さて、一応私は文系です、な第273回は、
タイトル:ニャロメのおもしろ宇宙論
著者:赤塚不二夫
出版社:パシフィカ
であります。
伝説の名著『ニャロメのおもしろ数学教室』の姉妹編です。
ニャロメとゆかいな仲間達が宇宙論を楽しく解説してくれます。
主人公は……一応バカボンパパになるのかな。
宇宙に関する素朴な疑問、素人らしいツッコミ、真面目な話とは無関係のギャグ、などなど八面六臂支離滅裂の大活躍を見せてくれます。
これに対して、なぜかやたらと頭のいい猫ニャロメ(研究室まで持ってる)が真面目に対応するというのが基本パターン。
全10章で、基本的に各章の話は独立してます。
中性子星、ブラックホール、四次元、相対性理論、宇宙の誕生と終わり等々、ディープな話を求める人は物足りないかも知れませんが、ちょっと興味がある程度の私にとっては楽しい話がいっぱい。
各章の終わりには、作者自身のちょっとしたコラムも掲載されています。
1982年作なのでちょっと古くささはありますが、オススメ。
堅苦しいこと考えずに、赤塚ワールドのキャラクターが所狭しと暴れ回るお祭り風の漫画としても充分に楽しめます。
バカボンパパとニャロメをメインに、レレレのおじさん、ウナギイヌ、ベラマッチャ、イヤミ氏、他にもいっぱい。
個人的には前作の『ニャロメのおもしろ数学教室』の方が内容、ギャグともに充実していたのですが……紛失。(マジで痛い!)
あと、何年か前に本書の現代版とも言える作品が出てましたが、絵の質が落ちた上に内容もかなり堅くなってました、あれはオススメしません。
タイトル:ニャロメのおもしろ宇宙論
著者:赤塚不二夫
出版社:パシフィカ
であります。
伝説の名著『ニャロメのおもしろ数学教室』の姉妹編です。
ニャロメとゆかいな仲間達が宇宙論を楽しく解説してくれます。
主人公は……一応バカボンパパになるのかな。
宇宙に関する素朴な疑問、素人らしいツッコミ、真面目な話とは無関係のギャグ、などなど八面六臂支離滅裂の大活躍を見せてくれます。
これに対して、なぜかやたらと頭のいい猫ニャロメ(研究室まで持ってる)が真面目に対応するというのが基本パターン。
全10章で、基本的に各章の話は独立してます。
中性子星、ブラックホール、四次元、相対性理論、宇宙の誕生と終わり等々、ディープな話を求める人は物足りないかも知れませんが、ちょっと興味がある程度の私にとっては楽しい話がいっぱい。
各章の終わりには、作者自身のちょっとしたコラムも掲載されています。
1982年作なのでちょっと古くささはありますが、オススメ。
堅苦しいこと考えずに、赤塚ワールドのキャラクターが所狭しと暴れ回るお祭り風の漫画としても充分に楽しめます。
バカボンパパとニャロメをメインに、レレレのおじさん、ウナギイヌ、ベラマッチャ、イヤミ氏、他にもいっぱい。
個人的には前作の『ニャロメのおもしろ数学教室』の方が内容、ギャグともに充実していたのですが……紛失。(マジで痛い!)
あと、何年か前に本書の現代版とも言える作品が出てましたが、絵の質が落ちた上に内容もかなり堅くなってました、あれはオススメしません。
マンガと難解なモノの組合せが当時(82年)は珍しかったですね。ただ、なんというか「こなれていない」という感じは否めなかったです。
このマンガを入門書として次のステップへ、という使い方もあるのかなあ、と思ってました。
それにしても赤塚さんは現在闘病中だそうで残念です。バカボン、パパ、ニャロメやベシやケムンパス、ココロの親分、イヤミ、チビ太など、懐かしいキャラクターを思い出します。あれは小学から中学のころだった・・・おっと年齢が・・・
これ以降「マンガ○○○」というのが入門書として有効だということを知ったのでした。
各章のページが少ない分、さわりで終わっている感じはありましたね。
ただ、入門書としては最高の出来だと思ってます。
(少なくとも私は、数学がちょっと好きになりました)
赤塚さんの復活を私も祈っています。