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むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

回顧版 1996年11月 北海道の夜行列車4連発・・・・

2014-12-19 12:40:59 | 工場長の独り言

さて・・・今週 連日のアップとなった札幌近郊のJR車両でしたが 最後の最後として これを挙げずにはいられません・・・(笑)。

正式に廃止が発表された本州からの夜行列車群・・・・トワイライトと北斗星の画像を貼っておきましょう。

どちらも 北海道内はJR北海道でしか見られない青色のDD51が重連で牽引・・・

まさに「これぞ夜行列車!」という貫録を感じてしまいます。

鉄道ファンでなくても あの雄姿を観たら「いつかは乗ってみたくなる」という憧れの列車だと思うのです・・・。


それでは1996年11月30日 苗穂駅付近で撮影したものをアップしてみましょう・・・・・。

当時、カシオペアは未だ誕生する前の時代・・・、上野-札幌間の北斗星は3往復体制・・・、さらに大阪からのトワイライトエキスプレスも加わって 僅か3時間ほどの間に 4本もの寝台列車が拝めるという

ファンにとっては天国のような?ところでした。 ※急行 「はまなす」はさすがに早朝過ぎて 撮影出来ていませんのでどうぞ御容赦のほど・・・・(笑)。


まず初めに姿を見せたのはトワイライトエキスプレス・・・・

1068号機を先頭に ピンク色のヘッドマークが よく似合っていました。 

規定ダイヤ上はどうだったのかは解りませんが この日は併走する721系に危うく被られるところでした・・・・(笑)。



隣にいた721系をトリミングしてみました・・・・こちらのほうが良い感じかな?



ちなみに 先頭のDD51 1068号機は 2012年に廃車となり、なんと海を越えて 遥かミャンマー国鉄に譲渡・・・・、第二の人生?を歩んでいます。

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トワイライトの通過から 僅か十数分で 北斗星1号が通過・・・・

1054号機を先頭とする JR北海道編成の24系客車・・・・・



写真ではよく判りませんが この1054号機は DD51のA寒地仕様車の中でも 防護無線アンテナがキャブ屋根上に設置されている変形車。

JR北海道のDDでは 他に1083号機もそうでしたね・・・・。

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次にやって来たのは 北斗星3号・・・・

1148号機を先頭とする JR東日本編成・・・・ 機関車次位の電源車にマニ24 501が連結されていました。





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この日3本目の北斗星は 1095号機先頭のJR東日本車中心の編成・・・。



機関車次位の電源車に注目・・・・ 白帯のカニ24が連結されていたのには驚きました。車番確認は出来ませんでしたが 画像から機関更新車という事が判ります。



この1095号機・・・北斗星の運行開始(1988年3月)時点では旭川区配置でしたが 1994年に函館区へ転属・・・、晴れて特急仕業に抜擢されるという幸運な?機関車の一両。

人間社会もそうだけど 機関車の世界でも こうしたドラマチックな展開が待ち受けている事もあるのですね・・・・。

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ここ 苗穂駅からほど近い この撮影場所は 列車頻度も高くて 撮影効率も上々・・・・・!

自分にとっては初めての北海道訪問というのもあって これらを撮り終えた後も 暫くこの場に留まって撮影を続けておりました・・・・。

それにしても11月下旬の北海道は さすがに寒かったな!というのを思い出しました・・・・。

そんな長居が良かったのかは判りませんが 14時過ぎに 大阪行きのトワイライトを撮影する事が出来ました・・・。

DD51 1141号機先頭のトワイライト編成・・・・



このトワイライト編成・・・、 こちらが撮影を続けている間に 手稲区で車内整備を終えてしまった訳ですから 何とも忙しい運用です。



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結局 この日は延べ5本の客車寝台列車が撮影出来た訳・・・・・

なにより 初めて目の当たりにしたJR北海道の車両たちのおかげで 長時間 飽きる事無く撮影が続けられたのですから・・・。