火曜日・・・・
東京地方は今日も雨とは無縁の一日となりました。何だかんだ言ったところで やっぱり雨が降らないと 自然と気分が上向きますな・・・(笑)。
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話は変わって巷の話題から・・・・
今日は大きなニュースが飛び込んできたようです。東京都知事の小池さんが過労のため職務を離れて しばし休養するとの事。いや~っ、コロナ対応やら オリンピック開催の急転直下で心身共々疲労困憊といった感じなのでしょう。選挙で選ばれた都知事とはいえ 人間ですから さすがにお休みになられたほうが良いのかと思いますが、このタイミングでの静養というのも なにか思惑があるのでしょうか・・・・?(笑)。いやはや・・・・普段は「東京を中心に活躍中のフリップ芸人・・・」と揶揄していた私でありますが 体調不良に起因するとなると これ以上の事は申せません。
オリンピック関連の話題では もう一つありました。
オリンピック会場での酒類の提供に関して 閣僚の発した一言・・・・詳細は皆さんのほうが御存知と思いますので ここでは触れませんが 「会場での酒類の提供についてはステークホルダーの意向も考慮・・・」という部分に ネットユーザーを中心として一気に反応、スポンサー企業への不買行動の呼びかけに繋がり 目下 大炎上中といったところでしょうか?
私自身、もはやオリンピックに興味は無いので この話題も ネット上に「切り取られたニュース」でしか目にしていませんが、あの場面で「ステークホルダー」という言葉を使うのは 正直 如何なものか? と思いました。
もっとも 今に及んで迷走しているオリンピック運営ですから こんな発言に繋がるのでしょう。発言した丸川さんにしても ある意味 本音を言い表したと評価する向きもありますが、この国の一閣僚の発言としては誠に残念な事でした。そもそも このオリンピック開催の是非を国民に対して丁寧に説明してこなかった政府の責任は重大ですし、開催に対する本当の「ステークホルダー」は日本国民のはずなのです。
一方で オリンピック会場で唯一酒類を提供可能な協賛企業・・・そう、アサヒビールのほうは この発言を受けての初動対応に誤ったようです。 最初は「社としてコメントする立場に無い」とだんまりを決めていたものの 半日後には 「当社は酒類の提供中止を提言した・・・」と発表、さすがに この対応には誰もが失笑した事でしょう。 そんな流れで「アサヒビール不買運動」というキーワードが検索サイトの上位にくる始末・・・・いやはや SNSが発達した現在では こうした初動対応の酷さが露呈してしまうのですね。
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今回の一件だけではありませんが オリンピックの開催誘致の流れの中に 様々な問題を垣間見たような気がします。ロゴ・エンブレムの模倣デザイン問題に始まって セクハラ発言やら IOCとかJOC等 組織内での利害問題等々・・・・、こうしてみると オリンピックという祭事は ある意味 究極の資本主義がもたらした結果と言えなくもない。スポンサー企業が投じた広告資金でさえ こんな状況下では 果たして回収する事さえ出来るのか・・・?
オリンピックという祭事が過ぎ去った後、この国に果たして何が残るのだろう・・・? 巨額の負債を押し付けあうだけの醜さだけが「レガシー」として日本人の心に刻まれる事だけは望みません。
本当、「ステークホルダー」は誰なのでしょうか・・・?