シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

福岡も輝きを失うのかぁ。。。

2006年01月04日 | 日本80's
 福岡市の親戚宅に行って来た。

 幼少より、正月の親戚宅に行くのは本当に楽しみなことだった。福岡の親戚宅は母の実家であり、母は女性五人兄弟である。そしてすこぶる親戚仲が良い。一家族だけは遠方なので、この正月の集いにはこれなかったが、あとは必ずみんな集合する。つまりお年玉荒稼ぎの場だった。
 当時は結構な額がもらえていたのだが。今はお年玉をあげる身となってしまった。
 こういう立場になると、こんなにウジャウジャ甥・姪がいる親戚方が、いかにキツかったかがよくわかる。
 
 高校時代にはこのお年玉を持って博多レコード屋めぐりをするのが本当に楽しみだった。
 当時は日常はDISKBOXでレコードを買って、ないものを福岡に行ったときに買うというスタイルが出来ていた。
 なので、福岡は自分を育ててくれたかけがえのない街である。多くの名盤にたくさん出会えた。

 当時はまだレコード屋も今の半分くらいだったので、がんばれば一日でほとんど主要な店をまわれるくらいだった。
 あのころは日々出会う、初めてのロック名盤群との対話という、今考えても幸せな時期だったと思う。
 福岡で買ってきたレコードを家に帰って聴く瞬間というのは本当に儀式のようなものだった。プリプリの名曲「DIAMOND」の歌詞の「針が降りる瞬間の~ 胸の鼓動焼き付けろ・・・」って感じだ。
 「他愛のない瞬間の積み重ねが人生の原動力となる」という、この曲の歌詞は本当に素敵だと思う。間違いなく誰もが経験していることだ。

 今回、親戚宅からバスを降りて、まず西鉄グランドホテル前の田口商店に行こうとしたのだが、店がなくなっていた。
 ネットで調べたら、閉店してしまったとのこと・・・
 福岡にもう一店はあるのだけど、天神店の閉店はショックだ。

 某有名ミュージシャンが「長年探してたレコードが田口商店で超安値で見つかった!」というくらいの超名店なのになあー。
 まさに「素晴らしき庶民の中古屋」というたたずまいが最高なのに。

 あーあ。 本当にさみしい・・・・。
 


最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぢゅん)
2006-01-06 22:06:11
こちらには初コメントです。

って今までコメントすら出来ないような

怒涛の記事で(笑)



でもプリプリが出てきた日にはねぇ!

ありがとう。本当にありがとう。
返信する
Unknown (プリ・ヒ)
2006-01-08 00:00:59
ぢゅん様。

この曲はほんま最高ですよねー。

学校のクラス別合唱大会で女子クラスが

この曲を歌った時にはそりゃー感激しましたよ。



さりげなくiPodにも入ってます。

そういや最近リイシューされたみたいですね!

欲しいぞ。
返信する

post a comment