平成24酒造年度全国新酒鑑評会について開催要項が公表されています。http://www.nrib.go.jp/kan/h24by/info/h24by_info.pdf
上記リンクに追加する情報とすれば、5月22日の東広島の酒類総合研究所の一般公開の前日に、例年どおり講演会が開催されます。
http://www.nrib.go.jp/kou/49kouen.htm
これだけではつまらないので、個人的な推測を書きます。
全国新酒新酒鑑評会の結果を最も気にしているグループは、ベテランの年代の杜氏さんたちかなと推測します。
その次に、気にしているのは、高齢の蔵元さんたちと推測します。
この二つのグループは、ほとんど同じくらい気にしてると思われますが、極めてわずかに杜氏さんたちがより気にしているじゃないでしょうか。
そもそも杜氏さんの酒造りの甲乙などいうのは、客観的に測れないものですが、杜氏として何回金賞を受賞したかというのは、唯一、数字としてくっきり示されるものです。
まったく、同じ事は、蔵元にも当てはまります。
それで、なんで杜氏さんのほうが気にするかと思うかというと、かつて志太泉におられた杜氏さんと、先代の社長を比較すると本当にどちらも全国新酒新酒鑑評会が気になって気になってしかたがなかったでしょうが、微妙に杜氏さんのほうがより気にしていたなという感じがするからです。
だから、ほとんど根拠は無いです。
ベテランの年代の杜氏さんや高齢の蔵元さんじゃない、年齢的に若い杜氏さんや蔵元さんは、一般的には、そこまでこのイベントを気にしていないと思われます。別にデータはないですが多分そうだと思います。
これが仮に正しいとすれば、コンテストが増えたことや酒質の評価の多様化によるものなどが原因でしょう。