昨年の正月の関西帰省の際、シノワの1stCD『bloom 光の世界』時のドラマー(現在はプレミアムメンバー)が経営する、大阪心斎橋のベルリンブックスによった。東急ハンズの脇の道を、船場の方に歩くと、農林会館という雑居ビルがあって、そこの2Fに店舗がある。
ベルリンブックスでは中古のCDも扱っていて、そこには関西の諸ミュージシャンの委託コーナーもあり、結構穴場的でもある。ここでスクーターズの『娘ごころはスクーターズ』を見つけた。確か700円くらいだった。
スクーターズのアルバムは名盤であることは知っていたが、いわゆるネオGS群は意外とそれ以上のものを感じられず、もの足りなかったりして、スクーターズもそういうものだろうと、あまり興味はなかった。
スクーターズのCDを見つけたとき、数ヶ月前のレコードコレクターズに、スクーターズのリマスターCDの広告があったのを思い出した。「おお、タイムリー!」さもあったし、そして安かったので買ってみた。だが、買ってもしばらく聴いていなかった。
その後、北九州に行く用事があって、たまたまCDを持ってきてて、渋滞中になんとなくスロットイン。それ以降、その日はスクーターズだけを聴いた。その日のうちに小倉のタワレコに行き、今度はスクーターズのリマスターCDである『SCOOTERS COMPLETE COLLECTION』を買った(なんと、もうすでにアマゾンではかなりのプレミアがついている!?!?そういえば最近あまり店頭で見ない)。繰り返すが、この二枚を交互にスクーターズだけを数時間聴いた。
いやー、名盤とは噂だけと思っていたが、これは本当に良い。スクーターズについては、ネットでググればすぐにいろんな方による賞賛の声が見つかるし、詳しくそのバンドの経緯や沿革もすぐにわかる。
なんつうか、当時のアラジンみたいなリバイバルものではあると思うが、その歌謡曲的な部分であるとか、ボーカルのヘタウマさであるとか(メインボーカルは二人いて、一人はヘタウマで、実はもう一人はパンチもあって本当に上手い)、また、ニューウェイヴ的な感覚と、その回顧的な部分とのバランス加減が最高なのだろうと。特にメロディーを中心に、楽曲が本当に最高。もうこれはこういうオリジナリティー以外の何ものでもない。
当時のイギリス陣のマリ・ウィルソンとか、スタイルカウンシルとか、またはアンソニー・アドバースとかと間違いなく同レベルのクオリティを持っている。スクーターズはリバイバルお遊びバンドではなく、まさにジャパニーズニューウェイブの確信犯であると叫びたい。オーゥ!
リマスターCDはちょっと全体リバーブのハイがきつい感じ。その日は『娘ごころ~』を3回全編リピートした直後に聴いたので、ものすごく違和感があって一聴目は疲れてしまった。ゴージャスになりすぎた感じ。前者でははっきり聴けていた音もなにかぼやけてる気さえした。
コンプリートCDということで、いろんな曲もはいってて嬉しいのですが、作品的な意味では、『娘ごころ~』にはかなわないなー。リマスターCDだけで『娘ごころ~』は充足できないようだ。今もスクーターズを聴くときは『娘ごころ~』の方にどうしても手が伸びてしまう。
最初、聴いた時、妙になつかしい手触りがした。自分の幼少時代がリアルタイムだったということで、そのころの80年代初頭のいい雰囲気が滲み出ている感じ。自分の幼稚園の風景が浮かんだ。ゴーバンズの『ハッスルはお好き?』と並ぶ、心の殿堂入りです。
すべてがベストトラックだけど、特に3つといえば、「オー ハニー!」、「抱いて」、「危ないドライブ」の三つ。最高すぎ。
ちなみに、今年、アナログが再プレス予定だったが、どうも中止になったそう。予約までしたのに。うわー残念。
ベルリンブックスさん、本当にありがとう!
*自分のもってる『娘ごころ~』は、「あたしのヒートウェーブ」が、「あしたのヒートウェーブ」と誤植。最初は狙ってるのかなーとも思ったけど。
ベルリンブックスでは中古のCDも扱っていて、そこには関西の諸ミュージシャンの委託コーナーもあり、結構穴場的でもある。ここでスクーターズの『娘ごころはスクーターズ』を見つけた。確か700円くらいだった。
スクーターズのアルバムは名盤であることは知っていたが、いわゆるネオGS群は意外とそれ以上のものを感じられず、もの足りなかったりして、スクーターズもそういうものだろうと、あまり興味はなかった。
スクーターズのCDを見つけたとき、数ヶ月前のレコードコレクターズに、スクーターズのリマスターCDの広告があったのを思い出した。「おお、タイムリー!」さもあったし、そして安かったので買ってみた。だが、買ってもしばらく聴いていなかった。
その後、北九州に行く用事があって、たまたまCDを持ってきてて、渋滞中になんとなくスロットイン。それ以降、その日はスクーターズだけを聴いた。その日のうちに小倉のタワレコに行き、今度はスクーターズのリマスターCDである『SCOOTERS COMPLETE COLLECTION』を買った(なんと、もうすでにアマゾンではかなりのプレミアがついている!?!?そういえば最近あまり店頭で見ない)。繰り返すが、この二枚を交互にスクーターズだけを数時間聴いた。
いやー、名盤とは噂だけと思っていたが、これは本当に良い。スクーターズについては、ネットでググればすぐにいろんな方による賞賛の声が見つかるし、詳しくそのバンドの経緯や沿革もすぐにわかる。
なんつうか、当時のアラジンみたいなリバイバルものではあると思うが、その歌謡曲的な部分であるとか、ボーカルのヘタウマさであるとか(メインボーカルは二人いて、一人はヘタウマで、実はもう一人はパンチもあって本当に上手い)、また、ニューウェイヴ的な感覚と、その回顧的な部分とのバランス加減が最高なのだろうと。特にメロディーを中心に、楽曲が本当に最高。もうこれはこういうオリジナリティー以外の何ものでもない。
当時のイギリス陣のマリ・ウィルソンとか、スタイルカウンシルとか、またはアンソニー・アドバースとかと間違いなく同レベルのクオリティを持っている。スクーターズはリバイバルお遊びバンドではなく、まさにジャパニーズニューウェイブの確信犯であると叫びたい。オーゥ!
リマスターCDはちょっと全体リバーブのハイがきつい感じ。その日は『娘ごころ~』を3回全編リピートした直後に聴いたので、ものすごく違和感があって一聴目は疲れてしまった。ゴージャスになりすぎた感じ。前者でははっきり聴けていた音もなにかぼやけてる気さえした。
コンプリートCDということで、いろんな曲もはいってて嬉しいのですが、作品的な意味では、『娘ごころ~』にはかなわないなー。リマスターCDだけで『娘ごころ~』は充足できないようだ。今もスクーターズを聴くときは『娘ごころ~』の方にどうしても手が伸びてしまう。
最初、聴いた時、妙になつかしい手触りがした。自分の幼少時代がリアルタイムだったということで、そのころの80年代初頭のいい雰囲気が滲み出ている感じ。自分の幼稚園の風景が浮かんだ。ゴーバンズの『ハッスルはお好き?』と並ぶ、心の殿堂入りです。
すべてがベストトラックだけど、特に3つといえば、「オー ハニー!」、「抱いて」、「危ないドライブ」の三つ。最高すぎ。
ちなみに、今年、アナログが再プレス予定だったが、どうも中止になったそう。予約までしたのに。うわー残念。
ベルリンブックスさん、本当にありがとう!
*自分のもってる『娘ごころ~』は、「あたしのヒートウェーブ」が、「あしたのヒートウェーブ」と誤植。最初は狙ってるのかなーとも思ったけど。
直球というかなんというか。
自分もそういうの大好きです!!!
今日は食後のヤマダ電機への散歩でスクーターズを聴いてしまいました。これは絶対ジャギさん好きですよ。「安田明とビートフォーク」より好きになること間違い茄子。
本当に更新放置をすみません。。
スクーターズはいつ聴いても本当にいいですよね。
僕も猛烈にYoutube画像みたかったんで、再アップを心待ちにしてます。お互い、見つけたら連絡することにしませんか(笑)