みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

意外に多い母子海外赴任

2014年06月29日 | 仕事
私の業界では、母子赴任はちらほらといるのですが、
昨年こちらに赴任する前、家族はもとより、男性同僚からも
「子連れで赴任するなんて仕事はどうするのか、おかしい」
と陰で叩かれていた様子。

それが判明したのは、先日、乳児連れの女性がこちらに赴任する
ことが分かり、お母さんへのアドバイスがてら会った際の
同僚男性の反応から…。
なるほど、私が赴任する前にも、こうやってネガキャンペーンを
張っていたんだなぁと。。。

とかいっていたら、なんと、母子赴任なんておかしいと言っていた
男性同僚の後任が、二人の子連れママとなるらしいことが判明(笑)

保守的な日本社会でも、着々と、母子海外赴任が増えていることを
実感します。
別に政府が「女性が輝く社会」と銘打ったからではなく(掛け声だけで
具体的に何をやっているのか全く不明)、むしろ、
「閉鎖的な日本社会だけで子供の教育を考えたくない」と一時的でも
脱出する向きが多いかな、とも思います。

先日、みかどんの学期末のお祭り(kermesse)で、仲良しの
男の子ママ(中国人)とじっくり話してみたら、なんと彼女も
母子赴任であることが判明。彼女は香港出身、子供も異文化に
触れて育てたいと思い、自分の任地に子供を連れてきて、英国にいた
ダンナは本国でのビジネスが活発なので中国に帰国。
航空産業で働く彼女は、これからもパリをベースにするというし、
家族が別々に暮らすのはつらいけれど、子供の教育や健康を
考えると、よい選択だったと。

国籍は違っても、母親として考えることは全く同じなんだと、
嬉しくなりました。国同士は反目しあっていても、個人レベルでは
全く関係ないことも強く実感。