レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「逃走開始」

2011-01-24 23:40:19 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「逃走開始」

「そうだな。
あおむの言うとおりだ。
とにかく、
ここは危険だから、
逃げよう」
エイタがそう言うと、
一行は、
屋敷の外へ出ると、
アユメ、チウメ、
そして、
木太郎をリヤカーの荷台にのせ、
キタジマといつきで引っ張りながら、
門を抜け、
また、
さっきの道へ戻り始める。
「木太郎さん、大丈夫だすかなあ?」
「木太郎のことだ。
そのうち、ケロッとして目を覚ますさ」
いつきはそう言うと、
荷台の上の木太郎の顔を見た。
(続く)

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章20

2011-01-24 23:28:34 | 小説
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章20

第一章第一話は下記から始まります。 新「ミケーレの蒼き仮面」

アニー、
パティ、
そして、
肺女は夜が来るのを待った。
日没と同時に、
「不細工だから、
本当はイヤだったんだけど、
柿女ほどじゃないでしょう」
と、
肺女は言った。
二人が声の方を見ると、
肺女は、
いつのまにか、
老婆の姿から、
肺のような形をした二つの羽の下に、
小さな頭と小さな足が4本生えた姿に変わっていた。
「何か違うなあ?」
と、
パティはそう言いながらも、
「どこにつかまればいいの」
と、
肺女に訊いた。
「ほら、羽の間に入りなよ。
穴があるでしょう。
そこなら、
万一、
弾が飛んできても、
大丈夫だから」
「でも、下見えるの?」
「入ってごらんよ」
肺女にそう言われて、
パティもアニーも、
肺女の変な形の羽に開いている穴に入った。
「ゴムみたいなんだねえ。
それに透けてるんだねえ」
パティはそう言った。
「でも、撃たれて大丈夫なのかな」
アニーがそう言うと、
「あたしの身体は大丈夫さ。
さあ、飛ぶからね」
肺女はそう言うと、
変な羽をパタパタさせて、
空に舞い上がった。
「凄いねえ!」
「ああ」
肺女は真っ直ぐ上に上がると、
かなり遠くに見える明かりの方に向かって
飛んで行った。
(続く)

新第3弾ゾンビ「賢明とサヤと消えたもとめ」

2011-01-24 23:12:16 | 小説
新第3弾ゾンビ「賢明とサヤと消えたもとめ」

「ねえ、何で、もとめ先生、戻ってこないの?
それに、どうしてひさめがあんなに不機嫌なワケ?」
サヤが賢明に訊く。
「詳しくはわからないけど、
たまおが何か仕組んだことには間違いない
と思うけどなあ?」
「たまおくんが?」
「そう」
「でも、
何で、
たまおくんともとめ先生が組むのよ?」
「いや、
組んだかどうかはこれから探してみない
とわからないよ。
とにかく、 
もとめ先生の部屋に行ってみよう」
賢明は、
そう言うと、
賢明が何故そんなことを言ったのか
理解できないでいるサヤを後にして、
もとめの部屋に向かった。
(続く)



セリフサービス「双子の親父?」

2011-01-24 23:02:16 | 小説
セリフサービス「双子の親父?」

「返事がないなあ?」
と言って、
龍之介がそっと店の中を覗くと、
直哉は、
「よし!
俺行ってくる」
と言って、
店の中に入っていった。
「俺はここで待ってるぞ」
直哉は、
龍之介の言葉を無視して、
「この店には、
もう双子の変なオヤジしか
残っていないみたいだな。
この店の連中のほとんど
を懲らしめてやったから、
これで帰るか。
というのは冗談だ!
そこの双子の親父隠れていないで、
早く出てこい」
と言うと、
適当に店のあちこちを指さした。
すると、
「あー。
見つかったかあ」
と、
中年親父の声がしたかと思うと、
「まぬけだすなあ。
あれはひっかけだすよ」
と、
また訛った中年親父の声がしたのだった。
(続く)
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第11弾「カエルを食べろ」

2011-01-24 22:51:54 | 小説

第11弾「カエルを食べろ」

「蚊が増えてカエルが増えて
猫が進化しただと?」
「ちまたでは、この噂で一杯です。
あと、
変なニオイの香水バカ売れです」
「ああ、猫よけのか。
あれは効くらしいな」
「あと、
今カエル料理が流行しているみたいだ」
「食べたが、
元を見なければ、
はっきり言ってバカウマだ。
唐辛子を効かせて炒めると、
この暑さの中でも元気になるような気がする」
「何でも、
猫の餌にもなってるらしく、
猫がカエルを食べて進化したらしいから、
猫減らしのためにも、
あちこちでカエル料理が流行しているらしいぞ」
「兵糧攻めか」
「猫が人を喰うのをやめた
のと関係あるのか?」
「その辺はわからん」
「あと、人類が滅亡して、
猫が天下を取る
というあほな噂も流れてるな」
「この異常気象じゃ、
頭がいかれるのもしょうがないだろう」
「まあ、
我々一般市民には本当の情報は入らんということか」
(続く)



新第?弾もとこもとめ伝説「悪運?の強い直哉」

2011-01-24 22:32:17 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「悪運?の強い直哉」


直哉は悪運が強かったのか、
実は一歩間違えば
永遠に抜け出せなくなる迷宮のような扉続きの部屋を、
もとえがテーブルの上において置いた鍵束を使い、
見事、
サヤのいる寝室まで辿り着いた。
「キャー」
寝室の扉を開けると、
そこには、
パジャマ姿のサヤが寝ていたが、
扉を開ける音に驚いて目が覚めたらしい。
「俺、直哉だよ!
後を向いてるから早く着替えろよ」
「直哉くん、どうしてここに?」
「いいから、早く着替えろよ!
それから説明する」
「着替えるけど、
絶対に前を向かないでよ」
「わかったって」


素直にジャージに着替えたサヤは、
不思議そうな顔で、
直哉を見ると、
「着替えたから、
何であんたがそこから入ってきたか
説明してくれる。
こっちからはそこの扉の鍵は開かないのよ。
もしかして、
私を助けに来てくれたの?」
サヤがそう訊くと、
直哉は、
「といいたいところだけど」
と言って、
正直に事情を話した。
「何だ。
マヌケね。
ちょっと期待して損したけど。
でも、光は見えたわ。
いーい。
どうやら、
これから
私が連れて行く部屋の音がもとえ先生の部屋に
聞こえるようになっているみたいなの。
だから、
どうにかして、
やすおくんたち
をもとめ先生の部屋に行かせて、
声をかければ助かるわよ」
「でも、どうやって、
やすおたちをもとめ先生の部屋に行かせるの?」
「それを考えるのよ。
ここには食料がたくさんあるから、
慌てなくていいのよ。
とにかく、がんばりましょう!
あれ? どうしたの直哉くん」
直哉は、
食料という言葉を聞いたとたん、
もとえに殴られたときのこと
を思い出して震えだしたのだった。
(続く)

新カミサン伝説?ホラの像編改48

2011-01-24 21:53:00 | 小説
新カミサン伝説?ホラの像編改48

フケタは一人取り残された後、
一度は死を決意した。
食べ物は近いうちなくなるし、
教授たちにも見放され、
もう顔が元に戻る可能性はない、
と考えたからだった。


フケタがどうやって死のうか、
考えていると、
気絶していた太郎が意識を取り戻し、
慌てて、
トイレに走った。
そして、
戻ってくると、
「夢じゃなかったんだ」
と大声でわめいた後、
死を決意したフケタから、
これまでの事情を聞きだした。
すると、
太郎は、
「くそー」
と言ったあと、
フケタにあることを話した。
フケタは、
自分はもう死ぬからと言って、
太郎の提案を断ると
何か閃いたのか、、
太郎は、
先ほど話したことと違うことを、
また、フケタに提案したのだった。
フケタはそれを聴き、
「どうせ、
死ぬ覚悟だからダメもとで、
試してみるか」
と答えたのだった。
(続く)
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「椅子クソ兄弟の謎3」後編2

2011-01-24 17:07:16 | 小説
「椅子クソ兄弟の謎3」後編2

*下品要注意!食事中厳禁!



「全部脱いだだすか」
「は、はい」
「じゃあ、
便器をまたいで右手でアレを指さして、
左手で、
ドアの鍵を開けろ」
「えっ?」
「逆らうのか、
やっぱり、
やるしかなくなるぞ」
「いえ」
「早くしろ」
「しました。 でも...」
「うるさい」
「鍵も開けたな」
「はい、左手でちゃんと開けました」
「よし、左手を頭の後ろにつけろ」
「はい」
「やったか」
「あのー、
ちょっと、格好悪いのですが」
「うるさい!
言ったとおりにしていればいい!
何があっても絶対動くな」
俺がしまったやられたかも、
と思った瞬間、扉が開いた。
そして、
フラッシュが何度もたかれ、
俺はうかつにも目がくらんでしまった。
そして、
また、
向こう側から扉が閉められた。
(続く)

「トイレ女を捕まえろ」改6

2011-01-24 16:03:07 | 小説
「トイレ女を捕まえろ」改6


  *特別下品週間2?


木太郎がトイレ女の被害に遭った
と主張したので、
もちろん、
いつきもあおむも事情聴取を受けたが、
二人とも、
トイレ女のマンションへ連れ込まれたが、
その場合の対処マニュアルどおり
トイレ女に出されたコップ
をトイレ女に投げつけて逃げた
と嘘の証言をした。
その後は怖いので
しばらく家に籠もっていたとも証言した。
実際、
  いつきもあおむも、
木太郎に見つからないため
9日間自宅から一歩もでておらず
10日後に家を出ただけだったので、
近所の証言や二人の家族の証言などから
二人のトイレ女に連れ込まれた
との嘘は信用されてしまった。
また、
警察やマスコミが調べたところによると、
実際、
トイレ女に間違われた女はかなりの美人だったが、
小さい頃から性格が悪く、意地悪で、
子供の頃から評判は悪かったとのことであった。
それだけでなく、
成人になってからも周りの評判
は非常に悪かったのである。
そして、
部屋やトイレに盗撮カメラこそ、
見つからなかったものの、
噂どおり、
その女の部屋のトイレは非常にキレイだった。
こうして、
その事実が、
警察からのリークやマスコミの調べで
世間に公表されたので、
木太郎の行為は、
トイレ女に捕まらないための正当防衛行為であった、
という意見が大勢を占めたのである。
(続く)


続エスカレーター改「義理チョコとギリ痛」

2011-01-24 10:47:08 | 小説
続エスカレーター改「義理チョコとギリ痛」
 
  あの後姿は!
ババアだ。
トイレ? トイレ!
清掃員? 清掃員!
2階も掃除かあ!
クソガキ!
それで関係ないだと?
うーん。 よし!
「やっぱり、チョコ食べようかな?
義理だけどなあ?」
「にいちゃーん、
おいしいから食べなよ。
でも、オシッコは?」
やっぱり、グルだな。
「まだ、
我慢できそうだから食べる!」
「僕ももう一つ、たーべよう」
「うまい!」
なーんてな!
普通の安チョコだ。
「ねえ、
義理チョコでもおいしいでしょう!」
うまいの意味はわかるんだな!
よし!
「うまいけど、
あっ、いたたたたあー」
「にいちゃーん、
転んだとこ痛いの?」
違う。
「いたたたたー」
もう一度。
「僕のは義理チョコだから、
おなか痛くならないよ!」
小便小僧! わかってるな!
だーが。
「もしかしたら、ギリ痛かも。
いたたたあー」
「にいちゃーん、
ギリいたってなーに?」
きたーーーーー!
「義理チョコにはねえ。
はずれがあってねえ。
いたたたたー。
たまにねえー。
それ食べるとねえ。
いたたたたー。
ギリ痛といってねえ、
おなかが痛くなるんだよ」
なワケないけどな。
「ふーん」
何だ!
小便小僧!
その冷たい目は!  
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モドってきたモップおとこ「モップヘアー」

2011-01-24 07:05:31 | 小説
モドってきたモップおとこ「モップヘアー」

えっ?
このアンバランスがイけてる?
えー?
かわいい?
まさかあ?
そのスタイルでイケメンじゃ、
おもしろくもなんともない。
うーん。
それで、このニンキ?
えっ、それにそのカミガタもステキ?
おい、あまりおだてるなよ!
それに、おとこのクセに、
ステキなんていうなよ。
でもな、
このカミガタが、
モップどうではジュウヨウなんだ、
えっ?
モップヘアーか?
それに、ザンシンだ?
そうか!
わかってくれるか!
ヨコワケはあっても、
タテワケはないからな、
くどいが、
このカミガタこそ、
モップどうだけのゴクイなんだな。
モップをしぼりあげるときに、
サイショのモップおとこが、
コウアンしたらしいんだ!
これからはモップヘアーだ!
よし!
キブンがいい!
じゃんじゃん、バリバリと、
キネンセツエイしようじゃないか?
オレは、
サイゴのモップおとこだからな!
アスはないかもしれねえぞ!
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「そして3人しかいなくなった?」54

2011-01-24 04:50:25 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」54

「何か、青い空って素敵」
タケはそう言って、
物珍しそうに青い空を見上げていた。
たけるとみつるにとっては、
普通の空を。


「ちょっと散歩しようか?」
みつるが、
黙っていたら、
そのまま空を見上げたままでいそうな
タケに声をかける。
「はい」
タケはそれだけ言うと、
すでに歩き出していたたけるの後
を追って歩いていた。
タケは、
建物などには興味がまったくないようだった。
もしかしたら、
タケのいた世界と同じ様式の建物かもしれないと、
みつるは思った。
そして、
町中をしばらく散歩すると、
タケが
「あれは何ですか」
と、
大きな看板を指さしたのだった。
(続く)
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下着姿でタダレイジー編「行け!エロ男も露出狂も大喜び!下着姿でタダ運動展開希望!」

2011-01-24 01:52:30 | 小説

下着姿でタダレイジー編「行け!エロ男も露出狂も大喜び!下着姿でタダ運動展開希望!」


ゴッホ「スペインは凄い!
服なしで来店すれば服の上下がタダだってさ!
で、
どうするよ!ランキング」

トンチンケ「嘘つけー!
ダントツの1位が絶対にいやだ、
だと!
真っ裸じゃないんだぞ!
しかも、
上下の服が割り引きではなく、
タダなんだぞ!
俺は断られるまで何度も行く!
それに他の女子の下着姿も
見れるしな!」
ゴッホ「エロ男、露出狂も大喜びだな。
一人なら...ちょい恥だが、
だが仲間なら絶対行くはわかるが、
でも、2位も行くかもだってさ」
オッハ虫「俺にはそんな野心はありません。
で、3位、えーどうしよう。
ってことは行くんだな。
だいたい、こういう言葉は、
もったいぶってるんだよな。
4位好きな店なら行く。
贅沢な!
服だぞ。
ユニクロでも俺は行くぞ!
部屋着でもいいじゃん。
エコだ。エコ!」
ゴッホ「それ、ユニクロに失礼!
5位、
これももったいぶってる。
かなりの確率で行くだって。
かなりって、
99.99%だろ」
トンチンケ「6位も、
知人がいない街ならだって。
家を出るときに下着だろ。
どいつもこいつも、
もったいぶって、
誰も気にしていないよ」
ゴッホ「そこまではいわないが、
日本人は意外にそうかもな。
見栄っ張り。
で、
気弱。
本音を隠す。
だから、舐められる。
最後、
春や夏なら?
秋は?
寒いのはイヤか?」
ゴッホ「このランキングを見ると、
まだまだ、
日本は貧困ではないな。
もったいぶる、
余裕しゃくしゃくだからな」
オッハ虫「じゃあ、
絶対行く、行きなさい、行くべきでOKかな。
では、失礼します」



そなこた「ご用心!
タダほど高いものはないぞ!
この服屋は、
大金持ちの
エロ男か、
エロ女かもしれないぞ!
それだけなら、
まだいいが、
もっと凄い魂胆があるかもしれない。
ただにはそれなりの理由があるはず!
慎重になるのは悪くない!
ただで浮かれる
バカは上の3匹だけ!
ほな、さいなら!」
あおむ「女心がわからぬ3バカども
だすな。だすからモテないんだすよ!
アルベデルチー!」


本編リメイク「ミカエルの今後の動きとオチタとあおむの覚悟」

2011-01-24 01:24:34 | 小説
本編リメイク「ミカエルの今後の動きとオチタとあおむの覚悟」

「木太郎、
あおむが危険だから、
逃げる前に考えてるんだけどな」
エイタが言うと、
「僕はいいだすよ。
木太郎さんの言うとおり、
ここで立ち止まっていても、
今のところ、
ミカエルの今後の動きも、
オチタのことはわかりそうもないだすよ。
だすから、
まず、
あの木まで行ってみるだすよ」と、 
あおむは覚悟を決めたのか、
はっきりと言った。
「偉い! あおむ!
よし、行くぞ!」 
木太郎は、
あおむの肩をバーンと叩いてそう言った。
「いたたあ。
褒めてくれるのありがたいだすが、
肩を叩くのはやめてくれだすよ」
「わりい!
じゃあ、行くか」
木太郎が先に行こうとして、
「あー、いつきに落とし穴がないか、
一応確認して貰わないとな」
と、
ずる賢い木太郎は今度はいつきの肩を叩く。
「しょうがないな。
行くか。エイタ」
「なら、
あの木を無視するという手もあるぞ」
いつきの言葉に、
エイタがなるべく罠を避けたい
という気持ちからそう言う。
「僕もあの木は気になるだすから、
とりあえず、
あの木だけは確認するだすよ」
「だな」
あおむが言うと、
いつきもそれだけ言う。
「わかった。そうしよう」
「ああ、もしかしたら、オチタの生首とかあるかもな」
エイタの言葉に、
木太郎が冗談半分で鼻をほじりながら言うと、
「多分、それはないだろうな」
とだけ言って、
いつきが先頭になり、
前の地面をスコップで慎重に叩きながら
進み出したのだった。
(続く)