外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

練習台

2012年12月16日 | 日記
12月16日(日) 晴れ

週末の雨から少し気温が和らいでいますね。明日からまた零下に戻るようですが、とりあえず
外出する日に暖かいのはありがたいことです。

さて、今日の稽古、準備運動はいつもながら子供たちから遠く離れてゆっくり走っているの
ですが、今日は先生がそばにやってきて「疲れたのか?」と尋ねてくるので『力を温存です』
と答えておきました。準備運動で力を使い果たすと本番の稽古で力が入らなくなりますからね。

とはいえ、今日もまた足上げの練習があったのですが、注意を受けて何度かやり直し。
ボクシングなどでコーチがキックを受けるときに使うプロテクターとでも言うのでしょうか
それを蹴る練習なのですが、足を上げるだけでも大変なので爪先蹴りをしておりましたら
「それだと相手に力が加わらないからもっと強く」だと。
仰ることは分かるのですがね・・。体がついてこない、となんとか5発くらい力を入れて
あとは脱力しておきました。

先週と今週は尤が休んでおり、先生の練習台といいますか、見本を見せるときに相手になる
対象がいないので私が相手をさせられています。ある意味光栄なことではあります。
先生の要求する動きが出来ることを認められているわけですから。
そして先生から直接手ほどきを受けるので、とても分かりやすいのです。
ただ、先生も初めは手加減してくれているのですが、乗ってくるとだんだん力が入ってくる
のですね。予想できる動きならいいのですが、たまにそれまでと違う箇所を押したり曲げたり
するものですから、体が反応できないことがあります。
押されて飛ばされるシーンでは、慣れてきたら少し押されただけで勝手に飛ばされているよう
に見せかけ、大きな力を受けないようにしました。
何せ元々筋肉が強い上に少しの動きで大きな力を出せる方ですから、まともに力を受けたら
痛いのなんの。

しかし、この稽古も私が参加できるのはあと2回となりました。
私が他のメンバーよりも覚えが早いのはその真剣さの度合いが高いからだと思っています。
ほぼ毎日基本動作は練習しておりますし、帰国したあとでも基本動作の練習はできる限り
やろうと思っていますので、その範囲をどれだけ会得できるか。
もし来年の秋にこの地に戻れれば再来週まで習った部分から始めたいと思っています。

ちなみにここほぼ毎週、稽古の後で食べている昼食、維坊で有名な『和楽』という麺。

見かけは完全にうどん。他の店舗で食べた時は大して美味いとは思えず、その後食べたことは
無かったのですが、同じクラスの日本人留学生に学校近くの店舗を紹介されてはまりました。
トッピングにニンニクのスライスが入っていて、これが甘酸っぱくて美味しいのです。

こちらにいると讃岐うどんや京うどんが食べたくなりますが、日本に帰ったらこの和楽が
懐かしくなるかもしれませんね。
コメント
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