視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
TwitterID @seibou_udoku

電磁気学・・・??

2009-01-20 09:04:37 | 放送大学


理解不能のマックスウェル方程式。
理系の若い友人からは、小生の惨状をみて「マックスウェル方程式は互いに関連しており、最も美しい方程式だと思います。」というお言葉をいただいたが、解らぬものは解らぬ。

と、いっていてもしょうがないので、一体何処が、何処から解らないのか再考中。
教科書やビデオを見直したり、図書館から関係図書を借りてきて読んでる状態。
まっ、試験には間に合いそうもないが、死ぬまでまだ時間はタップリあるさ!?

でも図書館で一緒に借りた下の本(全3巻)を手にとる時間が多いのは、頭の構造はやはり記号系でなく文字系か?


磁力と重力の発見〈1〉古代・中世
山本 義隆
みすず書房

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P.S.
東工大世界文明センター・公開シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」(¶)

講演内容:
建築、社会設計、そしてコンピュータ・システムの3つの意味をあわせもつ言葉「アーキテクチャ」。それは、現代社会で、多様なニーズに答え、人間を無意識のうちに管理する工学的で匿名的な権力の総称になりつつある。では人文的な知は、そのような権力の台頭にどう対峙すればよいのか。
建築家の磯崎新、社会学者の宮台真司、経済学者の浅田彰を招き、新世代の論客が論戦を挑む。
(告知ホームページより)

1月28日(水)17:30~20:30 

司会:東浩紀(東工大特任教授) 
登壇者:
浅田彰(批評家)
磯崎新(建築家)
宇野常寛(文芸評論)
濱野智史(情報社会論)
宮台真司(社会学)

場所:大岡山キャンパス 講堂  
入場無料  先着順(600人収容) 申し込み不要

シンポジウム詳細

※アーキテクチャ:工学的で匿名的な権力。
大変魅力的なテーマと登壇者なので、是非聴きにいきたいのだが、試験前日というのが思案のしどころ?
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ぐんま天文台天文学校1日目

2009-01-18 14:55:31 | 天文関係
昨年暮以来、IRAFインストールで悩まされている原因の、ぐんま天文台天文学校第1日目を受講してきた。
講座レベルとして"冷却CCDを使用したことがあること。自分のノートパソコンにIRAFをインストールして持参出来ること"とある。
受講者は15名。女性は3名。
毎回の天文学校受講者や占有観望の常連が多いが初めての方もいる。小生のようなUNIX & IRAF初心者もいるようで少しホッ!
講義風景:ぐんま天文台HPより

講師はぐんま天文台の衣笠先生、本田先生。

授業内容

・天文学校についての概要
・分光の基本について
・観測装置について(スペック、ドーム見学)
 上写真は150cm望遠鏡に設置された低分散分光器(右側)と高分散分光器(左の黄色い箱)の説明を受けているところ。

・ぐんま天文台で低分散分光器、高分散分光器を使用した実際に行っている研究について
本田先生より高分散分光器使用例
 金属欠乏星の観測

衣笠先生より低分散分光器使用例
 ぐんま天文台、特異な超新星SN2002apを確認:極超新星か?

・データ処理の説明
  IRAFを使用しての処理手順の概略説明を受ける。
  (詳細は下記サイトのマニュアルを参照とのこと)
   低分散分光器(GLOWS
   美星天文台101cm望遠鏡 IRAFによる分光データ整約のすすめ(PDF)
   作業にかかる時間:衣笠先生のレベルで20分~3時間

  高分散分光器(GAOES)
  すばる望遠鏡高分散分光器 によるデータ整約の手引(PDF)
  作業にかかる時間:本田先生のレベルで約1日半(!)

・観測テーマの相談とグループわけ
テーマとしてルーリン彗星の組成、銀河の後退速度・回転速度、惑星・衛星の回転速度、恒星の自転速度、恒星のスペクトル比較、自転速度等が提案され、受講者が各自関心のあるテーマに別れて観測、解析することとなった。

現実問題として観測時間は1月31日(21時~26時)、2月21日(21時~26時)の2回である。
限られた時間の中で観測可能な光度を持った天体を選ばねばならない。

「仮説なくして観測なし!」が研究の鉄則であるが、
小生の場合、まずはIRAFによる分光解析の手順を体験するのが目標となる。

P.S.
本田先生の金属欠乏星の観測からの宇宙黎明期の星形成研究は興味深かった。











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SONY PCG-V505B

2009-01-17 03:13:19 | LINUX他

天文学校で使用するCYGWIN+IRAFをインストールしたノートパソコン(SONY PCG-V505B)
2003年2月に購入しているから丸6年使用している。
さすがにバッテリーを一回交換している。

昨年、Eee-PC901を購入してからは出番は少なく、食卓でテレビを視ているときのGOOGLE検索用マシンとなっていた。

今回、天文学校でのIRAFマシンとしてのお役目がまわってきた。

先日、やっとこIRAFのインストールが完了したと思ったが、昨日チェックすると無線LANが使えない。
どうも内蔵の無線LAN基盤がお釈迦になったようだ。たまたま手元にあったPCカード式無線LANをドライバーソフトとともにセットアップする。(左下のでっぱり)

それでなんとか一段落と思ったら、今度はHDDの調子がおかしい。

結局、リカバリーCDを使ってWINDOWS XP から再セットアップ (この時PCユーザー名を英文字にしておかないとマズイ)ー>
サービスパック2インストールー>
CYGWINフルインストール(ここでパッケージをフルインストールしておくことが大事!だけどダウンロード+インストール作業がとても長時間!)->
GUIターミナルエミュレータのPoderosaをインストール(MS.NET Framewarkが必要)

それからIRAFのセットアップ作業。
手順にしたがい、ダウンロード、解凍、インストール。
ds9、xgtermをダウンロード
(両方ともProgram files へDLした) & リンク処理。

Poderosa上でstartxを入力するとxtermが問題なくたちあがる。
さらにxterm上からxgtermも立ち上がり、ホッ!
xgterm上でds9を立ち上げ、
mkirafでxgtermを指定、clコマンドでIRAFを立ち上げる。

disp dev$pix 1
を入力してds9上にサンプル画像のM51が立ち上がる。

懸案だった
pcol dev$pix 256
でxgterm上にグラフも表示できた。

今回はxgterm のリンク問題もなくセットできた。

動作確認終了。
朝の9時からはじめて終了は20時すぎ。さすがに疲れた!

このVAIOもIRAF専用マシンとして最後のお勤めか?
(とりあえずメモ書き)

参照:天文情報処理ソフト関連の資料
・ Cygwin (on Windows) の場合 ( PDF) (2007.12.10版) [New!]
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放送大学履修要綱

2009-01-15 14:07:33 | 放送大学
2009年度放送大学履修要綱が送られてきた。
1月26日から登録開始である。もちろんネット上から登録できる。
2009年度から現在の教養学部は3コース6専攻(「旧専攻」という)から1学科(教養学科)5コース(「新コース」という)に変わる。
小生のように「旧専攻」で編入した全科履修生はそのまま旧専攻でいくか「新コース」に移行するか選択できる。

「旧専攻」と「新コース」との違いは小生の理解するところでは、新しく「総合科目」群が出来、この科目群から4単位を取得しなければいけないようだ。
「総合科目」群(一番外側のリング)は旧来の他の専攻からの専門科目から移動してきている科目もある。「旧専攻」より単位が取得しやすい科目もありそう?

小生の目標として2010年度には卒業研究を履修したいので、2009年度は履修申請条件をみたす単位を取得するための履修登録をしなければならない。

1月27日からはじまる今期の期末試験の悲惨な結果(?)が視えているので、ここが思案のシドコロ(!?)
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シンラドーム見学

2009-01-12 10:19:56 | 天文関係
昨日、昨年8月に新装された科学技術館シンラドームを星仲間(アスメン)と一緒に見学してきた。
シンラドームは国立天文台が中心となって開発した4次元デジタル宇宙シアター(4D2U)のシステムである。
現在上映されているシンラドーム用立体フルドーム映画「コズミック・ディズカバリーズ」の監督/編集を担当した、アレックス氏から直接、制作過程の技術的問題やシンラドームのシステムを説明していただいたのは個人的には大変嬉しかった。
コンテンツ制作とリアルタイムオペレーションに使用されているUniviewというソフトは、昨年9月にN.Y.のアメリカ自然史博物館で視たへイデン・プラネタリウムでも使用されている、Windows上でも動く凄いソフトだ!小生のノートパソコンにも載せたい(夢)!!
そしてあれだけの大画面映像を、最高レベルのハイスペックパソコン(MAC)だと思うが、一般に市販されている編集ソフト「FINAL CUT PRO」で編集出来るとは凄い時代になったものだ!

あとダイジェストで観せていただいた、理化学研究所が制作した「セントラルドグマ」4D2U版は新しいドーム映像の可能性をみたようなきがする。

アレックスさん、会場設定等いろいろとありがとうございました。

セントラルドグマ ~ゲノム情報からタンパク質ができるまで~ / The Central Dogma


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