営化改正法案の第3条に「日本郵政株式会社は、その保有するゆうちょ銀行及び郵便保険会社の株式について、その全部を処分することを早期に実行する」と明記されています・・・

・・・問題は株式を保有した外資が、一社当たり持ち株制限をしても、連合を組んで郵貯や簡保の経営を牛耳り、大量に保有している国債を市場の売った買ったの場に曝け出し、SWFが絡んで米国系外資の損失穴埋めに利用されるリスクが高くなる怖れがあることでしょう・・・長期金利指標である国債の価格がぶれると、その金利負担は一般会計国債費支出に計上され、国民の税で負担しているのですからね・・・穴埋めに米国債を売れるかと言うと、事実上売ることが出来ない・・・

・・・そんなの心配するなと言われた所で、例のAIJのように簡単に年金基金を食われてしまうお粗末さを見せつけられると、そしてその背後に居る日本大手証券会社が、外資にはからきし弱い体質と来ては、簡単に郵政巨額資金を左右される持ち株制限の撤廃は、如何なものかと思いますね・・・日本の金融機関は先ず、餌食になることを好みますからねぇ(笑)・・・

・・・4大証券の一つであった日興証券も、シテイが支配し、日興シテイとして社名も変えて、その後シテイ損失の餌食になってしまったし・・・ほんに、金融鎖国でもせねば、おっかなくて(笑)・・・。

・・・その民営化郵政見直し法案が衆院予算委員会で賛成され、参院国会に送られるらしいが、ほんとに真からの議論など、やったのかどうかすら、印象に全く残らない・・・売国政策が着実に、裏で進められている。

  ***  以上引用   終  ***

 
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資料 『スペースシャトル』

2012年04月18日 | 日記
 国内新聞の写真は『転載不可』と有りましたので、CNNから保存写真用にお借りしました。 記事も合わせて、引用させて頂いて置きたいと思います。


  ***  以下引用 CNN.CO.JP 4/18付 ***

 現役を引退した米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」が17日、ジャンボ機の背に乗って米首都ワシントン郊外のダレス国際空港に到着した。 ディスカバリーにとってこれが最後のフライトとなり、今後は首都近郊のバージニア州にあるスミソニアン航空宇宙博物館別館で余生を送る。


  ***  以下引用  終  ***
    

 世界の富を集めた、アメリカ合衆国が其の威信を欠けて行った月旅行には、未だ持ってネット上では『嘘か真』かの論争が渦巻いておりますが、ディスカバリーが地球と宇宙の間を行き来したのは、紛れも無い事実。 今、其の最後の仕事が、観光資源に成るとのこと、真にうれしい話である。

 上記の写真を見て、貧困層の中で生きる筆者に瞬間的に連想させられたのは、あの『緒形拳』主演の、 『楢山節考』である。  貧困の中で生きる庶民のムラとしての存在を守るために、役目を終えた年配者を山の中に捨てる、所謂口減らしと言う深刻なテーマである。



  ***  以下引用  下記URLより  ***
    http://homepage2.nifty.com/kariba2/sakka/sakka11.htm

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『楢山節考』で深沢は食糧の乏しい飢えの村でひたすら棄老を生きる<おりん>という老婆を創り出した。 おりんは今年六十九歳で来年早々には姥捨山である<楢山>へ行かなくてはならない。
おりんはずっと以前からその心積りをして、準備万端整っているのだが、唯一の心残りは去年寡夫になった息子<辰平>の後妻がまだ決まっていないことだけであった。 それも運よく隣村から三日前に亭主の葬式がすんだばかりの後家が一人できたので、辰平の後添えにという話がきた。 それでは四十九日が済んだらすぐと話はその場でまとまった。 寡夫と後家は年さえ合えばそれでよいのである。 結婚など人生の些事にすぎない。 例えばその隣り村の後家<玉やん>は夫の四十九目もまだ終わらない祭りの日にやってくる。

 うちの方でごっそうを食うより、こっちへ来て食った方がいいとみんなが云うもんだから、今朝めし前に来たでよ。

 結婚の比重はついに一食の重さに及ばないかのごとくである。 そのうえ、おりんの家には誰も夢にも考えていなかった孫<けさ吉>の嫁<松やん>まで大きい腹をしてやって来たのである。 おりんはその松やんの食う量の多いのを見て
 けさ吉の嫁に来たのじゃねえ、あのめしの食い方の様子じゃあ、自分の家を追い出されて来たようなものだ。

と思うのである。 
こうして食いぶちが増えて、もし食糧の絶対量が足りなくなったらどうなるのか。 その飢えへの怯えを背景にして神がある。 

 もしほんとうに食糧が足りなくなって盗みが起こったら、どうするか。 そのときは<楢山さまに謝る>という神の名による制裁が行われる。 盗みが発覚するや即座に村人は跣(はだし)で喧嘩支度で現場に駆けつけねばならない。 そして駆けつけた者全員でその家の全食糧を奪い取って分配してしまうのである。
 おりんの家で二人の家族が増えたころ、<雨屋>が楢山さまに謝ったのである。 おりんが駆けつけたとき、雨屋の亨主はすでに足腰が立たないほどなぐられており、それから<家探し>されて家中の全食糧は分配に給されたのである。 全食糧を奪われた雨屋の十二人の家族は夜陰にまぎれて村を立ち去って行く他ないのである。
 
 盗みをしなくてはならないところまで追いつめられた雨屋の運命は例外ではない。 どの家でもぎりぎり崖っぷちに立たされていたのである。 だからこそ制裁はかくも厳しいのである。 食糧問題に対する無法な対処である盗みが厳しく咎められる一方で、その合法的な対処である棄老が推奨されるのである。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終   ***


  この信州のある村の出来事がそっくり、今の《 地球上 》で起きてている事と考えられないことも無いが、近い将来、地球が70億人を超える人口になったとき好むと好まざるとに関わらず、99%の貧困層はこうやって自分の体が、えぐられる様なお思いで家族を大自然の中に捨てるような時代が来ることに成らない様、一人ひとり《政治》の有り様、政治の進む方向に心して、行動する事を厭わない覚悟が必要と言う結論になるのだろうか・・・ 。

          上記 CNN]の映像より


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消費税増税、TPP推進、原発再稼動の3点セットは欺瞞

2012年04月16日 | 日記
 そして其の国民に対する欺瞞を、強引に進めようとしている震源地は、・・・ ダレ ?
枝野、野田・・・?  アズミ・・?  ゲンバ・・? それとも、オカダ・・? (フルカワ・・)?
いずれも、ノ~ダ。  彼らの頭では余りにも幼すぎる。 其の思考過程は幼児並みで、とても玄界灘の荒波と世界の荒波を、乗り越える事は出来そうにない。 其処へ、日本国民を連れて行こうと言うのか・・・ 。

 政治家を洗脳し、財務官僚が既得権を守ろうとする国内政治に於ける其の手の内は、すっかりネットでは暴露されておりますが、その責任者の名前や姿が、全く表に表れる事がなかったのですが、この時期になって、ようやく3番目の原発再稼動、ノ~ダ政権の《やる気》の震源地が、《仙谷氏》らしいと言う事を、示唆しているような記事が日経新聞に載った。


 筆者も、其の記事を読み解けば、原発再稼動の《闇の主宰者》を気取っているのは、《仙谷》氏と言う結論になる。
Nikkei.com が特別な主旨で、その様な記事にしたとも思えず、もし自然の成り行きでセンゴク氏が政治生命を書けるというなら、それもいいだろう。

 彼に言わせれば、原子力発電の中止を将来的に決めた《ドイツの政策》を彼はどう言うことになるのだろうか。
文系の政治家が、いかにも、原子力とか総発電量とか、必要総電力とかの説明で、官僚が数値を、二重三重に繰り返し教え込むことによって、数値の信憑性とか正確性とかはさておいて、感情的な危機感が頭を離れなくなるのだろう。


 《船頭多くして船山を登る》とは、古くから言い伝えられた諺で有るが、其の真意とする所は、素人が何人集まっても、其の船は目的地に付く事は出来ないと言う事を言っているのだろう。


  *** 以下引用 Nikkei.com 4/16付 ***

 民主党の仙谷由人政調会長代行は16日、名古屋市内で講演し、原発再稼働問題に関連し「止めた場合、経済と生活がどうなるかを考えておかなければ、日本がある意味で集団自殺をするようなことになってしまうのではないか」と発言した。

 仙谷氏は発言の前段で「専門家への信頼が回復するまで稼働を止める、あるいは止めた原発を一切動かさないことをせよという話なら、その結論に向けてどうするのか」と指摘した。

 さらに「日本は電力なしに生活できなくなっていることは明らかだ。 一瞬でも切れると電信電話回線が切れる。 電気によってデータ管理がされ、高度化した日本社会の中で安定した質の良い電力が供給されることが当たり前の社会をつくってしまった現実の中で、どう考えるのか」と述べ、重ねて原発再稼働の必要性を強調した。

 講演は「野田政権の課題」と題し、地元企業や大学関係者ら約60人が参加した。

 これに関連し、藤村修官房長官は16日の記者会見で「前後関係が分からないが、その言葉だけを取れば、あまり良い言葉ではない」と述べた。

 仙谷氏は民主党の原発再稼働問題検討の中枢メンバーで、政府の「再稼働路線」を後押ししてきた。

   ***  以上引用  終   ***

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危機管理対応の不味さ

2012年04月15日 | 日記
 福島第一原発爆発の際、国民全てに《直ちに健康に影響は無い》 と言い続けた《エダノ元官房長》、だがそういい続けた政府の責任者は、司法の捌きを受けなければ成らないところに、追い込まれる立場になるのだろうか・・・ 。
誰がどう考えても、かの政府高官と縁戚関係でもなければ、彼は犯罪者に間違いは無いのだろう。
政府高官が、まさか《SPEEDY》 を知らなかったで、責任を逃れられる事はありえないのではないか。
この度、浪江町町長が責任の所在を、責任者の逃避を許すことは出来ぬと、告発する決心をしたと報道にあった。


  ***  以下引用 毎日新聞 4/11付 ***

 東京電力福島第1原発事故で「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)のデータなどを開示しなかったため、適切な避難指示を町民に出せず79人の災害関連死を招いたとして、福島県浪江町の馬場有町長が業務上過失致死容疑で国担当者の告発を検討していることが分かった。

 SPEEDIデータを消去した県側も告発対象とすることを含め支援の弁護士らと検討しており、5月中旬までに告発内容を決める方針。 馬場町長は「当時の実態や責任の所在を公正な場で明らかにしなければ教訓にならない」と語った。

 町役場や町民は事故直後の11年3月12日、原発の北西約30キロの同町津島地区へ、15日にはさらに遠くへ避難。 情報過疎のため指示は混乱し、15回近く避難を繰り返した町民もいる。 馬場町長は、その負担が関連死の一因だと主張している。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以下引用  終  ***


 政府首脳も、口先で食い扶持を稼ぐ種類の人間が多くなっている現在、何時までたっても、国民に対する説明は言葉遊びに終始し、責任は曖昧模糊のまま、国民は政府の不手際に置ける、其の被害を拡大し続ける政情が続く。
小沢裁判で言われているように、司法官僚の《最高裁事務総局》が、もしも、官僚達とタッグを組んだ形で、国の行く末を決めようとしているのであれば、上記引用記事、浪江町町長の告発も永久に実を結ぶ事は無いのではないだろう。

 マスコミが、必要以上に騒ぎすぎた感のある《北朝鮮のミサイル発射》、 其の対応にしても上記の国民の危機管理対応の、責任を明らかにしなかった為、半歩も一歩も福島原発事故から前進していない。
1時間近くも、《ミサイル発射の情報を政府は確認していない》などと言うことは、あり得ない事ではないだろうか・・ 。

 もし万が一、北朝鮮から日本の原発に向けてミサイルが発射されたら、5~10分で破壊される事になるのだろう。
余りにも、《あなた任せ》 これは責任が自分に及ぶ事を避ける為の、官僚的遺伝子と職業政治家が自分の《食い扶持先》 を失うことの恐怖感から、責任を取る事ができないのだろう。

 奇しくも、2009年の民主党のマニフェストが、そう言う事の排除の為のものでなかったか・・・ 。
皮肉な事に、2009年当時の民主党が今の大阪の橋下新党、当時の自民党の役割を元民主党が行なっていると断言しても、何等矛盾が無いところが面白い。  ノ~ダ総理も、何時までも自民党と同じことをやっていることに、気が付かないほど《アッホウ》ではなかろう・・。


  ***  以下引用 産経ニュース 4/14付 ***

 北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射に際し、政府は国民への情報発信に完全に失敗した。発射をただちに覚知しながら裏付けに手間取り、「発射は未確認」と発表した約20分後に「飛翔(ひしょう)体が発射された」と説明するなど対応は二転三転。Jアラート使用は日本飛来時に限るとの方針を自治体に周知することも怠り、民主党政権の危機管理能力に不安を残した。

 「どういう内容で出すべきだったか。出すべきであったかを含め、検証が必要だ」。藤村修官房長官は13日昼の記者会見で情報発信のミスを認めた。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「3年前の経験もあり、必ずダブルチェックする態勢だった」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終  ***


  
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ソニー(日本技術)にエールを送る

2012年04月14日 | 日記
  ― ただいま ― 
 ・・御一同様は、何事も無く帰って来ることが出来ましたが、その感謝の気持ちを、今、御先祖様に伝えました。 内容は、特別なことも無いので伏せておきます。 折に触れて、これから出てくるかもしれません・・・・・。


 今日の日経新聞、ソニーがんばれの記事読ませて頂きました。
日本の企業体質は大雑把に、北朝鮮的な会社と、アメリカ的な会社と従来の日本的な会社に、無理を承知で分ければ分けられるのでは無いかと思います。
やはり、日本的な思考過程、日本的な謙譲の美徳を世界に広めたい筆者としては、日本的な会社、応援せざるを得ません。

  ***  以上引用 NIKKEI.Com 4/14付 ***
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 ・・ 翌日の報道やインターネット上の書き込みは「どうしたソニー」より「がんばれソニー!」の論調が強かった。やはりこの国で「SONY」は愛されている。

 理由の1つは、私のような40歳代から上の日本人の多くが強烈な「ソニー体験」を共有しているからだ。

 ソニー・ウォークマンのCMに出演したニホンザルの「初代チョロ松」(1987年ころ) 個人的な話になってしまうが、筆者にとって最初の「ソニー体験」は「ウォークマン」だった。 今から30年前の高校生の頃。 友達が買ったばかりのウォークマンのヘッドホンをいたずら半分に奪い、自分の耳に押し当てた。 その瞬間に景色が変わった。

 後にソニーはヘッドホンをかけたサルがうっとり音楽(?)に聞き入るテレビCMで一世を風靡したが、あのときの私はまさに、あのサルだった。

 1979年に発売されたソニーの初代ウォークマン=企業提供 「どうせ、オモチャだろう」という予見を裏切る音質。それをどこにでも持ち運べる驚き。 今も我が家のテレビは「ブラビア」、パソコンは「バイオ」だ。 強烈な「体験」は消費者にブランドへの忠誠心を植え付けるらしい。

 だが往年のソニーファンは、このところの「ソニー体験」の質の低下を心配している。 

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  ***  以上引用  終  ***


 日本の企業は、今ある意味、転換点に差し掛かっているのだろう。

 トヨタやキャノンの様に、日本の政府の庇護の下に消費税の還付などを当てにして、グローバリズムの波に乗りながら今の円高を乗り切ろうとしている会社と、ソニーやホンダの様に独自技術を開発しそれを世界標準まで高めながら、あくまでも技術の最先端を走ろうとしている会社と、国内に軸足を置き生活に根付いて無理な拡大路線を夢見ることなく、堅実に会社を持続させようという会社であろうかと・・・。
しかし、実はそれらは言い換えれば、夫々の会社の成長過程の度合いに拠るもので、有る意味夫々の会社で、其の過程は避け様が無いことなのかもしれない・・。

 ソニーやホンダの様に、国内の技術による恩恵の実績を請われて、其の技術を世界に広めながら、その感謝の気持ちが金銭的なものに置き換えられて、反映されると言うところが日本企業の目指すところであろうか・・・ 。 云わば、会社における壮年期を持続させ続けることが、一つの企業目的としたいところではないか・・・。
どうしても、トヨタやキャノンのようなグローバリズムに乗っかった、金が金を生む出す仕組みに乗ろうとすると、何処かに綻びが出て矛盾を隠しきれない事態が表出する事があるのだろう。  


 筆者は、現在の健康保険の拠出金に拠る『なんだら国民保養センター』とか、失業保険の拠出金に拠る『なんだら働く仕事館』等の、ムダ使いを見るにつけ《保険の掛け金に拠る無駄使い》と言うことは、永遠に無く成らないのではないかと言う、妄想に襲われる事が度々ある。  それらは、公的資金だからばかりではない。  民間の保険会社に納めた保険金にしても、同様と言いたいのである。
保険の加入者から集められた金は、遠慮なく其の保険金を集める営業マンや、其の保険を企画した保険会社の人に配られる。 其の残った保険掛け金残額を、保険金の加入者に《保険金》として該当させ、配る訳であるから間違いなく集められた掛け金の半分位は、経費として、無くなっている訳であろう。

 云いたいのは、保険と綺麗な言葉で言い繕って見ても、言葉を変えて云えば《高給パチンコ》保険金が戻ってくる人よりも、圧倒的に失う人のほうが、多い訳である。
《二宮尊徳翁》が考えたところの、互助制度に戻して現在の保険制度、銀行制度を変えれば、日本経済は永遠に壮年社会を保っていけるのではないかと思えてくる。 それには、ある程度問答無用で迫ってくる《アメリカの制度》を、一旦止めなければいけないのだろう。 東南アジア各国が徒党を組まなければ、それは不可能かもしれないが・・・ 。


 日本の産業界あるいは技術開発の業界にとっては、とっくに《昼のさなか》を過ぎ午後4時程度の、今、将に暮れようとしていると言うことが出来るのだろう・・・。
今日本に必要なのは、揺るぎの無い精神に裏打ちされた競争心と、揺るぎの無い技術で、傾きかけた太陽を西から、真ん中まで引っ張り上げる事ではないだろうか・・・ 。
ソニーやホンダには、旧来の日本的組織の再活性化を、期待したいところである。 IPS細胞と言うこともあり、綻びは繕っても、ここはじっと忍耐力で乗り切って欲しいものである。

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明日から・・・大阪

2012年04月08日 | 日記
 『山形さ、仕事が無い。  明日、朝早く大阪さ行ぐ・・・・は。』

息子『どうしても、いぐながっ!』   筆者 『行がんなねー!』

 

今日は早く寝て、明日の朝 6時頃出かける予定です。 釜ヶ崎や道頓堀をうろついてきますので、それと解った方は一声お掛け下さい。 ワンカップくらいは、ご馳走できるかも・・・・?
出来れば、堺屋太一さんなんかと偶然、出くわしたいものです。


 と言うことで、4月13日ころまでブログはお休みにしたいと思います。
使命感に苛まれれば、現地からご報告申し上げます。
・・たぶんムリでしょう・・・・ 。
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