さ~て・・・
私は今夜も懲りずに艦載機を制作中・・・・。
それでも パーツの組立には少々飽きてきたので 今日はちょっと違った事をしてみました。
たまたま艦船模型関連のパーツが入っている箱を開けてみたら、以前に組み立てておいた未塗装の飛行機が出て来ました・・・ああ、これもまた「仕掛」の途中で忘れ去られていたもの・・・見つけて良かった!。
F-4ファントム、F-8 クルーセイダー、A-6イントルダー、A-7コルセアⅡ、それにE-2Cホークアイなど・・・・ざっと10機ほど入っておりました。 「ああ、これは艦載機の増強にはちょうどよい!」 ということで 只今組立中の飛行機群と一緒に用いる事にしました・・・・まさに棚ボタ的な嬉しさです・・・・こんなのを持っていた事なんて すっかり忘れていましたから・・・・。
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それで・・・・・
これらを先行で塗装をしてみる事にしました・・・・。
塗装といっても 一機ごとに筆で塗ってみようかな?という訳です。
今回発見された飛行機たちは いずれも現用世代よりも一世代前の1960~1970年代の主力機たち。ちょうどベトナム戦争の真っ最中の時代ですね・・・。ベトナムというと・・・空軍の迷彩色が頭に浮かびますが 今回のものは 全て艦載機・・・・ ファントムとコルセアⅡは1/700の世界なら塗装を変えるだけで 空軍仕様にでもなりますけれど ここはやっぱり艦載機として仕上げてみたいもの・・・後に構えている飛行機群のテストベットにもなり得ますしね・・・機種を見ても70年代全盛のハイビジ塗装で仕上げてやるのが良いかな?。
ただ・・・ちょっと困りモノなのは この飛行機・・・・全て 透明クリア成型で出来ている、ということ。 今回は筆塗りという事で 最初に機体背面部の白を塗ってみました。 この白色・・・非常にノリが悪い色で、中々上手く塗ってやる事が出来ません。 白といっても 塗料の種類は色々あります。 まずは手持ちの塗料の中から色々と試してみました。鉄道模型用のやつから 下地処理用のものまで・・・・。
筆塗りの場合、どうしても「塗りムラ」が気になりますし、当然ながら「厚塗り」気味に仕上がってしまうのも。この辺のところは 塗料の希釈状態によっても異なるものですが 理想的には 気持ち 薄めに溶いた塗料を 平筆を使って何度も重ねて塗っていけば 比較的綺麗に仕上がるんだけれども 何せ相手は小さいし、塗料の希釈を濃くすると、今度はボテッとした仕上がりになってしまう。 とにかく欲しいのは 薄く塗れて 隠蔽力のある塗料!
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そんな訳で・・・・色々と試行錯誤を続けた結果、白色として落ち着いたのはクレオスのベースホワイト。 下地処理用の塗料で、あまり薄く希釈は出来ませんが 筆塗りの範疇であれば「まあ、良いか!」程度のところまでは持っていけそうです・・・・。
こうして2時間ほど格闘しておりましたが ・・・・
結果的に 塗りあげたのはE-2Cホークアイ の1機のみ!
それでも・・・色味の確認とか 色々と出来たので 貴重な経験となる事でしょう・・・・
後に控えている艦載機の大群はどうしよう・・・?
面倒でも一旦 エアブラシで白を吹いてからのほうが良いかもしれない・・・
まずはトライしてみれば・・・・・どんな事にも「教訓」はあるものです。
あとは どうやって実践するのか・・・? それが問題だ・・・・。