視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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ウドバー・ハジー・センタ-

2008-09-18 09:36:14 | 2008アメリカ旅行

今日はスミソニアン航空宇宙博物館の別館である「ウドバー・ハジー・センター」へいってきました。
ダラス空港のすぐ傍にあるのですが、ワシントンDCの中心部からいくにはバスとシャトルを乗り継いで一時間以上かかります。
一番いいのは帰国時、早目にダラス空港でチェックインして観にいくのがいいかも?3時間もあれば駆け足で観ることが出来ます(笑)

ここでの注目の展示ですが、小生のマニアックな視点では、これも将来日本が導入を考えている(?)F-35の原型となった、垂直離陸が出来るX-35B実験機。
太平洋戦争末期、日本海軍が開発した日本最初のジェット戦闘機「橘花」に搭載された「ネー20」ジェットエンジン。
小生にとって思い入れの深いB-36爆撃機のエンジンであるP&W4360エンジンのカットモデル。
小生が小学生時代、アメリカが猿を使っての宇宙飛行実験をやっていたミッションの裏で、極秘裏に行われていた、1990年代までまったく極秘の存在だったNRO(アメリカ国家偵察局)がおこなっていたコロナ計画(ソ連への人工衛星による偵察ミッション)で使用された特殊カメラの回収用カプセル。
もとグライダー乗りとしては嬉しい、各国のグライダーの展示等がありました。

が、小生の今回の目的はやっとレストアが終わって展示公開された「晴嵐」です。
太平洋戦争末期、日本海軍がパナマ運河攻撃用に極秘に開発した潜水艦空母イ400型から発進する地上攻撃機です。
これもまた荒唐無稽な作戦の産物の飛行機といえますが、戦争末期でなく真珠湾攻撃と同時にパナマ運河を封鎖しておけば、少しは戦況に変化があったのでは(?)と個人的には思っています。
マア、巨大な潜水艦の甲板の上に翼をたたんだ春嵐を格納するチューブをつけて潜航するイ400型潜水艦なんていうのも,想像力を駆り立てられる代物です(笑)
写真は左側から「桜花」「屠龍」「春嵐」「紫電改」そして後ろにエノラ・ゲイが見えています。

伊四〇〇と晴嵐全記録 (WWセレクションピクトリアル)
高木 晃治,ヘンリー 境田,ゲイリー・ニラ
学習研究社

このアイテムの詳細を見る


P.S.
モモさんへ
この絵は昨日いった航空宇宙博物館に飾ってあったのですが、ドーリットルが1932年にGEE-BEEレーサーでクーリブランドで開催されたトンプソントロフィレースで優勝したときの絵だそうです。



P.S.
小生が血迷って買ってしまったお土産。
勿論、本物のプロペラではありません。値段の倍の送料で日本まで送ることになりました。
こんなデカイもの、どこへ飾るんだ!(謎)
2ヶ月位先に到着予定なので、少しはやい自分へのクリスマス・プレゼントです(と、しとこう)。
バカですねー。

明日はニューヨークへ向かいます。


コメント
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