むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

北東北へ出掛けて来ました・・・・・その3。

2010-05-22 23:00:00 | 旅行記

5月22日土曜日・・・・

今日も朝から良い天気でした。

この季節・・・当地 青森は朝の訪れが非常に早く、早朝4時の時点で 外は結構明るくなっていました。せっかくの温泉旅行ですから 朝食前に一風呂浴びて 朝からのんびり状態です・・・・。 宿の前からは未だ残雪のある岩木山がくっきりと見えて ここが津軽路であることを実感します。

朝9時過ぎ・・・ホテルの送迎車で鰺ヶ沢駅まで送ってもらい、今日の旅行が始まります・・・・。今日は昨日同様、「リゾートしらかみ」号に乗車し、秋田駅まで 五能線を完乗、さらには奥羽本線、田沢湖線の普通列車を経由して角館までの移動となります・・・。

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午前9時57分・・・時刻通り「リゾートしらかみ2号」が到着、今日は土曜日という事もあって 車内は結構賑やかなようです。 「リゾートしらかみ」号の車両は3両編成のディーゼルカー・・・全車指定席での運行です。今回は事前に2号車の4人用個室席を確保しておきました・・・。 10時01分・・・定時に鰺ヶ沢駅を発車しました。 これから先、能代駅までの区間は 海岸線に沿って走行していきます・・・・千畳敷、深浦・・・と 見事な車窓を満喫しました。この辺りの海岸線は奇岩が多い事でも有名で ず~っと海岸線を眺めていても飽きる事はありません。

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こうして約3時間で終点の秋田駅に到着・・・「リゾートしらかみ」号の旅は終わりました。 いつもなら ここで車両撮影といきたいところですが 今回ばかりはそうもいかず・・・列車に別れを告げる間も無く、乗り換えのため駅構内を移動します。 これから乗り込むのは この旅 初めての普通列車・・・奥羽線 院内行き・・・701系電車 2両編成。 大きな荷物を持った我々にとっては 車内の混み具合が気になりましたが 何とか座席を確保して・・・秋田駅を後にしました・・・。 これから約1時間・・・途中の大曲駅まで乗車します。 701系電車・・・外観は極めて簡素・・・自分も初めてこの車両を見た時には 正直、落胆させられましたが、乗ってみると意外?と素晴らしい事が判ってきました・・・。 奥羽線はさすがに幹線ということで線路状態が良い事もあるのでしょうが 2両編成の普通列車は 非常に力強く走るのです・・・。都心の郊外電車に乗車しているのと変わらない・・・・適度なモーター音とジョイント音のハーモニーが何とも心地良かったです・・・・

こうして あっという間に大曲駅へ到着、ここからは 本日最後の乗り換えとなる田沢湖線に乗車・・・約20分で 目的地 角館に到着します。 田沢湖線は 秋田新幹線の一部となっており、線路の幅も新幹線と同様に改軌されています。 そのため田沢湖線を走る普通列車用の車両は 専用の車両(701系5000番台車)が用意されているのです・・・・※但し 普通列車はJR東日本の中でも最も少ない部類に入る路線ですが・・・。 大曲からの角館までの区間は まさに田園地帯の中を走っていきます・・・・ちょうど田植えの最盛期なのでしょう・・・それに週末日ということもあって 田園の至る所で田植えが行われていました・・・・旅人が ただ車窓から眺めているのが申し訳ないぐらい・・・・。 

15時過ぎ、無事に角館に到着、ここでも駅前から宿泊先の送迎バスを利用させてもらいました・・・・。駅から走る事 約20分ほど・・・・距離にして約10キロのところに位置する宿泊先は 山間の静かなところにありました・・・。 未だ明るい空を眺めながら 入る露天風呂は最高! まさに優雅な時間を過ごしているな・・・と御満悦です。 夕食は 当地ならでは「きりたんぽ鍋」が出て来ました・・・この日の気温は最高で26度! 鍋を突くのには少々暑いんでないかい? とも思いましたが いざ食べてみると 誠に結構な一品で・・・ほぼ3人分を完食してしまいました・・・・。

就寝前にもう一度温泉に入ってきましたが・・・・今回の旅行も明日がいよいよ最終日。 明日は終日 角館散策を楽しむ予定・・・・。

以下、その4につづく・・・・・。