折れ線グラフが終わった4年生は、表のお勉強です。
教科書によって違いはあると思いますが、
この単元、最初にデータがびっしり書いてあり、それをまとめていくという作業をします。
勤務先の小学校が使っている教科書だとこんな感じです。
学年 けがの種類 けがをした場所 けがをした時間
1 すりきず 校庭 放課後
3 切りきず 教室 昼休み
4 すりきず 廊下 中休み
2 だぼく 体育館 昼休み
という具合で、30近いデータが並びます。
これを横のページにある表に整理して書き込むのが、最初のお勉強です。
「きずの種類(人)」という表には、上のデータのうちのけがの種類の人数を書き込んでいくわけです。
で、このとき「正」の字を使うんですが、これがなかなか・・・。
私たちが子どものころって、何かというとこの「正」の字を使ったと思うんですが、
今時のお子さんは違うんですかね。どう使うのかよくわかっていない子が多いです。
表には「正」の字を書き込むスペースが用意してあるのですが、
そこに数字だけを書き込む子。
人数を全部数えてから、「正」の字をその数分だけ書いていく子(何のための「正」の字よ!)。
まぁ色々です。
今見ているクラスには、言葉で説明してもわかりにくい特性を持つお子さんがいます。
そのお子さんにこのつかいかたを「説明」するのはややこしいんで、2人羽織よろしく、後から彼の両手を取って、いっしょにやることにしました。
左手の人差し指をださせ、データのけがの種類を指でたどっていきます。
「すりきず」
と読んでは、右手に持った鉛筆で右側の表に正の字の一画目を書きます。
左手の指をずらして、次は
「きりきず」
右手で、表の「きりきず」の横に一本。
こんな具合で、六,七回やったら、様子を見て彼に任せます。
ひとりで大丈夫なようなので、次の子へ。
この調子で、クラス内5人くらいに教えましたが、言葉でくどくど説明するより
ずっと早く納得してくれるようです。
その後の問題には皆ひとりで取り組んでいました。
さて、こうした表の問題で大事になってくるのは、
いまデータのどこの事を聞かれているかです。
(この場合は「けがの人数」ですね)
このあと、表作りは、
「けがをした場所」
「けがをした子の学年」
「けがをした時間」
と続いていきますが、
のんびりちゃん達は、表題を読み飛ばしている事が多いので、
表やグラフでは、そういうところを良く見るように働きかけておくといいです。
そうしてもうひとつ覚えてもらいたい事は、合計。
正の字を書き終わったら、それを数えて数字で書き込んでいきますが、
最後には全部の数字を合計して合計欄に書くんですね。
このとき、全ての数を足しきれない子もいますので、様子を見てどうやったらいいかはやて見せるように(筆算でやる事が多いです)しています。
そうして出た合計は、データの数(つまり人数)と一緒だということはしっかり押さえてもらいます。
合計が同じならまず大丈夫。違ったら何かがおかしいということは感じてもらいます。
けがの種類の時も、けがをした場所の時も、けがをした時間、学年も全部合計は一緒ですね。ここも押さえます。
これが1時間目の内容。続きはまた次回に書き込みます。
教科書によって違いはあると思いますが、
この単元、最初にデータがびっしり書いてあり、それをまとめていくという作業をします。
勤務先の小学校が使っている教科書だとこんな感じです。
学年 けがの種類 けがをした場所 けがをした時間
1 すりきず 校庭 放課後
3 切りきず 教室 昼休み
4 すりきず 廊下 中休み
2 だぼく 体育館 昼休み
という具合で、30近いデータが並びます。
これを横のページにある表に整理して書き込むのが、最初のお勉強です。
「きずの種類(人)」という表には、上のデータのうちのけがの種類の人数を書き込んでいくわけです。
で、このとき「正」の字を使うんですが、これがなかなか・・・。
私たちが子どものころって、何かというとこの「正」の字を使ったと思うんですが、
今時のお子さんは違うんですかね。どう使うのかよくわかっていない子が多いです。
表には「正」の字を書き込むスペースが用意してあるのですが、
そこに数字だけを書き込む子。
人数を全部数えてから、「正」の字をその数分だけ書いていく子(何のための「正」の字よ!)。
まぁ色々です。
今見ているクラスには、言葉で説明してもわかりにくい特性を持つお子さんがいます。
そのお子さんにこのつかいかたを「説明」するのはややこしいんで、2人羽織よろしく、後から彼の両手を取って、いっしょにやることにしました。
左手の人差し指をださせ、データのけがの種類を指でたどっていきます。
「すりきず」
と読んでは、右手に持った鉛筆で右側の表に正の字の一画目を書きます。
左手の指をずらして、次は
「きりきず」
右手で、表の「きりきず」の横に一本。
こんな具合で、六,七回やったら、様子を見て彼に任せます。
ひとりで大丈夫なようなので、次の子へ。
この調子で、クラス内5人くらいに教えましたが、言葉でくどくど説明するより
ずっと早く納得してくれるようです。
その後の問題には皆ひとりで取り組んでいました。
さて、こうした表の問題で大事になってくるのは、
いまデータのどこの事を聞かれているかです。
(この場合は「けがの人数」ですね)
このあと、表作りは、
「けがをした場所」
「けがをした子の学年」
「けがをした時間」
と続いていきますが、
のんびりちゃん達は、表題を読み飛ばしている事が多いので、
表やグラフでは、そういうところを良く見るように働きかけておくといいです。
そうしてもうひとつ覚えてもらいたい事は、合計。
正の字を書き終わったら、それを数えて数字で書き込んでいきますが、
最後には全部の数字を合計して合計欄に書くんですね。
このとき、全ての数を足しきれない子もいますので、様子を見てどうやったらいいかはやて見せるように(筆算でやる事が多いです)しています。
そうして出た合計は、データの数(つまり人数)と一緒だということはしっかり押さえてもらいます。
合計が同じならまず大丈夫。違ったら何かがおかしいということは感じてもらいます。
けがの種類の時も、けがをした場所の時も、けがをした時間、学年も全部合計は一緒ですね。ここも押さえます。
これが1時間目の内容。続きはまた次回に書き込みます。