きぼう屋

生きているから生きている

最初のドキドキ

2010年12月11日 | 教会のこと
明日からの週の週報巻頭言です。

つまり明日の週報にのっているものですが
明日の午後の企画のことに関連しているので
もう本日アップします。

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「最初の子どもクリスマス」

本日は子どもクリスマス。
今年で7回目。
私は初回の緊張を今も忘れません。
共にあのときに奉仕された方々も同じと思います。

当時は毎週教会に通う子どもはなく、
また外に向けた大きな企画を行うだけの奉仕者も足りない中で、
準備と当日のイメージがまったく浮かばないまま、
それでも「なにしろやろう!」という教会の思いの中で、
あふれる不安を抱える中、
しかし主に委ね、
たくさん祈り、
準備を続けました。

チラシを手分けして各小学校の前で配りました(今は学校前でのチラシ配布ができなくなりましたが)。
私は御所南小に行きました。

「今度の土曜日の昼1時からだからね」。
「サンタさんって来る?」
「来るよ?プレゼントもあるよ!」

配布中に小学生と会話をすることで私はホッとしました。
子どもたちは来る!と確信しました。

でも逆にもうひとつの不安が大きくなります。
子どもたちや親たちを迎える体制を教会が整えることができるか、
というものです。
なにしろ限られた人数でぎりぎりいっぱいの準備をしてきていましたから。

そして当日を迎えました。
開始1時間前からドキドキしつつ、玄関前で待ちます。

すると来るではありませんか。
子ども21名、親10名が参加してくれました。
まずみんなで礼拝し、
ゲームをSさんがリードし、
そして野の花会が準備してくれたクッキーをみんなで焼きました。

サンタさんは当時ホームレス生活をされていたJさん。

そして参加者の中に子どもへのDVで悩む親もおられ、この日からかかわることも生まれました。

奉仕者は8名。
野の花会4名と男性2名(共にホームレス生活者)と牧師夫妻。

ね!ぎりぎり感がわかるでしょ!

でも企画を終えて奉仕者は共通に思いました。
この主による幸せを教会員に経験してほしい!。

そして翌年より、日曜日の午後に開催することとなりました。

7回目の今年は奉仕者がこんなにたくさん!
奉仕者数が初回の参加者数と同じかも。
企画も丁寧で準備も見事!
人形劇からゲームまで全部手作りなんてアメージング

主の愛を知るからこその献身に感謝。

さあ午後にたくさんの子どもたちと親たちが訪れてくれます。

あの初回の新鮮なドキドキも追体験しつつ、
でも初回と違ってすでに積まれている経験を生かしつつ

主にあってたくさん子どもたちと親たちを迎えたいと思います。

この地域のために
よろしくお願いいたします。