つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

これは比較的好きなんだけど

2005-12-18 12:32:28 | マンガ(少女漫画)
さて、暴風雪なんて天気予報で一面雪の第383回は、

タイトル:魔法騎士レイアース(1:全3巻、2:全3巻)
著者:CLAMP
出版社:講談社KCデラックス

であります。

溜まった本をえっこらえっこら段ボールに詰めてたら、こんなもんが出てきた(笑)
講談社の少女向けの雑誌「なかよし」で連載され、ほぼ原作に忠実なアニメも制作されたので知ってるひとは多いと思う。

ストーリーは、学校の社会見学で東京タワーを訪れていた3つの学校。
そんな3つの学校の生徒たちの中で、ひとりずつ、3人の少女たちに不思議な声が聞こえてくる。

「この世界を助けて……、伝説の魔法騎士たちよ」
その声とともに主人公の3人は東京タワーから忽然と消え、セフィーロという異世界へ連れられてしまう。
そこでクレフと言う名の見た目子供、実年齢745歳の魔導師に3人が連れてこられた事情を教えてもらい、3人は旅立つこととなる。

……と、すぐにでもRPGになりそうな展開だけど、確かゲームも出てたような気が……。

さておき、連載していた雑誌が雑誌ということもあって、ストーリー展開はとても素直。
RPGらしく、イベントをクリアして、レベルアップして、ラスボスを倒す……とこれだけで十二分にこのマンガは語れる。

とは言うものの、1部2部ともに3巻で終わっているのでRPGにするには短すぎる。
せめて1部5巻くらいで行ったなら、いろんなイベントを持ってこられるし、もっとおもしろくなったのではないかなぁとは思う。

でもまぁ、CLAMPのマンガでまともな完結作品はこのシリーズくらいだから、まだいいとは思うけどね。

あとはキャラものの色が強い。
主人公3人……男言葉で天真爛漫、単純一直線の獅堂光、見た目はかなり美人で冷たそうだがけっこう熱血なボケキャラの龍咲海、ぼけぼけしてるのがカモフラージュなかなりの策士の鳳凰寺風に始まり、3人の行く手を阻む敵連中、2部でセフィーロに進行してくる各国のキャラたち。

さすがに同人あがりだけあって、こういうキャラの人気が出そうなののツボは押さえてるよなぁ。
まぁ、だからどうしたと言われればそれまでなんだが……(笑)

でも久しぶりに読むと、そういやこんな話だったなぁ、と懐かしさがあっておもしろかったなぁ。
懐かしさがなければ……だろうけど(笑)



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2 コメント

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2部読んでないや… (にゅきみ)
2005-12-22 12:51:49
一部の時に既に大きいオトモダチだったので

コレとふしぎ遊戯の購入を悩んだ事を思い出しました
返信する
悩んだんですか!(笑) (LINN)
2005-12-22 21:52:38
ふしぎ遊戯は何巻かまでは読んでましたが、いまはすでに忘れてしまいました(^^;

つか、懐かしいなぁ。

なんか久しぶりに読んでみたくなりましたよ(^^
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