シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

BMX BANDITS " LIFE GOES ON "の すばらしき再発!

2010年09月05日 | indiepop90's
BMX BANDITS の 言うまでもなく名盤の LIFE GOES ON が先日リマスターデラックスエディション2枚組で チェリーレッドから再発になった。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003ODL3Q0/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=B000024ALC&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1W47NP6HQMW4WRJA9VPD
Gettin Darty も同時に目出度く再発ですが、こっちは一枚組となってます。

LIFE GOES ON は本当に本当に好きなアルバムで、シノワ結成にも深く関わってるアルバムだ。
シンプルで素朴かつ、すべての音が「立っている」アルバムで、もう何度聴いたか想像もつかないのだが、今回のボーナスディスクのデモ群はやはり思い入れも特別なだけに、めずらしくこのボーナスデモを感慨深く聴くことが出来た。
デモをそのまま本番に使ってるのもあったけど、名曲 Serious Drugs のデモは、それでも良かったやんって感じ。

ちなみにこれはここで何度も書いているのかもしれないけど、アルバムのラスト前の "Intermission" がとにかく好きだ。
あの質感とその意味が自分の音楽性の8割くらいを占める感じだ。

最近はiPodよりもなるべくちゃんとCDで音楽を聴くようにしている。
今回の再発でとても嬉しかったのは、このたびの二枚組のうちの一枚目はボーナストラックなしのオリジナルの体裁だったこと。
CDにボーナストラックとかが入るようになったことが、現在のIPod中心の音楽の聴き方の架け橋となったことを最近つくづく思うようになった。
やっぱりアルバムに漏れた曲はそれなりに意味・理由があり、そのアルバムの枠組みというものにはちゃんと作り手の意味があってのものだから、聴き手がアーチストと楽曲の再構成を行うことにちょっと辟易としてきた今、オリジナル回帰への流れが今後あえてきっと来るのではないかと思う。


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