旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

円融寺

2012年03月02日 | 神社仏閣

        円融寺

                        とまりぎ

 地下鉄乗入れ後名前が目蒲線から変った目黒線西小山駅の北へ進むと、天台宗 経王山 文殊院 圓融寺に着く。今から約1150年前、平安時代の仁寿3年(853)、慈覚大師による創建と伝えられる天台宗の古刹だそうだ。過去に何回か通り抜けたが、この辺りでは大きいので気になっていた寺だ。

                

 清掃が行き届いていて、気持ちがいい。

              

 境内が広く、梅が咲いている。

                    

 仁王門から釈迦堂を見る。

               

 西側には墓地もあって、かなり広い。

  

 阿弥陀堂がある。天台宗では本尊を特に定めていないので、釈迦堂も阿弥陀堂もあるようだ。

 寺の隣に碑(いしぶみ)小学校。碑文谷という地名は、この地で見つかった碑文に由来するのだそうだ。小学校の前を西へ向って、小学校の角の向いにもうひとつの寺がある。

                

 江戸時代後期の戯作者である式亭三馬の墓がある、浄土宗正泉寺。碑文谷に昔からあったのではなく、承応2年(1653)に三田台町へ移転、明治維新後の明治44年に当地へ移転したとのことだ。三田台町は港区の現在の三田と高輪の地名になっているあたりで、今も寺の多いところだ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする