外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

北京から一時帰校の学生

2012年12月05日 | 日記
12月5日(水) 曇りのち晴れ

薄い雲が空を覆って暗いのが更に暗くなった朝のグラウンドに「センセイ、オハヨー」と
走ってくる一人の学生、聞き覚えのある声だと思いきや今年の春から北京の専門学校で
アップル系のソフトウェアの勉強をしている楊でした。
今は勉強をしながら働き始めたのだとか。それにしてもこちらの学生に共通するのが
事前連絡一切なしの突然訪問。サプライズと言ってしまえばそれまでですが、事前に伝えて
くれればカレーくらい作ってあげたのにね。。。
その事を話したら、学院側から書類作成の為の要請が来たのがつい最近だったそうです。

その彼が夜に部屋に来てプレゼントだと言って自らの写真を渡してきました。
男の写真を貰ってもね・・・と内心思ったのですが、裏側に彼のメッセージが記されていて
私が初めて会った外教で、初めての外国人の友達で、大学生活の中でいろいろなことを
教わり心から感謝していると。
こういう写真つきのメッセージは記念になりますね。
この学校に来て3年、数百人もしかしたら千にも及ぶかもしれない学生と関わってきましたが
彼らの大学生活という人生の中でとても重要な時期の思い出に私がいる。
非常に特別な思いです。

関わった学生の中で何かしら影響を与えたことは全体の数に比べればあまり多くはないと
思っていますが、その多くない数字の中でも私と出会って本当に良かったと思ってくれる
学生がいれば教師冥利につきますね。

来年の秋以降にまた同職につける様に頑張ろうかという力が湧いてきました。
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卒業写真

2012年12月05日 | 日記
12月4日(火) 晴れ

記憶によれば昨年と一昨年は11月に行われた卒業記念写真撮影、今年は今日でした。
一昨年はKさんが羽織をお召しになり、とてもお似合いでしたので、私も何かあればと
昨年だったか浴衣を持ってきたのですが、さすがに秋深い季節に夏物は風邪を覚悟になる。
とりわけ12月となれば自殺行為としか思えないので今日も断念しスーツ姿。
とはいえ、こちらに持ってきたスーツは夏物なので、スラックスの下は発汗しそうなくらい
厚手のモモちゃんを履いておきましたが。

この卒業写真、メインは集合写真ですが、その順番を待っている間に学生同士や教師と一緒に
そこここでシャッターを切るのが風物詩になっているのですが、その光景が最も激しくなる
のが我々のクラスです。仕掛けは私だといえない事もありませんが・・。
一昨年はKさんとカウボーイハットの似合うアメリカ人教師も参加したので、その賑わいが
楽しかったのですが、昨年と今年は私だけでしたね。
他のクラスが羨ましそうな眼差しを向けるので、希望者には一緒に収まってあげたくなる
こともあるのですが、やはり自分の学生が優先になりますね。

途中から私のカメラを『自由に撮っていいよ』と学生に持たせましたら、アングルに疑問符が
つくような撮影が多かったものの、いろんなポーズをした学生を撮っておりまして、これは
これで楽しいものでした。

中国での大学探しより日本での仕事探しに注意を向け、正月早々に帰国することをほぼ決定し
方先生と外事主任には了解を得たため、30日のカウントダウンが始まりました。
最近はそのことを考えないようにしても意識せざるを得ませんから、こういうひと時が今まで
よりも貴重に感じられます。
昨年までなら、『卒業後にまたどこかで会えるかな』と期待感もありましたが、今年は
『この別れが永遠の別れになるかも』という予感さえしています。
そうなればそれも運命ですね。
ここにいた3年半と彼女らと過ごした2年半の記憶は消えるものではありませんから、たまに
思い出しながら楽しみたいものです。
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