のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

中学を選ぶということについて4 お金編

2012-01-08 23:59:53 | 母の作戦、考え
妹ちゃんの試験勉強は、ようやく軌道に(と言っても予定より大幅に遅れてますが・・)乗り始めました。

そんな中で、鬼母の頭は「中学選択」についてまだまだぐるぐる回っています。
受験校をいくつにするのかでまだ少し迷っているのです。

1、最初から志望している公立の中高一貫校だけを受験する。
 
2、1の学校に加えて、のんびり娘の通っている私立中高一貫校を受験する。
  (特待生入試があるので、それを受験し費用の軽減にもチャレンジする)

3、1,2に加えて、別の私立の中高一貫校(共学)を受験する。


1の場合は、駄目だった時に行く学校の選択でもう一度悩みます。
2の時は、1が駄目なら2へ行くと心を決めやすいです。

今現在悩む候補としては、それだけでいいような気もします。
でも、ちょこっと3の選択も気になるのです。

なんででしょう。
2の、のんびり娘の学校の良さが身にしみているというのに
なんで色気を出すんでしょう。偏差値が少しばかり高いから??

違うな、たぶん。
妹ちゃんのキャラクターが2の学校に合うのかどうかにまだ迷いがあるんだな、鬼母には。

女子高でいいのか。比較的まじめでおっとりした生徒の集まるその中に彼女の型破りな部分は
どう適応するのか。いや、適応させていいものなのだろうか。

そもそも、妹ちゃんにぴったりの学校なんて存在しないだろうに、
それでもなんだか考えてしまう。
2の学校は、私たち親子にとってとても大事な学校だから、
「合わなきゃ、高校で出ればいいじゃん」
というような気持では受けにくい。だから余計に悩んじゃうんだな。

3は、私立で面倒見の良さも歌っているけれど、2の学校より規模が大きい。
そして共学。そんなところから、2の学校よりも少し幅があるんじゃないかなって思えたりするから、
塾の先生の受験の勧めを受けてみようかと思ったりもする。

でも、費用を調べてみると、2の学校より随分多くかかるのね。
再来年からは3年間ののんびり娘の専門学校学費も予定に入れなきゃいけない。
家計的にギリギリの選択をしてしまうと、プラスαに回すお金がなくなるよね。

そこまで無理をしてでも入学させたいところなのか。
そこが判断の基準になるのだろうけれど、一度も行っていないから判断がつかない。

結局、第一志望に受かればそれで悩みは解消するのだから、
まずは合格を目指すほかないのかな。

2も3も、受験30分前に手続きをすれば受験可能だから、
2月1日も面談で合格して、2日に発表を受けてしまえば私立は受験の必要がなくなるね。
それが一番だわ。

ということで、
「面倒だから、面接で決めろ!!」
と、無茶を言いだす鬼母なのであります。


妹ちゃんとの二人三脚は・・

2012-01-08 11:09:05 | 家族のこと(主に妹ちゃん)
とーっても面倒なことになってます。

正月も、バトルの連続。
脅したりすかしたり、おだてたり、餌で釣ったり、
で、結局、脅したり脅したり・・・で、何とかやっておりますが、
この3日ほどで、ようやく妹ちゃんの脳みそにエンジンがかかり始めた感があります。

妹ちゃん、親の欲目ではなく(かもしれませんが・・)、瞬発力、
判断力、理解力、表現力、一定レベル以上の力はある子です。

でも、やる気と根性に問題ありで・・。
それには、「出来ないに違いない」というあきらめが入っているのもわかってますから、
これを「出来るかもしれない」まで持って行かないとどうしようもないわけで・・・
「出来ない」ものを「出来る」ようにするためには、「やる」という作業は必要なんですね。
でも、「出来ない」と思ったら「やらない」にしてしまう妹ちゃん。
「出来るかも」というラインまで持ってくるのがもう本当に大変でした。

実家から戻ってからの3日間は、それこそぴったり張り付いて、
次から次に、過去問をやらせる作戦に出ています。
漢検と同じで、一度やったものを見直しさせてもう一度。
これを繰り返してます。

コーチとしては、いろいろな問題にもっともっと触れさせたいところですが、
ハードルが高いと投げ出しちゃう妹ちゃんには、
一度やった=できる または もう一度やれる=出来なくても大丈夫
という気持ちが必要なんですね。

このやり方が定着してから、妹ちゃんが集中できる時間が明らかに変わりました。
「なかったことに」したいので、いい加減にやっていた答え合わせも、
2度目がかかることで、じっくり丁寧にやるようになります。

そうすると、「どこでつまづいたのか」「何に気をつければいいのか」
「どんな力が足りないのか」が見えてきて、教えるのも楽だし、教わるのも楽になります。
良い方向にまわりだしていくんですね。

とはいえ、残り時間はあとわずか。
回りだした歯車の回転をどこまで上げられるか。

・・・やっぱり最後までハラハラドキドキなのね、妹ちゃんは・・・



いつから新学期?

2012-01-08 11:04:02 | 娘の事・謎
これも、お正月の出来事。

おじいちゃんから、
「いつから学校始まるんだ?」
と聞かれて、答えられなかったのんびり娘。

鬼母は口を酸っぱくして、
予定をカレンダーに書き込め!
と言っていますが、ついてさせないとすぐやらなくなってしまうのんびり娘です。

「時間が大事。日にちが大事。」
と、毎日鬼母に怒鳴られても、身につかないものですが、
こうして親戚の中で呆れられたり笑われたりして、
ちょっとは心に染みたようです。

おじさんからは、
「携帯に入れておくといいんだよ。」
とアドバイスされました。

そうね、そうしたらたとえ日にちを忘れていても、
「ちょっと待ってください。確かめるから。」
と誤魔化せるものね。




大家族だったらなぁ・・・。

2012-01-08 10:38:51 | 娘の事・謎
のんびり娘のお正月は、毎年私の実家です。
祖父母がクラス実家に、正月は私たち家族一揃いと、兄の家族の一部(奥さんは来ないのよ)、
姉のところは、姉が亡くなってからは姪っ子一人ですが集まります。

普段は女3人だけの家で過ごしているのんびり娘にとって、
これって、良い社会教育の場だと、鬼母は捉えています。

今年の正月は、こんなことがありました。

連日、鬼母がびっしりついて勉強三昧の妹ちゃん(といっても、のんびり娘ほど長時間じゃないよ)。
イライラの矛先を、鬼母の目を盗んでのんびり娘に向けました。
鬼母も食事の支度などで、子供たちのそばを離れる時が結構ありますが、
そうした時間に、結構喧嘩をしていたようです。

それは、私たちより一足早く、パパが単身赴任先へ帰ることになり、
私が車で最寄りの駅まで送っていこうとした時の事。

家にいる皆が玄関外まで送ってきたのに、のんびり娘の姿が見えません。
電車の時間もあるので、そのまま出てきましたが、
ちょっと気になる出来事でした。
戻ってくると、子供たちの昼食タイム。
先に終わった、私の兄が、
「のんびり娘、なにかあったのかな?なんか変だぞ。」
と、私に耳打ち。
見に行くと、下を向いてテーブルをにらみつけそうな顔で
食事をしているのんびり娘。
それを気にして、でもあたりさわりなく接しているおばあちゃんと、
我関せずの妹ちゃん。

ピンときました。

「けんかしたの?」
黙ったままののんびり娘ではなく、妹ちゃんに聞きます。
「うん。」
と、あっさり答える妹ちゃん。

「ね。妹ちゃんとなにかがあっのか、今ママは聞かないよ。
何かあって嫌な気持ちになったんだろうけど、でもね、
それをあなたが見せるから、おじさんが心配してママにいう。
おばあちゃんだって、ハラハラして見てるんだよ。
せっかく作ったご飯がまずかったのかな?
とか、自分のせいで何か嫌な気持ちにさせたのかな?
とか、他のみんなが心配するんだよ。
あなたは、そういう風に人に嫌な気持ちをさせたい子じゃないでしょ。
人にやさしくしたい子でしょ。気持ちよくしてもらいたい子でしょ。
でも、妹ちゃんに腹が立ってる自分の気持ちだけで一杯で
見えなくなってるよね。」

そういうと、じわっと涙を出したけど、
おばあちゃんが、
「なんだ、そうだったの。おばあちゃん、何かしたかと本当に心配だったわ。」
というと、ぐっとこらえて顔を洗いに行きました。
そうして、そのあとで姪が帰る時にはちゃんと笑顔で見送れました。

その後、
「いつもは、3人だけしかいないから、
そういうことに気がつかないで、いつまでも自分の気持ちを出してるけど、
他の人がいたら、他の人の気持ちも考えなきゃいけないよね。
それが、ここでは練習できるんだから、良かったね。」
と話しました。

家ではいつも、
「他の人がどう見るのか、ちゃんと考えなさい!」
と話しているのだけど、やっぱりこういう状況が現実に作られないと
わからないんだなぁと、そう思いましたし、
逆に、
わかればちゃんと考えられるんだ。とも思いました。

この話し、更にあとがあって、
私の兄からは、
「けんかしてたようなんだけど、すごい言葉で妹を怒鳴るから止めたんだよ。
僕がいる前なのに、そういう言葉を使うので、何か心がささくれているんじゃないかと
心配したんだ。」
とも言われました。

たぶん、というか確実に、その前に妹ちゃんが怒らせるような言動を
かなりしつこくやっているんですよね。
でも、人目のある中で発してはいけない言葉や態度がある。
その辺りの判断が、まだまだ出来ていないのだということも鬼母肝に銘じました。

他の人には言わないでしょう。妹ちゃん限定に使う言葉、態度ではあるけれど、
他人の前で使えば、それはそのままその他人に向かって行くものになりうるのだということ、
それを3人暮らしの中で教えるのって案外難しいです。
「大家族だったらなぁ・・」
と、こういう時に思います。