旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

納豆について

2018年03月06日 | 
TV番組で納豆のことをやっている。
健康食品なのだが、食べてはいけない人もいるのだ。

税理士の清水さんは、糖尿病だった。
糖尿病は血液の流れを悪くする。
その段階では納豆は良い食品なのだが、情況が変ったのは心筋梗塞を発症してからだった。

糖尿病から血管系の病気、心筋梗塞や脳梗塞に移行する人は多い。
糖で粘りのある血液が、コレステロールを血管を詰らせるのだ。
清水さんは心筋梗塞の手術をして、ステントを血管中に入れた。
これが体からは異物であるから、ここへ血を固める。

糖尿病だけの時には、体にいいからと納豆を食べていた。
ところがステントを入れた状態では、納豆のビタミンKによる血小板への作用によって塊ができやすくなる。
血液をさらさらにするワーファリンと納豆の相性が良くないのだ。


旅行の時には食べなかったが、自宅では食べたのだろう。
確かめることもできずに、清水さんは亡くなったとの連絡があった。

数年前のことだが、今も思い出す出来事だった。



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