シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

驚愕の BOSS Pedal Sketch

2010年09月02日 | 楽器・機材・DTM
iPhone のアプリでこんなのが出てました。
http://www.roland.co.jp/BOSS/sketch/

BOSS Pedal Sketch というもので、なんとエフェクターの接続とセッティングを記録するというアプリ。
おおーっと初見ではかなり心を奪われたわけです。

それでは、早速使った感想を附しときます。

まずボスのエフェクターの現行モデルのみが倉庫的なとこに登録されてて、その詳細も見れてさらにリンク先に飛ぶことで試聴もできる。ちょっとした製品紹介も兼ねてるっぽい。
やはりというべきか、残念ながら自分が愛用しているツインペダルシリーズやDM-2などのオールドBOSSはもちろんオミットです。

そして各エフェクターをこのいわゆる倉庫的なところから「コレクション」というマイページみたいなとこに引っ張り出してくる。

それから、新規のエフェクターのセットリストを作成し、 その「コレクション」に登録したエフェクターを、実際にボードに並べていく要領で登録していき、バーチャルのボードを組んでいくというアプリだが、要はエフェクターの並べ順をスケッチするというだけのアプリで、「こう接続すればこういう音がします」というように、実際に音が出ることはない(笑)。
そこまでできたら面白いのに。

やや芸が細かいのが、それぞれのエフェクターを拡大表示でき、ツマミを動かすことができ、そのセッティングを保存することができるのだ。もちろんこれもあくまでもセッティングを保存するだけ。
やっぱり最初にいじった時は実際に音が出るのかと期待しただけにちょっとがっかりだ。

で、結局どういう使い方をするのかと言えば、実際にリアルで現物エフェクターを並べて、それをiPhoneにも同じように記録していく。さらにつまみの位置もきちんと記録しとく。
するとその新規作成したセットリストには録音ボタンがあるので、iPhone内蔵のマイクで実際に実機を弾いてリアルに録音。
ついでに「これはなかなかいいセッティングで今後も使える」とか、セットリストにちょっとした覚え書きメモを附すことができるというものだ。
さらにセットリストには写真も掲載でき、その並べてる場面をアイコン化することもできます。
「別にそれだけでいいやん?」とかいうツッコミは決して言わないようにしましょう。

やっぱり最初はその録音した素材に実際にバーチャルにエフェクターがかかるのかな?と思って、マイクで「アーッ」と声を出して再生してしまった(笑)。
繰り返すが、このアプリはあくまでもセッティングを記録するだけのものである。
つまり、セッティングをノートに記録して、その音をラジカセに録っとくのと同じ事だ。
過剰な期待を持てば持つほどガッカリするので、軽いひまつぶしの気持ちでインストールしてみましょう。
一応タダですから。

現バージョンではオンリー現行機ボスエフェクターユーザーのみが恩恵を受けそうな、非常にマニアックなアプリと結論付けられました。

是非他社が今回のアイデアをパクって欲しいなあ。



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