石の上にも三十年

焦らず、気負わず、程程に…。
整体&リフレ+酵母パン屋の自営業一家
何でも手作り、手仕事生活。

自作スリップピール

2010年02月08日 14時55分48秒 | パン屋開業への道&道具達

妻から色々オーダーが入るのですが、今回はスリップピール。
 
といってもまだできていません。これからです。
初めは木製を考えてました。
でもパンをサッと載せてサッと入れる為には薄い金属性がよいかと思い、
ホームセンターで素材を物色したのですが、
サイズや厚さがいまいち合わないし、価格もうれしくない。

そこで困った時は高田馬場のテンボスへ。
見つけました。アルミの番重の蓋400円と天板を引っ掛ける取っ手300円。

これを加工して作ろうかと思案中。
溶接ができないので、ビス止めで作ります。
いつかは溶接免許を取らなくては…(笑)。

いったいどこへ向かっているのか自分らでも分からないですが、
いくとこまで行くしかないと自分に言い聞かせ、進みます…。
きっと楽しいはず!!

その2

その後の自作スリップピールですが、まだ完成してないので途中経過を少し。

市販のアルミ製を買うとなると5000円以上。サイズも決まっています。
我家製は材料費700円にビス代のみ。しかもちょうどよいサイズの作れて、
この価格。お得です!!



まず、ドリルでビス穴をあけます。


 
後はビスでとめるだけ。いたって簡単。ただ電動工具は必要ですね。
 


正面はこんな感じ。ほんとに留めただけ。
この後切るだけですが、今日は寒いので勘弁。
不精者です!
 
その3

ちょっと手違いがありましたが、無事完成。
というのもジグソーでアルミの切断をしようとしたところ、
木用の刃しかなく、しかたなく手ノコで切ることに…。地道に切りました。



次に棒ヤスリでバリを取り、最後は紙ヤスリで仕上げ、できあがり。



もう一つ、ビスを全てステンレス製に交換しました。決して綺麗ではありませんが、
使い勝手はまずまずよさそう!!



その4



これまたご主人に作ってもらったパン工房の必需品
「スリップピール」
パンを石釜で焼く時に使っているあれです。

お世話になりっぱなしの飲食店向け中古厨房テンポスバスターズで
格安で買って来た二品でせっせと工作。

一度に焼くパンの数が増え、天板を二段で焼くことがほとんどです。

ミーレのオーブンだと焼きむらも少なく、
日本製の家庭用とは違って扉を開けてもボーっと熱を発し続ける。
おかげで一度にたくさんのパンが焼けます。

しかしそうなると、いかにクープを入れた二段分のパンを手早く入れ
蒸気を注入するかが課題になってきます。

そこで「スリップピール」が活躍します。



もう焼きあがっているパンですが、イメージとしてはこんな感じ。

手際よくパンを窯入れすることが出来ます。
恥ずかしながら、つい最近までベーキングシートなる物を知らず
ずっとクッキングペーパーを使っていました。

紙の無駄だな~と思っていた私が無知でした。
使い方にもよりますが、1000回くらいは使えるそうです。
素晴らしい。



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