視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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フェルメール展

2008-10-01 01:13:56 | 文化
昨日,上野の都美術館で開催されているフェルメール展「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」を視にいってきた。8月から開催されていたのだが、夏休み中は混むだろうと思い、帰国後いった次第。
しかし開場9時にもかかわらず、小生が氷雨の中いった8時50分頃にはすでに50人以上の列が出来ていた。
普段の日だけあって中年~団塊の世代以上の女性が多い、会話をなんとなく聞いていると、地方から来ている人も多そうだ?

小生も好きだけど、みんな好きですなあー!

入場すると、まずは今回出展されているフェルメールを視に、奥の部屋にむかった。
今回出展されている作品は
「小路」(アムステルダム国立美術館)
「ワイングラスを持つ娘」(アントン・ウルリッヒ美術館)
「マルタとマリアの家のキリスト」(スコットランド・ナショナル・ギャラリー)
「リュートを調弦する女」(メトロポリタン美術館)
「デイアナとニンフたち」(マウリッツハイス王立美術館)
「ヴァージナルの前に座る若い女「個人蔵)
「手紙を書く婦人と召使い」(アイルランド・ナショナル・ギャラリー)
の7点。

まさかメトロポリタン美術館所蔵の「リュートを調弦する女」を東京で視るとは思わなかった!?
やはり視て、なぜかホットしたのはアムステルダム国立美術館所蔵の「小路」。
10年ぶりの再会である。
小品だが、17世紀半ばのオランダの街並みに立っているような感覚に陥る画だ。

さすがに開場と同時に入場したせいか、7枚のフェルメールを結構じっくり視ることが出来た。

しかしこの展覧会だけで7点ものフェルメールが視れるとは!
フェルメールの全作品が37~8点といわれてますから、マアよく集めたものです(驚)


最近出た本のようだが、小林頼子氏の「フェルメール論」の中から作品解説を抜粋したような文庫本。
美術展に持参するにはもってこいの本だった。小生も会場で視ながら読んでいた。

フェルメール ――謎めいた生涯と全作品 Kadokawa Art Selection (角川文庫 ん 30-1 Kadokawa Art Selection)
小林 頼子
角川グループパブリッシング

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