なあむ

やどかり和尚の考えたこと

雲水道中記ー永平寺から最上へー 35

2009年12月25日 07時55分02秒 | 雲水道中記

4月10日。

最上川に沿ってさかのぼっていく。

生まれ故郷に帰る鮭のようだ。鮭のように大きく、たくましくなっているだろうか。

私を育ててくれたこの川に、「帰ってきたぞ!」と叫びたい。

春の川は、表面は静かに見えても、内部ではとても強い勢いで流れている。

表情は穏やかで、心には熱い思いを持ち、すべてのものを受け入れ、すべてに与える、そんな川のような人に私もなりたい。

1001

  厳しかった冬に別れを告げ

  しかも惜しむように

  大きくなった最上川はゆっくりと流れる

新庄市、笠原喜久男(叔父)宅。

草薙温泉~新庄 26㎞。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Merry X'mas! (jun)
2009-12-25 15:46:19
Merry X'mas!

TVで「風」を知り なあむさんのブログと出会って

私でも 何か人の役にたてるかも・・・

と思えたことは うれしい限りです。

家族を失い 大きな悲しみを乗り越えて感じたのは

時間の経過も必要でしたが

人の優しさと 考え方や視点を変えたことにより

前向きになれたことです。

これからも 是非ブログを 続けてくださいね。。

<中島みゆき・・・大好きです>





返信する
junさん、コメントありがとうございました。 (yadokari)
2009-12-25 21:08:51
junさん、コメントありがとうございました。
本当に人は、特に日本人はやさしいと思います。
日本人に生まれて本当によかった。
このDNAを薄めずに後世に伝えたいと願うばかりです。
返信する

コメントを投稿