きぼう屋

生きているから生きている

2009年05月05日 | ホームレス支援のこと
昨日の
ホームレス支援機構・京都寄り添いネットの
荒神口炊き出しは

同窓会となりました

連休ということもあり
自立された仲間たちが
顔を見せに来てくれました

ボランティア参加の仲間もいます

ウチの5人いる子どもの何番目が生まれたころか?

というところで
いろんな出来事を思い起こしつつ
それらを歴史的に整理できるという

面白いことになっておりました

みんなウチの子たちを抱いてくれたんだよねえ


昨日の仲間のなかには
超大きな病を抱えている人もおります

彼らがウチの子たちとの思い出を話してくれるときの目が
あまりに美しくて
わたし
涙をこらえられませんでした


本日
やはり超大きな病と闘う仲間のお見舞いに行きました
休みなので
家族みんなで行きました

彼は
ホームレス生活の最初のころ
一生懸命強がっていてチンピラを演じていました

しかし
ウチの生まれたての次男(もう小3)を抱いてから
表情が一変し
その後は澄んだ目をたびたび見せてくれるようになりました

そしてどんどん優しいおっちゃんになりました


本日も想像を絶する痛みの中で
ひとつの動きひとつの発声に強烈な精神と筋肉のエネルギーを必要とする状況で

しかし
ウチの子たちと会ったら
急に目がぱっちり開いて
澄んだ目でにっこり見つめてくれて
さらにクビをちょこっとかしげてくれて・・・

この一連の動作の正確な時間と
表情の微妙なところまで
ぼくは生涯再現できることを確信できるほど

彼は人間のある意味超越した美しさを
醸し出してくれました

心どころの騒ぎではなく
脳も神経も筋肉も
ぜんぶが震えるのがわかりました


主イエスの伴いを
祈ることのみが
わたしのできることでした


主の伴いたまえ
アァメン
アァメン
アァメン