のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

妹ちゃんの受験作戦記録

2011-10-16 21:57:28 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
妹ちゃんの場合、成功するか失敗するか、もう全然分からないんだけど、
そもそも『受験すべき』だったのかそうでないのかさえよくわからない状況なのだけど、
後で見返すために、今の状況と考えを記録しておきます。

何度もの
「もうやだ。むり!」
「じゃぁ、やめちゃえ!」
「やだ!!!」
の応酬があり、結局彼女のトライは続いています。
必然的に、鬼母の並走も続いております。

妹ちゃんが、言いだした
「漢検に専念したい」は、
もともと鬼母が考えていた作戦に合致しているものですが、
塾の優先度をどの位にしてよいものか迷いのあった
鬼母が決めきれなかったこと。
妹ちゃんの一言で、やはり、まずは「漢検2級」合格を狙うことで
肝が据わりました。

もともと「読む」力のある妹ちゃんですが、
「コツコツ」は嫌いだから、漢字の「書き」は弱かったんです。
それが、2級の勉強をすることでかなり力が上がりました。
それは「字を覚える」という点だけではなくて、
「漢字」や「言葉」を覚えていく部分の脳が開発されて
「記憶しやすくなった」という感じの伸び方です。

これだけでも、この段階でチャレンジした甲斐はあったというものです。


勉強の仕方は相変わらず「模擬テスト」を繰り返す方法ですが、確実に点数は上がってきて、
現在平均で150点くらいは見込めます。
最初のうち苦戦していた「書きとり問題」の得点率がかなり上がったことで、
点数のムラが少なくなってきました。
そして、そのことで、彼女の大きな弱点だった、
「読めない漢字が一つでもあると大騒ぎしてイライラカリカリ」
というのが収まってきたのが鬼母には非常に嬉しい成果です。


「出来る自分が好き」な妹ちゃんは、
「出来ない自分」が見えるのを何より嫌います。
苦手なことは存在しないことにする。
見ないふりが得意です。
そんな妹ちゃんにとって、「漢字の読み」は自分がとても自信を持てる部分。
それが一問でも出来ないと、もう我慢できずにカリカリして
冷静に問題に取り組めなくなるということが続いていました。

書きの力が上がるにつれて、後半でも得点が見込めるということが分かったのか、
「読み」は、そんなに拘らなくてもいい部分になってきたようです。

このカリカリは、
私がどんなに口を酸っぱくして言い聞かせても、
あまりに興奮するので、怒鳴ってみても、
時にはひっぱたいてみても、また親子で大喧嘩をしてみても、
なかなか収まらなかったところですが、
他の色々な物事と同じで、自分で乗り越えて力がついていくことで、
「なんだ。そんなに大したことじゃないんだ。自分は何とか出来るんだ。」
って思えるようになって、ようやく抜け出せたようです。
「越える体験」に勝るものはないですね。


ただ、もう一つの妹ちゃんの弱点、
「すぐにいい気になって手を抜く」
は残っていますので、鬼母の見込みは甘くないです。
合格ラインはおそらく155点前後ですから、まだ上積みも必要です。

鬼母の作戦としては、覚えが良くなっている
この状況を利用して、今週1週間であと10点から15点の上積みをし、
試験直前の土曜日には、テストと同じ時間で
(試験は1時間ですが、今は30分ちょっとでどんどんやらせてます)、
見直し時間の使い方も含めてお稽古させておこうと思っています。


漢検が通れば、妹ちゃんの自信になる。
そうすれば、他のことでも、カリカリする必要がなくなって
受験勉強もずいぶん楽に進むようになると思うのですが、
逆に落ちたら・・・

それを言いわけにまたウギャウギャ言われそうで・・・。

なんだか、ずーっと崖っぷちの気分ですわ。



わたしのせい?

2011-10-16 21:26:29 | 娘の事・謎
「受験生」の妹ちゃんのサポートに注力している今の鬼母、
のんびり娘の方は、意図的に「自分でやる」ように仕向けています。

「学校の準備をまずすること。そしたら、宿題も思いだすし、予習の必要もわかるから。」

と、それだけ言い続けたら、最初のうちは、
「やることない」
と言っていたのんびり娘も、あれやこれや思いだして取り組んでいるようです。

私と妹ちゃんが勉強しているリビングの近くにいると
「うるさくて出来ない!」
そうで、一人、離れたパパの書斎にこもって何やらやっております。

先日は、最近私に隠れて取り組むようになった「国語表現」の「テーマ作文」
を、2日ほどかけて一人で書いているようでしたが、
書き終わると、
「私、すごいよ。ちゃんと『自分の意見』が書けちゃってるもん。」
と、自分で書いた作文の最後を、滔々と読み上げてくれました。

彼女にしては、ちょっと高尚な言いまわし、言葉もたくさん使って
書けています。
(一文が長すぎてわかりにくいとか、言葉の使い方にちょこっと難ありとか
はありましたけれど、確かに、いつもよりは高校生らしい意見文でした)

その上で、
「私、ちゃんと意見が書けてるよね。
すごいよね、私。頭良くなっちゃったよね。」

って、自画自賛。


そう言えば、妹ちゃんも、ちょっとできるようになると、
「どうだ。みよ。ほめたたえよ!!」
って、やたら成果をひけらかそうとするんだけど・・・

これってやっぱり、
「だから、ママは天才だって言ってるでしょ。」
が口癖の私のせいでしょうか。