沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

福花(ふっか)の海

2010年11月01日 | 金武町の風景
 億首川は金武湾に注いでいる。その河口一帯を福花(ふっか)という。

 ふっかは稲作と金武町名産のターマーム(田芋)の緑なす田園地帯となっている。

 ふっかの海沿いには、モクマオウの木が林立している。モクマオウは私の小さいころからあるが、もう大分大きく成長している。旧暦3月3日には、浜降りには村民がここから、遠浅になった海へ出て、貝拾いをやった。
 
 今、ここはキャンプ場になって、多くの観光客や修学旅行生が訪れる場所となっている。

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エーグ岩

2010年11月01日 | 金武町の風景
 金武町の方なら「エーグ岩」は懐かしい風景のひとつ。
 写真の遠くの浜に立つ丸っこい岩が「エーグ岩」。

 由来は、ペリーが沖縄に来航した折に、森(ウランダ森)から金武湾に浮かぶ岩を見て、「エーグ」「エーグ」と言ったらしい。
 島の人は、ペリーの一行が言った名前を「あ~あ、あれは、エーグなんだ」と言ってエーグ岩と命名したらしい。本当は「岩が丸っこいので、「卵のようだ」「卵みたいだ」といったらしいが、由来とは案外素朴なものだ。

 ちなみに実家の父は、「学校に行ってる頃は、エーグ岩までよく泳いで行ったよ」と楽しそうに云った。

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