みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

最近好きなこと(みかどん)

2014年06月02日 | みかどん
あと1か月でCE2(小2相当)も終了。
同時に、仏語特別クラスもいよいよ卒業となり、
9月からは完全に仏語クラスに行きます。
今も、殆どは仏語クラスで過ごしているようです。

国語(仏語)も結構難しく、冠詞の複数形の使い分けとか、
私もよく分からないまま誤魔化してきたものが宿題に出たり、
あと算数も小2で既に3ケタx2ケタの掛け算をやっていたり、
日本の進度や解き方と異なるので、学年末だけど
参考書を買ってきました。毎日、ほんの少しだけど
宿題も出て、最近忘れることが多いと担任から注意され、
毎日、宿題ノートを確認してサインをする羽目に。

この夏は、しっかり予習復習をしないと、9月から
(残り半年といえど)ついていくのは大変そうです。
帰国準備(小4編入準備)も同時並行でやるので、
この夏休みは、小2の漢字復習と小3の漢字を相当量やって
しまいたいです。

といいつつ、フランスの学力低下は非常に深刻。
休暇は多いし、学校での休み時間も長いよう。
ま、子供達はその分楽しそうです。

みかどん、先日までは、お友達と連日ゴム飛びに時間を
費やしてましたが、最近は縄跳びに切り替わり、この週末は
近所の公園で練習しました。日本だとそろそろ二重飛び
の時期かな。飛び方が悪く、普通飛びだと60回くらいで
ばててしまうので、まずは正しい飛び方を教えました。

学校ではプール授業があり、最近は背泳ぎを習っているそう。
自宅のすぐ横のプールまで来ているとか。
水着を新調したこともあり、楽しいみたいです。

My Little Ponyというアメリカのアニメも好きで、一生懸命
お絵かきしたり、簡単な雑誌を分かる範囲で読んでいます。

あまり日本語の本を読まないのが悩みの種ではありますが、
唯一、世界地図の本は好きで、カザフスタンやベトナム等、
お友達の国のことを色々聞いてくるので、この週末につい
地球儀を衝動買い。二次元の本では教えにくいなと実感。
世界史(?)も、マリ―アントワネットを起点に、フランス革命
とかには興味があるので、子供にはやはり生きた経験が大事
なんだなと感じます。

でも何よりも好きなのは、街角で見かけるかわいい子犬watching。
小さくてムクムクの犬達、なぜか通りがけにみかどんを舐めたり
かじりついていきます。本当はああいう犬がほしいみたいだけど、
ここでは流石に飼えません。

日本に帰ったら飼えるかな、と心の片隅で思いつつ、父やダンナは
犬を飼っていたのでお世話できるけど、私やみかどんは幼稚園で
2週間預かったハムスターのお世話すらダンナに甘えていたので、
よほど確固たる決心をしない限り、無理でしょう…。
雄々しく賢い犬が好きなダンナと、鼻ペチャの小型モップ犬が好きな
私達とは趣味も違うし…



積読リスト

2014年06月02日 | 仕事
今年に入り、こちらの本屋では
第1次世界大戦開戦100年記念と、
ノルマンディー上陸作戦関連本が平積み。
子供向けにも分かりやすく説明したものが多く出て、
みかどんも興味を持ったので何冊か買って細々と
読んでいます。

みかどんが好きなのは、前線で医療犬(?)として
活躍するpipoの話で、似た犬のぬいぐるみに、
リカちゃんの看護師さんセットを着せて遊んでいます。
私は、いまさらながら、D-Dayをどう決めたのか、
最近出た分厚いノンフィクションを読みたいと思うけれど、
手元に色々山積みなので、夏休みにでも回そうかな。
上陸した兵士達の写真を見て、戦後の平和な日本で生まれ育った
日本人として感銘を受けてしまいましたが、この時、我々は
枢軸側であったことを思うと、複雑な気持ち…。

フランスに来て、それまで世銀・IMF系やそれを批判する派に
傾注していた読書リストが、すっかり一変。
経済よりも、地政学、社会学に寄ってきてしまい、ますます
自分の専門領域が不明確になりつつあり少し困ってもいますが
(博士はすっかり放置中)、あれこれとバタバタしていた
東京での生活に比べると、読書するゆとりがあり嬉しいです。

現在の積読リスト
・Dirty Wars. The World is a battlefield(仏語版)
・21世紀の資本主義(仏エコノミストThomas Pikettyの著作、
今年に入り米国で注目され仏で急激にベストセラーに、笑)
・ボルタンスキーの一連の著作(特に陰謀論を巡る著作は切り口が
面白そう)
あとは、サハラ地域の歴史、アルジェリアの歴史、ムスリム同胞団の
動向、そして最近仏で復刊されたイスラムと資本主義も読みたいのですが、
どこまで行けるかな。どれも分厚いのが難点。
日本語では、最近のSTAP細胞騒ぎでよく取り上げられていた
「背信の科学者たち」が復刊されるそうで、アマゾンで購入予定。
あと、何冊買っても誰かの手に渡って戻ってこない
「ルワンダ中央銀行総裁日記」。これも数年前に復刊になって助かった。

アフリカが軸であることには変わらないのだけれど、
どんどんイスラム色の強い方に流されていきそうな気配。
子供の時からイスラム国との接点はあったし、
ここで、イスラムをもう少し勉強しようと思います。

日本でのイスラム関連報道は、無意識に米国の視点を
刷り込まれていることが多く、フランスは一線を画していると
思っていたのですが、もともと外国人嫌い、イスラム嫌いとも
言われるフランス人、先日の欧州議会選挙の結果を見ても、
最近とみに傾向がさらに強くなってきたのかなと一抹の不安も感じます。
決して、「文明の衝突」というアングルのみで説明してはいけない
とも思うのですが…。

さて、明日締切の原稿1700字に、図をひとつ作って出さないと。
これからメモを打ち直します。