みかどん育児日記

自由を愛するみかどん(7才)を育児中のワーキング・マザーの日記です。

映画「おかえり、はやぶさ」

2012年03月13日 | みかどん
はやぶさ映画第3弾、ファミリー向けと言われる
「おかえり、はやぶさ」(松竹)を3人で見てきました。

いくら魅力的な材料とはいっても、2度も映画化
されていればネタは尽きているだろうし、今回は
実在の人物や事柄を忠実に再現するという前作と
異なり、かなりフィクションのような印象を受けたので、
あまり高い期待は抱いていきませんでしたが、
子どもには一番分かりやすかったかなと思います
(はやぶさプロジェクト自体を知るには他がよい)。

はやぶさのアピールする点は、たび重なる絶体絶命の
ピンチにも、関係者が決してあきらめず頑張り、偉業を
成し遂げたというところと、ボロボロになってやっと
地球まで帰還したのに、最後の大気圏突入で燃え尽きてしまう姿、
の二つなんだと思います。
前2作(プラネタリウムで上映されているCGも含めると
3作)も泣きどころが結構あり、場内からすすり泣きが
いつも聞こえていましたが、今回のはとにかくはやぶさが
燃え尽きる部分をCGでしっかり描いたため
(BGMはワーグナーのトリスタンとイゾルテ)、
みかどんの涙線大崩壊。
見慣れている私もやはり涙を誘われました。

しかし、みかどんのベストは、昨年秋の「HAYABUSA」
(20世紀FOX、竹内結子主演)とのこと。
私も、DVDを買うならこの一本だろうと思いましたが、
どの作品もそれぞれの魅力があって良かったと思います。

ただ、今回の映画は、はやぶさグッズを作って売りだして
いたのが良かった。
思わず売店で5千円もはたいてしまった(ダンナの財布より)。
買ったものは、イオンエンジン噴射部分に蛍光塗料が
塗ってあり、暗闇で光る仕掛けになっているサブバッグ
(宇宙を飛ぶはやぶさのイメージ?)、あとは
みかどんのたっての希望でレジャーシート(笑)
はやぶさが大気圏突入する直前に撮影した地球の画像です。
あとはノートやシール、下敷き。
単なる機械なんですけど、なんか違うのですよねぇ。

これまで買ったはやぶさ関連本(10冊くらい…)も
併せ、リビングの一角のはやぶさコーナーを作るかという
勢いです。


こんなにはやぶさファンが根強くいるというのに、
はやぶさ2の予算措置は実質、プロジェクト凍結を余儀なくさせる
程度のものとか。
確かに、復興資金などを考えると、宇宙開発に巨額の
予算を投じられないという考えも痛いほど分かるのですが、
でも、それだけで果たしていいのだろうか、とも思います。
はやぶさの成功で、どれだけの人が勇気をもらい、また
子ども達が将来への大きな夢を描くことができたのだろう、と
つくづく感じます。

資金が足りないなら民間募金で充足できないものかとも
考え、実際そのような趣旨のサイトも発見したのですが、
JAXAに民間募金を受領する仕組みがないとのこと…。
その理由は分かりませんが、おそらく、民間から資金が
集まるのであれば、それがたとえ100万円だったとしても、
政府予算(数億円以上)が減らされてしまうとのこと…。
確かに、民間資金は景気により変動しますから、
財源としては危ういですよね。

ホリエモンが宇宙開発に熱心だったように記憶していますが、
ああいう億万長者と組んで、何かできないのかしら…。

卒園

2012年03月13日 | みかどん
今日の午前、無事に卒園式が終了しました。
泣くかと思っていたけれど、結構あっさりと過ぎました。
慣れ親しんだお友達や先生とお別れだという
実感がわいてくるのはもう少し先だと思いますが…。

今日は終日休暇を取っていたのだけれど、
現実には色々と忙しく、ランチをしながらパソコンに
向かい、結局夕方まで隣のカフェで粘って仕事。
退屈しきったみかどん、キックボードで
カフェの前をひたすら往復していました。

幼稚園の制服ともお別れ。
お譲りするのでこれからクリーニングに持って
いきます。もう不要と思っていたけれど、3年間
親しんだ制服を手放すのもなんとなく寂しいですね。
紺のベレーは本人がまだ着用したいとのことで、
まだ手元に置いておきます。

これから春休み。
母子ともに入学準備の期間です。
みかどんは一人で制服を着脱したり、
あと小学校まで通う練習も。
私は鞄などいろんなグッズを仕上げなくてはいけません。
最近ご無沙汰していたミシンの出番です。


…夜になり、みかどんを寝かしつけたところで
急にさみしくなってきました。
もう幼稚園に行くことはないのと、あんなに
煩わしく感じていたママ達との付き合いも
懐かしく感じたりして…。
もう皆が一堂に会することはないのですね。

また4月から新しい出会いがあります。
よい6年間(あるいは12年間)のスタートが
切れますように…。