きぼう屋

生きているから生きている

和解と癒し その7

2010年12月07日 | 教会のこと
今週の週報巻頭言です。

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「和解は伝道!和解と癒し その7」

今年もクリスマスがやってきます。
主イエス・キリストが私たちの世界のために、その只中にお生まれになります。
私たちの世界、また私たち自身が有する混沌とした、殺伐とした状況や精神状態のどまん中に、
その苦しみを産みの苦しみとして全て抱えつつ、
主イエス・キリストが新しい命としてお生まれになります。

だから主の誕生を覚えることは決定的な救いとなります。

さて、当教会では
次週12日の午後に子どもクリスマス、
19日にはクリスマス礼拝と祝会、
24日はキャンドル・サービスを予定しています。

すでにいずれも平日も用いつつ準備が着々と進んでいます。

そして私は、準備される方々の表情と姿勢がとても美しいことを発見しています。

そのわけは何でしょう。
それは、
誕生する主が私たちの癒し主であり和解主であることを知るから、
その主によって神と他者とさらに和解し、
それにより私たちと隣人たちがさらに癒されることを
期待しているからに違いありません。

クリスマスは主により和解が起こります。

つまり人間関係が
本質的に深くなり決定的につながることが
主により!!起こります。

だから私はみなさんに提案します。
クリスマスの企画には、ぜひ友人、知人、家族をお誘いしましょう。

教会にどなたかを誘うという伝道の根幹は、私たち一人ひとりの信仰の根幹でもあります。
つまり、
すべての生命とは主により和解という形で、
愛し愛される関係となるという形で、
つながることを信じることが信仰です。

だから和解をなす主は、
キリスト者がどなたかを教会に誘い、連れてくることを起こします。

あとは
私たちがその主の声を聞くか、私たち自身の思いを優先するか
という問いのみ残ることになります。
そしてここの葛藤を、教会は歴史的に信仰のたたかいと呼んでいます。

ですから今後10年のテーマを「和解のつとめに仕える」に決定した連盟は、
同時に和解は伝道であることも確認しました。

和解は伝道!

これは極めて大事です。

ぜひ今年は、
例年に輪をかけて
友人、知人、家族に声をかけ共に教会に集うクリスマスにしませんか。