世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

企画総務委員会

2007年06月29日 | 議会報告
(写真:紫陽花、咲きかかっているのがなんともいい感じです)

今日は、「企画総務常任委員会」が開催されました。

請願・陳情の審査項目が3件ありましたが、2つ目と3つ目の請願は全く同じもので提出団体が違うだけだったので、ひとつにまとめて審査しました。

一つ目は、「南アジアの核軍拡競争を防ぐため原子力提供国グループ(NSG)での慎重な議論を求める陳情」。

気持ちはわかるし、核拡散防止は非常に重要なことであるという認識も全く同じです。・・・が、“原子力提供国グループ(NSG)”について詳細に知っているわけではありませんし、慎重な議論、という表現もあいまいで困る、というか、何をもってして慎重と言えるのか?という問題もあり、申し訳ないけれど、この陳情は、ウチの会派としては“不採択”。

全体の結果は、意見が分かれたので“継続”、ということに。

ただし、これまで何回も言って来ましたが、“継続”というのは、実はほとんど継続して審査されることはなく、お蔵入り(廃案同様)ということなのです。“不採択”と判断するウチの会派はいつも恨まれ役ですが、「地方自治法上に継続審査というものはない」ということ、区民の皆様にもわかっていただきたいものです。

二つ目と三つ目の請願は「区民税・国保料の大幅負担増から区民の暮らしを守るための施策を求める請願」というもの。

様々、質疑や議論がありましたが、趣旨説明をした請願者の方が、「世田谷区では23区で1番の税金の徴収を目指す、とマニュアルにあるが、払えなくなった人たちの原因を見ていない」という発言をされたので、「払えるのに払わない人と、どうしても払えない人をきちんと分けて考えなければならないし、2000億円強の一般会計予算の内、180億円もの未納があり、その数5万3000人にものぼる、という現状をそのままにしておいて良いはずはない。税の公平性が根底から崩れてしまう」と意見しました。

「23区で1番の税の徴収を目指す」ことは、大いに頑張ってもらいたいですし、滞納を解決していくことは、区としての大きな課題であり責務でもあります。

質疑で明らかになったのですが、世田谷区では本当に払えない人への独自の救済措置も行なっているし、法律で禁止されている生活用試算の差し押さえをしている(やろうとしている)こともありません。

この請願では、事実誤認として受け取れるような書き方が何ヶ所もあり、これでは採択するのは到底無理、と、ウチの会派では判断しました。(結果は不採択)

そもそも、紹介議員(共産党の岸たけし議員)がいるにもかかわらず、どうしてこういう文章のまま出してくるのか?共産党だけが賛成していますよ、皆さんの味方ですよ、とやるのが目的なのでしょうか?

もっと、他の会派にも理解を求められるような作りにしなかったら、賛同が得られるわけがありません。最低限、事実誤認と受け取られかねないような表現はアドバイスをして直す、などの責任を持ってもらいたい、それこそが、請願のあり方として、ウチの会派が議会改革で主張していることなのだから!と、注文をつけておきました。

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