レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章21

2014-12-31 08:16:22 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章21



 アニーたちは肺女ハイジの羽の間に入って、
  上空を飛び、
 明るいところ目がけて向かった。
 「アレは!」
 「どうしたの?」
 「悪党ジンの城だ!
 とすると、俺は俺がいた時代に戻ってきたのかもしれない」
 「ジンって悪いの?」
 「ああ、悪い化け物なんだが、
 ラーメンの話しによると、
 俺たちが倒してしまったらしいんだ。
 でも、
 そのせいで、
 人類が滅びた可能性もあるんだよ」
 「うーん、難しい話しだねえ。
 頭が少しよくなっても、
 僕にはやっぱりわからないや」
 「でも、
 俺には奴を倒した記憶がないから、
 もしかすると、
 この後、
 俺が倒すのかもしれない」
 「やめときなよ。
 アニー!
 人類が滅ぶかもしれないんでしょう」
 「そうよ。
 今回はやめておいた方がいいわね。
 で、ラーメンって誰なの?」
 「ずっーと先の海王だよ」
 「あたし、
 そのラーメンに会ってみたいねえ」
 「会ってなかったっけ?」
 「えっ?」
 「なんか、
 その辺がややこしいんだよなあ。
 ウトーやサギーも気になるしなあ?」
 「とにかく、どっか行こうよ。
 着地したら、
 あんたの仮面に触るからね」
 肺女はそう言うと、
 方向を変え城の上空から離れた所へ、
 飛んで行った。
(続く)


謎のズラヅラ仮面重「ズラヅラの理由の統一見解と熊手の一夜飾り」

2014-12-31 08:05:46 | 小説

謎のズラヅラ仮面重「ズラヅラの理由の統一見解と熊手の一夜飾り」


 さあ、今年最後だぞ!
 グーテンモルゲン!

 では、アンサー始め!

 統一見解まだなのか?
 スラマーのクセに何にやけてる?
 そうか! 
 スラマーなりに自信あるのか?
 それにしても、
 よく意見がまとまったな!
 だが、熊手はひとつだぞ!

 えっ?
 ここのスラム街の発展のためには充分。
 そうか!

 余程自信あるんだな!
 よし!
 答えだ!

 えっ?熊手の一夜限りは演技悪いから、元旦、早々に飾りたい? 
 だから、答えは明日の日の出?

 おまらスラマーと日の出を見るのか? ...
 吉高ちゃんは初の紅白で疲れてその頃は寝てるから、
 いいだろう?

 よし!
 あけおめで会おう!

 よいお年を!
 
 
 


「そして3人しかいなくなった?」693

2014-12-31 07:14:34 | 小説

「そして3人しかいなくなった?」693


 「よかった!」
 「そうだね。
 秀吉くん、ネネちゃんにも効果あるかもしれないから、
そのお菓子みたの貰ってきてよ」
 信長が嬉しそうに言った後、
 みつるはやはりネネの方が心配なのか、
そんな風に秀吉に頼んだので、
 「そうですね。
 ネネおねえさんにも効くかもしれませんね。
 あの熊さんたちが持ってきたものなら
不思議な力がありそうですからね。
 じゃあ、もらってきます」
 秀吉がそう言って、
 熊たちがいるところに向かった。


 「さっきの生命体のことですか?
 熊って?」
 例の白猫は熊自体知らないのか、
そんなことを訊くと、
 「玉様、知らないんですか?
 おかしいなあ?」
と、
 解読作業組のジョンが言うと、
 「私はあくまでもクローンですから、
すべてわかっているわけではないんです。
 熊って私のいた世界にもいたんですかあ。
 ...」
 なんとなく、例の白猫が寂しそうに言うと、
 「気にしないでいいよ。
 玉様。熊さんたちも玉様のこと知らないだろうから」
 マイケルがわけのわからないことを言ったが、
 いつもなら怒るはずのジョリーが白猫の残念そうな様子を見て黙っていた。
 ジョンの方はマイケルと同じ頭の構造なので、
 「そうだよ。
 玉様。
 知らない同志だからしょうがないよ」と同調した。
 みつるはジョンとマイケルのとぼけたところが好きだったので、
ただ笑ってみていると、
 白猫もなんとなくそんなぼけたふたりに癒されたのか、
 「そうですよね。
 そのお菓子みたいなのが効けばいいですけど、
我々は解読作業を続けましょう」
と、
 少し元気を取り戻したのかそう言ったとき、
 秀吉が
野球ボールくらいの大きさの白くて丸く柔らかそうな菓子のようなものを持って戻ってきた。
 「うまそうだな!」
と、
 ジョンが言って手で触ろうとしたところで、
 今度はジョリーがいつものように、
 「汚い手で触っちゃダメ!
 これはネネさんのためのものなのよ。
 秀吉くん、相手にしないで、ジョリーさんの口元に持っていってくれるかなあ」
と、 
 ジョンを叱った後に秀吉にそう頼んだのであった。

(続く)

 
  


サクラナ外伝フォー「記憶を取り戻した?サクラナ」

2014-12-31 07:05:10 | 小説

サクラナ外伝フォー「記憶を取り戻した?サクラナ」


 「ウメナ、あおくんとタマキは?」
 「ママ?」
 「タマキがいないのよ。
 あたしにはまだ寝てろって言ったクセに。
 あおくんもいないの?
 何かあったのかしら?
 ウメナも寝てろとかあおくんに言われてたでしょ」
 「あほ!」
 「そうでしょ。
 何か、内緒のことで、
あの二人、一緒に行動してるのよ。
 あたしのことかしら?
 何か、ウメナ心当たりない」
 サクラナは記憶を取り戻したのか、
昔のような感じでウメナにそう訊いたが、
 ウメナは黙ってクビを横に振るだけだった。
 「あー! 
 そう言えば、今日、ユリカさんの命日ね。
 二人でお墓参りに行ったのかしら?
 ウメナまで連れてくと、
あたしも行くって言うから二人で行ったのね。
 あたしをまだ病人扱いしてるのね。
 ウメナ、あたし大体記憶戻ったから、
これからユリカさんのお墓参り付き合ってよ」
 サクラナは突然そんなことを言いだしたのだった。

(続く)


どうでもいい大賞!レイジー編「化石も化石!DVゲイ男もランクインの謎の大賞?もう化石」

2014-12-31 02:01:55 | 小説

どうでもいい大賞!レイジー編「化石も化石!DVゲイ男もランクインの謎の大賞?もう化石」

これがどうでもいい大賞の事前予想だってさ!

  1. 1位
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  7. 7位
  8. 8位
  9. 9位
  10. 10位

    AAA

11位

 

 

 

 

 

 


aho女子大生盗撮魔にご用心!レイジー編「盗撮魔は男だけではなかった!立ちションもできぬぞ」

2014-12-31 01:58:37 | 小説

aho女子大生盗撮魔にご用心!レイジー編「盗撮魔は男だけではなかった!立ちションもできぬぞ」

顔入り立ちション姿を盗撮された上、
このらっきょ男とかツイートされたら、
もうこの世の終わり?

とにかく、
バカッター使うのに、
免許制度でも作らないとな!

だから、このブログではアホとバカはツイッターとかSNS使うなと言ってたのにな。
このアホ女子大生盗撮魔も実家までバラされてしまいには...


BY NTTドコモみんなの声


年末はレトロ?で、ゲーム版「これはいくつクリアしましたあ!」

2014-12-31 01:55:12 | 小説

年末はレトロ?で、ゲーム版「これはいくつクリアしましたあ!」

ゲームはこのくらい単純な方がいい鴨...
そう言えば、サウンドゲームは最後の糞かまいたちのせいか、見事消えたな...

  1. 1位
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  7. 27位
  8. 27位
  9. 29位
  10. 30位

BY GOOランキング


年末はレトロ?で!サーモン版、レイジー編「サーモンとなんとかと誰かが言ってました」

2014-12-31 01:51:32 | 小説

年末はジジババ向きレトロで!サーモン版、レイジー編「サーモンとなんとかと誰かが言ってました」

代表曲らしいです...

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  6. 15位
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  8. 18位
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  10. 20位

BY NTTドコモみんなの声

 

 


年末はレトロ?で!怪獣版レイジー編「全部知っていたらジジババ認定してあげる」

2014-12-31 01:48:24 | 小説

年末はジジババ向きレトロで!怪獣版レイジー編「全部知っていたらジジババ認定してあげる」

ふーん...

  1. 1位
  2. 2位
  3. 3位
  4. 4位
  5. 5位

BY NTTドコモみんなの声

 


カミサン伝説14「へそまがりの像編58」

2014-12-31 01:37:35 | 小説

カミサン伝説14「へそまがりの像編58」



 「最悪だすなあ...
 代わったのは祈った人間の心と身体だすとはな...
 マジメさんの心が消えては
何て祈ったのかもわからないだすしなあ。
 姿は良くてもアホが二人になったんじゃしょうがないだすな」
 「私は像を壊してこんなことに」
 あおむが意外な結果に嘆いていると、
 マジメの母親が自分のせいとは限らないのに、
 すまなそうに直接被害のないあおむに何度も頭を下げる。
 かおむは、
 「何か変だな?
 龍之介が祈ったのならわかるが、
 あのマジメさんがドジ踏むかな?
 まさかとは思うがへそまがりの像の効果は
この建物全体に及ぶんじゃないかな?
 兄貴、
 どう思う?」
 「それもそうだすなあ。
 かおむ、悪いだすが、
 へそまがりの像を別の建物に移動してきてくれるだすか?
 こっちは僕とマジメさんのおかあさんでどうにかしているだすからな」
 「わかった!」
 「すいませんねえ」
 「俺、女になったぞー。
 いえ、なりました」
 「龍之介、おまえはそこでじっとしてろ。
 もうすぐ、男に戻すからな」
 「先生、頼んだぞ。
 いえ、頼みます」


 こうして、
 かおむは、
 外見上はマジメともとえだが、心は龍之介である二人と、
 あおむとマジメの母親を残して、その部屋を出ていったのだった。


(続く)




新作ディープ(?改)レイカ編B44「令状?」

2014-12-31 01:18:15 | 小説

新作ディープ(?改)レイカ編B44「令状?」


 新作ディープ(?改)レイカ編46「もとめの選択」に続くB編です。


 「何?
 レタスを洗ったざるやその残骸などからは毒は見つからなかった!
 だから、厨房の人間がレタスだけに何らかの方法で毒を塗ったんだ。
 いいから、顔写真を送れ!
 ...
 何! 令状持って来いだと!
 ...
 生意気に!
 これはれっきとした殺人未遂だ!
 全員、緊急逮捕しろ!
 ...
 無理? 無理でもなんでもいいから、早くしろ!
 それから、ここの支配人に呼び出して、
 ここのホテルで殺人未遂事件が起きているんだぞ!
 支配人よびそんな料理長クビにするって脅せば応じるだろ!
 ...
 こっちに向かわせた!
 どいつもこいつも使えないな!」
 右下という警部は怒鳴りまくっていた。
 「あのー、その支配人が来てますが!」
 「ここへ連れてこい!」


 「木太郎、あの警部、怒鳴ってばかりで大丈夫か?」
 「俺もそう思った。
 今、親父に電話して、もっとちゃんとした奴呼び出させるからな」
 ホウセイと木太郎は右下という警部が怒鳴ってばかりで
この事態を解決するだけの力量はないと考えて、
 そんな話しをしていると、
 「なんだ! 最初からあるんじゃないか!
 もっと早く言え!」
と、
 例の右下警部がやってきたそのホテルの支配人
を怒鳴りつける声が聞こえて来た。


(続く)


新作ディープ(?改)「チウメの記憶」

2014-12-31 01:05:24 | 小説

新作ディープ(?改)「チウメの記憶」


 ホウセイは、
 木太郎の方をちらっと見ると、
 「今のチウメちゃんの話しなんだけど、 
 アスカちゃんが自殺する演技をしたときさ、
 俺とか木太郎が、
 その場にいなかったのは間違いないんだけど、
 他にさ、
 だいたい誰がいて、
 誰がいないかわからないかな?」
と訊いた。
 「うーん、そうですね。
 結構、
 前のことだったんで正直よく覚えてないんですが、
 男子は、
 多分、
 いなかったと思うんですけど、
 女子は誰だったかなあ?」
 チウメが小声で呟くように下を向いて考えていた。
 「じゃあ、こう訊こうか?
 まず、もとこはいた?」
 「もとこは絶対にいませんよ。
 アスカはもとこのことを怖がっていましたから」
 「じゃあ、もとめ先生は?」
 「うーん?」
 チウメは首を傾げる。
 「いたか、
 いないかわからないってこと?」
 「そうですね...
 うーん?」
 「じゃあ、
 ヒトメちゃんは?」
 「多分、
 ヒトメとアユメはいたと思います。
 慌てて止めようとしたのが、
 その二人のどっちかだったような記憶ですから。
 後、
 レイカか、
 もとめ先生のどちらか、
 それとも二人ともいたと思います」
 「場所はどこ?」
 「場所は食堂で間違いないです」
 「男子は本当にいなかった?」
 「あの騒動を少し遠くで見ていたかどうかは
断言できませんが、
 多分、食堂にはいなかったと思います」
 チウメが、
 そこまで話してまた考え込んだところで、
 木太郎が、
 「ありがとう。
 今、
 訊かれたことは誰にも話さないでね」と、
 チウメの方を笑顔で見ながらやさしく言った。
(続く)


本編リメイク「いつきが真犯人?」

2014-12-31 00:49:30 | 小説

本編リメイク「いつきが真犯人?」



 「心配するな。
 殺しやしないよ。
 どうやって、
 手を縛るか考えてるんだよ。
 うーん」
 いつきはしばらく考えると、
 「あおむの足とそこのテーブルを繋げ」
 そうエイタに命令した。
 「ああ」
 エイタは手だけ這うようにしながら、
 いつきの言うとおりにする。
 「いたいだすよー。
 動くと骨が折れるぞ」
 いつきは、
 うまくあおむの腕だけを抜くようにして両手を押さえたまま、
ゆっくりエイタの方に移動する。
 「エイタ、この状態であおむの両手を思い切り縛れ」
 「いたいだすよ」
 あおむは泣きそうな声をだすが、
 エイタは、
 「我慢しろって、
 殺されないだけマシだろう」
 そう言って、
 あおむを両手を縛った。
 いつきは、
 エイタがあおむの両手を縛り終えたことを確認すると、
 あおむの手を放し、
 今度は、
 「じっとしてろ」
と言って、
 エイタの両腕を縛り終えると自分だけ剣を持って、にやりと笑った。
(続く)

 


新「ミケーレの蒼き仮面」第二章20

2014-12-30 07:26:41 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章20


 アニー、パティ、
 そして、肺女ハイジは夜が来るのを待った。
 日没と同時に、
 「不細工だから、
 本当はイヤだったんだけど、
 柿女ほどじゃないでしょう」
と、
 肺女は言った。
 二人が声の方を見ると、
 肺女は、
 いつのまにか、
 老婆の姿から、
 肺のような形をした二つの羽の下に、
 小さな頭と小さな足が4本生えた姿に変わっていた。
 「何か、違うなあ?」
と、
 パティはそう言いながらも、
 「どこにつかまればいいの」
と、
 肺女に訊いた。
 「ほら、羽の間に入りなよ。
 穴があるでしょう。
 そこなら、
 万一、弾が飛んできても、
 大丈夫だから」
 「でも、下見えるの?」
 「入ってごらんよ」
 肺女にそう言われて、
 パティもアニーも肺女の変な形の羽に開いている穴に入った。
 「ゴムみたいなんだねえ。
 それに透けてるんだねえ」
 パティはそう言った。
 「でも、撃たれて大丈夫なのかな」
 アニーがそう言うと、
 「大丈夫さ。
 さあ、飛ぶからね」
 肺女はそう言うと、
 変な羽をパタパタさせて、
 空に舞い上がった。
 「凄いねえ!」
 「ああ」
 肺女は真っ直ぐ上に上がると、
 かなり遠くに見える明かりの方に向かって飛んで行った。
(続く)