むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

酷寒?の姫路出張・・・・

2018-01-26 23:59:58 | 工場長の独り言

所沢の朝の冷え込みは今日も半端ない・・・・

玄関先の温度計がマイナス8度を示す中、今日は日帰りの姫路出張に出掛けてきました。 天気予報によると日本海側の天気は大荒れ模様・・・・ その影響は東海道新幹線の運行にも支障が出ているとの事で 正直困った事になりました・・・。 趣味の旅行だったら 無論キャンセルという流れでしょうが 仕事となるとそうもいかない・・・・。 まあ、新幹線が遅れる前提で出張行程を組んでいたので 然程心配はしていなかったのですが・・・・ こんなところに長年の鉄道趣味の経験が生かされると思うと嬉しいものです・・・・・ うちの同僚だったら右往左往する事でしょうし・・・・(笑)。

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そんな事で 東京駅7時40分発の「のぞみ」に乗車・・・、一路 西を目指しました・・・。 この列車、以前にも書きましたが 西へ下る際の自分の定番?列車だったりする訳・・・。 というのも 姫路駅に停車する「のぞみ」は毎時ほぼ1本のみという事で 他に選択肢は無いのです・・・・。 新大阪乗り換えなんて芸当は そもそも頭にありませんし、前途のとおり「仕事」なのですから・・・・。

その「のぞみ」号ですが、自分の予想よりも早く 静岡駅を通過した辺りから徐行運転となりました・・・。 いやはや ビックリしたのは名古屋に至る前に雪景色となっていた事・・・・ 浜松辺りに雪が降る事も珍しいのではなかったのかしら・・・・?  雪景色の名古屋駅を出た後、雪はますます激しくなっていくようで 岐阜羽島辺りからは 車窓がほぼ真っ白で見えないぐらいになっていました。 東海道新幹線で雪と云ったら関ヶ原付近の事ですが、今回の寒波はさすがに今冬最強と云われるように降雪区間の長い事・・・・ 空に再び晴れ間が戻って来たのは京都駅を過ぎた頃の事でした・・・・。 結局のところ 姫路駅には34分の遅れを持って到着、前途のごとく 想定内の遅れではあったけど、 いざ姫路駅に降り立ってみると 風が強くて寒いのなんの・・・・・ 姫路の寒さは想定外でした。

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姫路の象徴?である姫路城を一瞬眺めた後、山陽電車で飾磨へ移動・・・、網干線に乗り換えて天満駅で下車したのが正午前の事。 ここから徒歩で訪問先へ向かいますが まずは昼食と暖をとるために 近隣のファミレスへ移動する事に・・・・ ま、雪山に例えればリバークといったところでしょうか・・・。  昼食の際、ドリンクバーでホットココアを飲みましたが、やはり寒い日にはココアがイイですな・・・・(笑)  心底温まりました。

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当地での仕事を終えたのは16時の事・・・・。 仕事のほうは順当に終える事が出来ましたが、唯一心残りだったのは 訪問先でいつも世話をしてくれたTさんの事。 以前から嘱託勤務という事は存じていましたが、本日の訪問で この3月で定年退職されるというのを聞いて 改めて御礼を言われたのは自分としても非常に嬉しい反面、寂しい気持にもなりました。「4月からは気ままな年金暮らしですわ・・・ハハハ・・・」と云われていたのが印象的で・・・・ 外様ながら Tさん 長きに渡って本当にお世話になりました。 

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再び山陽電車に乗って姫路駅まで戻って来ると 空からなにやら白いものが落ちてくる・・・・ いや~っ、雪でした。 今日は週末金曜日とはいえ この酷寒の地に長居する理由は見当たらない・・・・、早々に帰りの新幹線の切符を買おうと窓口に向かうと 前途のとおり 東京行きの「のぞみ」号は1時間に1本という事で、タイミングが悪かった・・・  10分前に出たばかりだったのです。 仕方が無いので 次の「のぞみ」の指定券を確保し、とりあえず駅構内で暖をとる事にしました。  そんな時 頭を過ったのは 姫路駅の「駅そば」のこと。 ここ姫路駅の「駅そば」は 中華風の めんを和風出汁で頂くという少々変ったもの・・・。 以前より一度食べてみたいと思っていたけど 実際にその機会は無かったので 今回初めて頂いてみる事にしました。

先のとおり「駅そば」なので食券を買って注文するシステムは他駅と同様・・・・、定番の「天ぷらそば」を注文、 さて どんな「そば」が出てくるか・・・? と楽しみにしていると カウンターの中からおばちゃんが持ってきてくれました。

その「そば」ですが、やはり特徴的・・・。 関西圏なので かつおの効いた透明度の高い出汁の中に 白い細麺が浸っている・・・・。 いや~っ、何と言ったらよいか判りませんが これがいわゆる「中華めん」というものなのか・・・ うどんとも違うし、他駅の「ゆでそば」とも一線を画するもので 美味しいけれど不思議な感じだけが残るという なんとも言葉に出来ない一品でした。 う~ん、改めて思い返しても 只々不思議な感じしか思い出せないのよね・・・。

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こうして「駅そば」を食べて時間を潰していましたが、タバコを吸うには寒いホームに上がるしかなく、意を決してホーム上の喫煙ルームに向かってみると、なんと姫路駅の喫煙ルームは暖房が効いていました・・・・素晴らしい!

ホーム上で駅の案内放送を効いていると東京発の下り新幹線は未だに15分前後の遅れが発生している様子・・・・、一方 上りの新幹線は京都までは定時で運行していると案内されていました。

ようやく東京行き「のぞみ」が入線・・・ 車中の人となりましたが、車窓はもはや夕闇に消えていく・・・・ 途中の新大阪界隈では やはり降雪があったようで路面が濡れているのが確認出来ました。  その後、新幹線は京都まで定時運転を続けた後、京都~名古屋間は徐行運転とのこと・・・。 車窓はもはや真っ暗なので降雪の様子を伺う事は叶いませんでしたが、京都駅からの北陸方面への列車等、運休が多数出ているとの放送があったので 相当な降雪があるのでしょう・・・・。

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こうして名古屋駅には15分の延着・・・・、東京まで このまま15分の遅れをもって到着するのだろうと思っていましたが、乗車した新幹線・・・・、名古屋から東京までの回復運転の凄い事。 乗車しているとよく解かりますが 通常の運行時の走り方とは 明らかに違う感じで・・・・・ いつも以上に横Gを感じたり、モーターの力行音が座席を通じて感じ取れるぐらいの 非常にパワフルな走りでした・・・・。 で、気がつくと 終点の東京には4分の遅れで到着という結果に・・・・。 どの区間で どのぐらい回復出来たのかは判りませんが、今回乗車した「のぞみ」号の運転士の方は さぞかし凄腕の方だったのでしょう。  だって新幹線はATC制御だから運転士の技量は関係無いのでは・・・? と思われるかもしれませんが、現在の東海道新幹線の過密ダイヤの中ではちょっとした気象変動でも ダイヤを維持する事が難しいと聞いていますから これだけの回復運転は 先行列車の退避処置等、目に見えない努力があったのでしょう・・・・・いや~っ、本当に感動的でした。

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こうして無事に帰宅する事が出来ましたが、実は今日の西武池袋線には色々あったようで・・・・ 朝の急病人対応やら 昼過ぎの踏切事故・・・、さらに夕刻の人身事故とあったようです。 幸い自分が池袋から乗車した時には ほぼ定時運行されていたようですが、 日中姫路に居る時にも 自分の携帯には西武線の運行情報メールが刻々と着信していて 正直「何事か・・・?」と思ったぐらい。

さらには帰宅後 暫くして携帯に着信メールが・・・・。 今度は練馬駅で信号トラブルのため運転見合わせだとか・・・・。 いやいや、本当に良いタイミングで帰宅出来て良かった。 だって、このブログを書いている最中も 狭山線の電車が遅れて運転しているのが判りますから・・・・・  池袋線電車との接続待ちなんだろうけど、今夜の狭山線の最終電車・・・・日付が変わった午前0時半過ぎに下っていきましたから・・・・。 いつもこの時間に運転していたら便利なんだけどね・・・・・。