2月28日は東京都庭園美術館友の会交流会でした。
「ポワレとフォルチュニィ 20世紀モードを変えた男たち」を視てきました。
小生、ユニクロのフリースも高いと思っているファッション音痴。
20世紀初頭のパリ・モード界の巨人の展覧会などはまったくの門外漢です。
それがなぜ視にったか?
友の会会員は会員だけのフロアレクチャーが受けられること。
そして懇親会で出される金田中のデザートが目的。
もうひとつミュージアムショップ付近に現れるデブ猫2匹に久しぶりに会いたかったから。
さて美術館の大広間に入ると、普段は入れない香水塔のある左側の次室に入ることができました。
香水塔をぐるりと回って大客室に目を向けるとそこは「夜会」。
ポワレとフォルチュニィを着た貴婦人たちが談笑する「夜会」の場にいるような錯覚におちります。
もっとも見学者が少ないせいだったせいかもしれません。
このシーンの奥にある香水塔側から視た光景です。この光景を視ただけでも来た価値がありました。
交流会のトークショーで語っていた、神戸ファッション美術館の浜田久仁雄氏によると、ポール・ポアレは「コルセットから女性を解放したデザイナー」だそうですが、19世紀終わり、フランスでは全人口の数よりコルセットの数が多かったそうです。
つまり成人女性は各自複数のコルセットを持っていたわけですね。
女性のファッションからコルセットを解放したということは、単なるファッションや健康上の問題だけででなく、コルセット産業の没落を意味するという話はおもしろかったです。
「モード」の変化という視点から考えれば、昨今の自家用車が売れないという問題に繋がるかもしれません?
と、いうよりそんな話しか小生にはわからなかった次第。
P.S.
久しぶりにデブ猫チャンに再会出来て満足した一日でした(笑)。
参考サイト:弐代目・青い日記帳
いつも勉強させてもらっています。