住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

支援米で活用出来る?農政に一言

2009年10月30日 | 日記
 我が家には、先祖から伝わった僅かばかりの、水田がある。
当然のことながら、一年ぶりで稲刈りをしてきた。
僅かばかりでも、自分一人で仕事をこなすには、コンバインと乾燥機が要る。
今年は、昨年より籾の量が多そうである。

 もし、山形県内で現在仕事が少なくて、餓死しそうだと言う人が居られましたら
メール下さい。  場合によっては相談に乗ります。 
自己紹介の、最後にメールアドレスが書いてありますので、其れでメールは来ます。
電話番号と、住所を記載していただければ、ある時払いの催促なしのような形で、
当座の飢えを凌ぎましょう。 沢山は有りませんが、配達するつもりですので
そのときに、立ち入ったお話を聞くかもしれません。

 一昔前には、スズメの団体さんが刈り遅れた圃場に来て、稲穂をついばんだのですが、
最近は、棲家の近くにに美味しいものでも見つけたのか、とんと見かけません。
代わりに、何をついばんでいるのかカラスが多くなりました。


私達も、カラスやムクドリの様に雑食性で逞しく生活しなければ、とつくづく
感心します。  案山子やガス鉄砲の音にもめげず、冬の食料不足にもめげず
毎年生き延びているわけです。 暖かい所に渡りもせずに。


 農政に関して一言。
これから、農業はどのような形態を取りながら進んでいくのか、予測がつきませんが
(極端な事を言えば、世界の金融資本家たちの前では、難破船のようなので)
10年~15年くらいは、リタイアしたサラリーマンの園芸農業、自給農業を当てにして
国内の自給率を高めるのが、手身近な方法ではないでしょうか?
多様な、土地への執着心、愛着心を高めるには、農地の購入50アール以上を外せば
どうなるのでしょうか。

もう一点、現在水田はほぼ40%転作を、余儀なくされています。
製造業なら、10台機械があるのに4台使う事が出来ない、こんな場合採算が取れるわけ
は無い。  誰がどうやって、水田の土地改良(畑地も水田化した)を進めたのか
分かりませんが、その先見性のなさには驚くばかりです。 荒廃地の問題も、全国的に
目立ち始めたのは、なにも高齢化ばかり理由ではありません。  使えもしない水田を造り、
永遠とも思われる賦課金を納めなければ成らず、採算どころでは無い。 現在でも、日本の
どこかで土地改良と称して、水田を作り続けている土建屋さんが居る事だろう。


法人税を高くすれば、余裕のある企業は海外に移転して
地方の生活環境が、悪化すれば余裕のある人は都会に出て行く。
(其の例としては、夕張市が分かりやすい)
誰かがその昔 『寛容と忍耐』 と言われた事があるが、最近は忍耐
にかんして言えば、其れを持ち合わせている人も企業も少なくなった。
そんな事を続けていれば、先がどうなるか分かりそうな気がするのだが・・・。
物事には、必ず飽和点があるのだろうが・・・。