バーチャルネットワークには、良いところと悪いところがあります。
空間を瞬時に超えられるのは非常に効率がよいのですが、
パソコン画面上の会話だけでは、伝わらないこともたくさんあります。
Eメール、SNS、TV/Web会議など、
コミュニケーションツールは便利でコストもかからないものが増えてきましたが
バーチャルネットワークでは、例えば表情や仕草は伝わりません。
人のコミュニケーションは言葉だけで成り立っているわけではありません。
むしろ表情や仕草といった言葉以外の部分にこそ、真の感情、意向が込められていることが多い。
隣に人に座っている人にすらEメールを送るという話も良く聞きますが、
大事な話をしたり、信頼関係を深めたいときには、
バーチャルネットワークではなく実際に顔を合わせて確認しあった方がいい。
相手の表情を確かめながら、腹を割って話すことが重要です。
それが相互の信頼関係につながるのです。
少々時間とコストはかかりますが、リアルに合わないと関係は深くならない。
人のコミュニケーションには、これが重要なファクターになります。