視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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ニューヨーク3日目

2008-09-21 09:34:03 | 2008アメリカ旅行

午前中、メトロポリタン美術館の別館であるクロイスターズ美術館にいってきました。
ホテルから地下鉄を乗り継いで[190th St.]駅で降りるのですが、[168th St]で地下鉄がストップ。週末の路線補修だそうで、この後は地上に出てシャトルバスに乗り換えていくことになりました。
マンハッタン島の最北端なのですが、ココがニューヨークかと思うくらい、静かな場所です。


なんでも、ロックフェラーがメトロポリタン美術館に、中世美術のコレクションおよび展示場所として、この一角を公園にする敷地と、南フランスにあったミッシエル修道院の回廊(クサの回廊)の一部を移築した建物を寄付して出来たものなそうな!!
金持ちの次元が違います。
この建物自体が中世美術のコレクションとなります。


中世美術の収蔵品は19世紀のアメリカを代表する彫刻家ジョージ・グレイ・バーナードの個人的コレクションがもとになっているそうです。
有名な所蔵品は「一角獣狩りのタペストリー(上写真)」、「受胎告知(ロベルト・カンピン)」などだそうです。
小生は中世美術に関してはほとんど知識がないので、音声ガイドを借りて、ところどころ説明を聞きながら視てまわっておりました。
65歳すぎて、お金に余裕があったら(そんなこと有り得そうもないが・・・)、パックツアーで南フランスのロマネスク美術を視てまわりたいものです。
その夢、実現の日(何時の事やら)まで、地元図書館で関係書籍を借りて読み漁っていこう・・・・





午後はニューヨーク近代美術館(MOMA)に向かいました。
10数年前までニューヨークに来るたび、必ずMOMAに行き、コンテンポラリーアートに触れると、テンションが上がりっぱなしなったものですが・・・・・

今回は
「なんかなあァ・・・・?」

デュシャンの「自転車の車輪」も、ウォホールの「マリリン・モンロー」も妙に空々しく感じるのです。
コンセプチュアル・アートの限界でしょうか?
小生が歳をとったせいでしょうか?

これからゆっくり考えていきたいと思います。

マア半分視れないかな?と期待していたオスカー・ココシュカや、グッドデザインとして、小生のマツダ・ロードスターのテールライトが展示されていなったのも、心理的影響を与えたかもしれません(謎)

P.S.
しかし今も昔もMOMAにくる女性は"シャープ"な人が多いですね。
眼の保養になります(笑)





コメント
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