Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

長期預かり車検車両

2019-08-04 20:39:00 | ノンジャンル
木曜日のエコーの検査と採血
正式な結果は月末の内視鏡検査の結果と一緒にという
悠長な病院だ
エコーの検査担当のドクター?技師?は
画面見ながらチクチク
「お酒飲んでる?たくさん飲んでる?」
「(^^;)」
「甘いもの好き?」
「ドキッ!(^^;)」
「血圧高いでしょ?動脈見れば判っちゃうんだよね~
すぐにでも薬飲んだ方が良いよ」
「ドキドキ(^^;)」

結果が待ち遠しい....









7月半ばに預かった車検車両
油温が100℃超えるとギアの入りが悪くなる

毎回車検で言われていたがこれという結果も出せずにお返ししていたが
今回は時間を頂いてじっくり考察

預かっているうちに車検が切れてはいけないので
適当なところで車検整備
地元のショップで組んだというキャストホイール
バランスを取っていないのでバランス取り
と、ホイールを外し先にベアリングのチェック
指を突っ込みまわすとベアリング内輪が動かない


なんだぁ?ベアリングの打ち込みすぎか?

リテーナーを外さないと分からないので
4個のナットを緩めようとしたら
すんげぇ固い
こんな8mmボルト/ナットをどれだけオーバートルクで締めているのか

6角のソケットでなんとか外した

角が舐めかけているのでナット交換だ

そしたら動くようになりました


何故か?

ノーマルハブはボルト穴は無垢状態に穴が開いている
キャストは中空部分をボルトが通るため

過大トルクで締めれば変形する
なんでもそうだが規定トルクで締めるもの

もちろん、ベアリング内輪は抵抗なく回ります

で、バランス取り

見た目の問題でバランス取りを拒否する人も居ますが
高速道路を走る車両なら必須でしょう
ウチはタイヤ交換ではもれなく行います。

次はリア
あれぇロックピンが逆向き

ロックピンの口が空いてる方は後ろ向きが基本
前に向けた場合、何かに引っ掛けたら外れてしまいます。
ドライブチェーンのクリップと同じ考え

こちらはベアリングに問題無し


集合管を付けた際に使用するセンタースタンドストッパー
この車両の場合は位置関係がずれている

ストッパーラバーも切れてしまっている
すっぽ抜けてしまうことがある

そこで、作ったのが


これならしっかりとセンタースタンドを受け止めます



試乗も兼ねて自走で車検場へ

これ以外と役に立つなぁ