きぼう屋

生きているから生きている

通じ合う

2009年10月25日 | 教会のこと
今週の週報巻頭言

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「聖霊の導き」


一昨日、昨日と、当教会を会場に全国ろう者修養会が開催され、
全国から33名が参加されました。
また引き続き本日の礼拝に参加されている方々もおられ、うれしく感謝するばかりです。

今年はの修養会では「教会の手話」をみんなで学びました。
信仰生活に欠かせない言葉が互いに通じるための確認は大切です。

また通じることは、実は聖霊の働きです。

聖霊が舌のような炎として一人ひとりの頭の上に直撃したことで、
言葉の異なる者どうしが通じ合った!
というのが聖書の記す霊の働きです。

聖霊は通じ合わない者どうしが通じ合うために働きます。

言葉が通じない場合はもちろん、
価値観や性格、主義主張、
さらには信仰が通じない場合でも、
聖霊が働き、つなげます。

そして
つなげられて集まったのが教会の交わりです。

だから教会はあらゆる人が集まる場所です。
一定の言葉や階級、価値観の人のみが集まる場所ではありません。

私たち京都教会は、
これからもあらゆる人が気兼ねなく主の思し召しのままで集う教会となるよう祈り励みます。

そして当教会におけるこのような取り組みのひとつであり、
おそらく最も歴史の長いものが、
ろう伝道です。

ヘブライ語とギリシア語で書かれた聖書を、
日本語などの音声による様々な言葉のみでなく、
手話で分かち合うことができるための長い取り組みです。

それにより新たに通じ合うことが起こされます。

だからこれは聖霊の働きです。

それゆえに、
当教会のろう伝道も、全国ろう者修養会も、
何度となく存続が危ぶまれけれども、
私たちから見たら奇跡的に、今なお存続することがゆるされています。

でも神さまから見たら当然かも知れません。

故湯浅兄は私が赴任した11年前に、若い手話通訳者が与えられるよう熱く祈られました。
私たちが良く知るように、神はそれを私たちの希望以上にかなえてくださいました。
通じ合うことに向かうことはみこころだからです。

全国ろう者修養会も、
私は今後ますます全国から必要とされると確信しています。
通じ合うための大きな働きだからです。

最後に、
修養会のための数々のご奉仕を心より感謝いたします。
いつもながらにその精神と精度に驚くばかりです。

そして間をおかずバザーとなりますが、
こちらも聖霊に導かれつつ、共に奉仕できればと願います。

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あと30分ちょっとで礼拝
うれしいですねえ

教会の隣の河川敷と荒神橋は
なにやら大掛かりな撮影準備をしております

これだけ大掛かりなので
映画か力の入ったTVドラマでしょうか

本日顔を見ることのできる俳優さんは誰でしょう??


でも
イエスと出会うほうがどきどきします

というわけで

それぞれの教会の礼拝が祝されますように