わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

アメリカの高校のイヤーブック

2013-08-27 | アメリカの高校
 なんだか急に暑いです。8月も末のこの期に及んで、水道から出てくる水が温湯温度なんだもん、笑っちゃうよ。冷房かけて寝ているせいか、なんだか身体がダルくて、疲れが取れない感じ。でも、窓開けても風も入らないし、お家がサウナ状態だし、汗かいてデトックスな気分だけど、寝る時はさすがに快適にしたいし… 前のアパートにはクーラーなんて無かったけど、扇風機だけでなんとか生き延びてたのに、今の部屋はクーラーがついてるのでつい頼っちゃう。人間、甘やかされたら直ぐになまるものですね。人間だけじゃなくて、犬や猫までもが、お腹出して伸びてますよ。しっかし、こんなにクーラー使ってちゃ、電気代がコワイですよ…orz

犬も伸びてます

 はてさて、息子たちは今日から新学期です。上息子は高校の最上級生で、今夜は早速、イヤーブックに載せる個人写真の撮影がありました。女の子はドレス、男の子はタキシードにちゃんと着替えて撮影します。よく、スターの『あの頃の写真!』として、晒されてるのが、この、高校のイヤーブックに掲載されている写真。高校生の頃からハンサム、美人だったらいいけど、とんでもないイモねえちゃんだったり、今の顔とは似ても似つかない整形前だったりと、なかなかに有名人にとっては鬼門の存在です。

 日本の卒業アルバムとの違いは、卒業生だけじゃなくて、全学年が参加するところ。卒業生(最上級生)の写真が多くなりがちなではありますが、生徒全員お個人写真が載るし、その一年の学校行事全体がテーマです。だから、毎年買ってると、高校卒業時には、かなりの量になる。うちは、小学校と中学校では、最上級生の都市だけ購入し、高校では毎年、療法の息子たちに一冊づつ買っていますが、一冊80ドルと、結構なお値段なんだよね~。その分、どーん!と分厚いし、記念として何年も保存できるように神も上質なものが使われています。学年の終わりには、余白ページに友達同士でメッセージを書き込んだります。私も、c小学校、中学校の頃のサイン帳、実家にとってあるわ。でも、重さ1キロ以上あるようなイヤーブックを、メッセージを書き込むために、教室移動のたびに持ち歩いてるのって大変そうw

 今にイヤーブックも電子ブック化されて、メッセージはソーシャルメディア経由、内容もいろんなオプションが付くようになったりするのかも?そしたら、本箱の一番下の棚にデカいイヤーブックが鎮座なさるって状況からは脱出できるね。近い将来のうちに、教科書も電子書籍になって、鞄の中にはタブレット・コンピューターだけが入っていればいいという時代になるのでしょうが、それを先取りして、全生徒にiPadを配布している学校区も出てきました。お隣のマンハッタン・ビーチ市も、そんな試みの最中ですが、ここはお金持ちエリアだから、なんか納得。

 でも、新聞によりますと、ロサンゼルス総合学校区も、2つの小学校がテストケースとして選ばれ、全生徒にiPadが配られました。WiFiもなければ、PCが数台あるだけの学校が、いきなり最先端テクノロジーの学校になっちゃった。面白い試みだとは思うけど、とんでもない予算不足問題を抱えて、先生の数や課外授業を切り詰め、老朽化した施設の修復や、付属品にも困窮してる学校区が何をやってんだ?まずは教員数でも増やせよ、って気がしないでもない…

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