投稿をサボっているようだが、気が向かねば指が動かないので仕方が無い。
気持ちでは、白鵬が優勝した時に、『心・技・体』について書くつもりであった。
新疆ウィグル地区で弾圧が起こった時に、チベットやモンゴル地区の併合や中国の同化政策について書くつもりであった。
そして又、選挙集計で白票が300票出て来た高松市の出鱈目選挙についても・・・・。 マレーシア航空機が、ウクライナで撃墜された時にその非合理性について書くつもりであった。 言うまでもないが、自分の一生は全てこのようにして時間が過ぎて来た。 そして、書こうとする浅い思考結果も、読者の方には、お見通しの事かとも思います
もし・・、いやこの年になって『もしは、止めよう・・・』、少しは書かないと訪問者が、まるっきり居なくなりそうなので、今日は書くことにしました。
誰が何処で、どのような方策を巡らしているのか、『家族』と云う血の繋がりを崩壊させて、今更、他人同士の『絆』と云うつながりを大切に思う、福島界隈の住民もチャンチャラオカシイが、移民国家アメリカの『ボランティア』思想あるいは個人主義を、美化しすぎた影響であろうか。 個人個人で、縁の薄い繋がりは、為政者にとって権力行使上、極めて望ましい姿なのだろう・・・。
本来、動植物は遺伝子を後世に繋ぐことが、DNAに刻み込まれた潜在的ミッションなのであろう。 その事を是認すれば、世の中、急激な変化は今より少し穏やかになるのだろう。
『家族』を社会の『一単位』として秩序を保とうとした、儒教、朱子学、或は陽明学を検索していけば、『山田方谷』は元より、山形の偉人、文武両道、その設立主旨は変遷を遂げたが、所謂『新撰組』の生みの親『清川八郎』と云う人がリンクされて出て来る。
新選組の『至誠』或は『誠』、これは言を成す、すなわち知行合一と聞いた。
脱藩に近い形で、学問を究めようと江戸を目指したのだとすれば、清川村から羽黒山への旧街道や月山の古道を歩いたのであろう、筆者はだいぶ前、それらの古道をドキドキしながら歩いた記憶が有る。 目的は、ダイエットであったが・・・。
さて、この辺で『山田方谷の財政再建』について、書きたいと思うのだが、こんな事は何も江戸時代の偉人の口を借りないでも、やるべきことはそう多くない。
まず、為政者(責任を伴わねば単なるダニ的労働者)の報酬を減らし、無駄遣いを減らすことである。
アルゼンチンの『デフォルト』のニュースは、何故か国内大手の報道機関は『触らぬ神に祟り無し』とばかりに逃げまくっているが、解り易く言えばあの『夕張市』と同じことが起こったと考えれば良い。
アメリカの財政難と日本の財政難、現政権が如何に無駄使いをしているかを指摘したものを、筆者の眼から見て『その通り』と云うだけでは解らないので、以下に引用して置きます。
*** 以下引用 下記URL ***
http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1697&p=5
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外資に翻弄される前に、自動的に金融鎖国をせねばならない事態を必ず招くことになりましょう。 目下は日本ほどでないにしても、*アメリカがデフオルトの芽を出し、ここ2,3年騒いでいますが、まあこの陰に隠れて一般では日本は大丈夫と思われているだけで、いずれ破綻まで走ることになるでしょう。 単純な算数がそれを示していると思います。
*米債務上限は昨年引上げられて17兆3千億ドル≒1,730兆円
米GDP1500兆円として、それでもまだ1.15倍程度
わが国国債債務及び政府短期証券借入合計で1,107兆円。
GDP約480兆円として、もう2.3倍に達している。
基軸通貨はドル、それでもオバマは議会共和党に締め上げられて、イスラエル、イラク問題が重なって目の周りにクマが出るほど、夜も寝れずに神経衰弱気味。完全に張りが失せてしまっている。
それに比べて我がシンゾーはどうでしょう。 財務官僚どもはどうでしょう。 何の悩みも感じずに南太平洋から中南米へと、遊び半分でカネをばらまきに行ってるのですね(笑)。 その後のシンゾーによる外へのカネのばら撒きはすごいですね・・・
2013・1月:アルジェリアテロ対策に120億円。
“ ・5月:ミヤンマー債権放棄2000億円。
“ ・6月:アフリカ支援3兆2千億円(5年間で)
2014・1月:モザンビークへ700億円。
“ ・3月:バングラデッシュへ1200億円。
“ ・3月:ウクライナへ1500億円。(ウクライナ国家
予算1兆円、半分の5千億円は閣僚に消える。)
2014・7月:パプアニューギニアへ200億円。
超金融緩和しても国民生活は良くならず、むしろ超金融緩和による金融費が回り回って増税の一因にもなっているのに、バカでないとこんな芸当は出来ない(笑)。
PS:日銀ベースマネーに対する市中のマネーストック:
従来郵貯資金は日銀マネー統計には含まれておりませんでしたが、その段階までの市中マネーは「マネーサプライ」と呼ばれておりました。 途中で郵政民営化によって郵貯資金も日銀データーベースに算入され、以降「マネーストック」に呼称が変更。
ストックと言うと、何だか中央銀行が持っているベースマネー的ストックの響きがあって紛らわしい、従来のマネーサプライの方が市中で供給されている通貨の響きがあって、混同しにくいのではと、日銀に何度も言ってるのですが・・・
2014・6月末現在マネーストック 1186兆9千億円
内訳:
(1)現金通貨:81兆8千億円 (日銀発行残高では85兆6千億円。 この差は前回説明の日銀が市中銀行に供給した現金通貨で銀行の手元に残っている「貨幣流通高」、これは銀行の手持ちであるから市中で循環する現金通貨より差引かれている。)
いずれにせよ、経済のパイが500兆円であっても現実に現ナマを500兆円用意しておく必要はないのです。 ここで、ひところグッキーさんとの激論になった(笑)あの、信用の創造による信用通貨が、市中における経済活動上、全額現ナマを用意せずとも済む役割を果たしている訳です。
経済の規模と同じ現ナマを用意するとなると、銀行は全国くまなく小型現金輸送車を用意して走り回らねばなりません。強盗どもが喜ぶことでしょう(爆)。
ということで次に、その信用通貨となっているのが、
(2)預金通貨:505兆円。
例えば経済統計上雇用者報酬が300兆円であっても、銀行は常に300兆円の現ナマを用意しておく必要はありません。 全額引き出されるとは限らないし、故に経験則的に名目的に預金におかれる額を予想し、それ以上の現ナマを用意しておく必要はない。
そして第一次預金者は現金を全額使う訳でも無いので、銀行は第二次借入者によって現金が他行へ流れ、そこでまた他行へ流れて行く場合、法律上原則として10%だけの法定準備金積み残しを求められますから、理屈の上では最初の10%以外の90%が次へ流れ、そこで10%の9だけが残されれば良い訳で・・・・これが次々に連鎖して行けば『理屈の上では』、波及する通貨の乗数効果は数学的には10倍となるはずです。 それはあくまでも計算上のことで、しかし現実には経験則的に最初の預金額の6~7倍の信用貨幣が創出されている。
但し、国民一般が預金している額は、ある最終時点では現ナマを用意して精算せねばなりませんが、まあ、それも不要でしょう、なぜなら破綻の時だけ必要となり、それとて預金封鎖で処理されてしまうでしょうから、まあ半永久的に現ナマを用意しておくことも無いでしょうね(笑)。
(3)準通貨:563兆9千億円
これは定期性預金や外貨預金などで、これこそが一定期間預けられるのですから、現ナマ用意の必要が無い。
(4)CD:36兆1千億円
これは一般には馴染の薄いもので、企業が支払などの為に証書を譲渡できる預金で、わが国の場合は最低5千万でなければならず、一時企業が支配猶予時間があるとこきに、預金証書にしておくものです。 これも銀行からすれば常時現ナマを用意しておく必要がありません。
以上、信用の創造による市中におけるマネーストックは、(1)+(2)+(3)+(4)ということです。
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*** 以上引用 終 ***
最後に、山田方谷についてのウィキからの引用
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理財論は方谷の経済論。 漢の時代の董仲舒の言葉である「義を明らかにして利を計らず」の考え方で、改革を進めた。
つまり、綱紀を整え、政令を明らかにするのが義であるが、その義をあきらかにせずに利である飢餓を逃れようと事の内に立った改革では成果はあげられない。その場しのぎの飢餓対策を進めるのではなく、事の外に立って義と利の分別をつけていけば、おのずと道は開け飢餓する者はいなくなることを説いた。
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まさに、現在のアメリカ追従、我が身可愛さ、格差の拡大方向を目指す『タケナ力ヘイゾー』氏のカジノ資本主義、企業資本主義の政治手法とは真逆の方策と見えます。
要は、製造のグローバル化では無くて、地場に根差した産業振興なのでしょう・・ 。