エデュコ25期生の1月入試も一段落つきました。これまで、なんとなく受かると思っていた受験でも実際に挑んでみると、「慌てたり、力みすぎたり、不安になったり、確信を得たり」など、経験して初めて知る事柄を得ることができたといえます。多くの子どもたちの表情が凛としたものに変わった様に感じられます。
さて、いよいよ2月校の出願が始まります。「わが子の成長に最も適した学校」を保護者が選択するのが中学受験といえますが、本人の意志確認も不可欠といえるでしょう。
確認したいポイントの第一は、「合格してうれしい学校か」ということです。4月からのおよそ6年間、通うのですから、毎日嬉々として通ってほしいものです。中学生以降の学習は、通う学校に対して「帰属意識」をもち、「地道な学習を続ける意欲」を持てなければ、学習効果も期待できません。その学校の生徒でいられることがうれしくて学習にも励むことになるでしょう。
第二は、本人による「合格の予感」です。保護者とトレーナー(塾講師)がどんなに意気込んでも、本人が合格イメージを持てず怖がる場合、いい結果は得られないことが多いといえます。たとえば、リングの外からセコンドがどんな声がけをしようと、リングの中にいる本人が戦えないと思えば、試合にならないことと似ている気がします。
ここでいう「合格の予感」とは、「絶対に受かる」というようなものをさしているわけではありません。傍から見て10%・20%というような可能性であっても、本人が「ラッキーパンチといわれても、勝つ可能性を感じる」というような予感です。つまり、結果を恐れず、「勝気」で攻められるか否かということです。
押し付けでなく、本人が奮い立って臨む受験ができれば最高ですね。
「楽しみな受験」になるよう願っています。エデュコスタッフも奮い立っています。