同じアルゼンチン出身のアンドレスに会いたいというので、彼の忙しいスケジュールの中「一時間でもいい、どこにでもつれて行くので」と私は言って、時間を空けてもらった。
名護のA&Wで待ち合わせてアルゼンチン出身の二人を引き合わせた。
「いいよ、私のことを気にしないでスペイン語でどうぞ話して」
と言ったら、二人で怒涛のようにスペイン語で話続けた。傍らでコーヒーを啜りながら私は思った。ウチナーンチュ大会で来た日本語のわからない2世3世の気持ちは、こんな感じなんだろうなと思いつつ、3時間余りを過ごした。
うちなーんちゅよりうちなーんちゅらしい彼は、初めて会う彼女に沖縄のお土産を準備してくれていた。
アンドレス、ムーチョグラシャス。