レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「ミカエルVSあおむといつき」

2011-01-11 23:40:07 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「ミカエルVSあおむといつき」

「木太郎さん、
とにかく転がるだすよ」
「いててー!」
マヌケな木太郎は転がって逃げる。
「ミカエル、こっちだすよ」
と、
あおむが言っても、
ミカエルは木太郎を狙う。
あおむが、
後からミカエルを一撃しようと剣をふったが、
ミカエルは素早くかわす。
「木太郎さん、邪魔だす」
「いてえんだよー」
木太郎はただ悲鳴なような声を出すだけで、地面を転がっていた。
ミカエルが、
木太郎を狙ったところで、
あおむが、
ミカエルの剣をはじこうとするが、
失敗した。
「いてえぞー」
木太郎は、
最初のミカエルの攻撃を転がって、
どうにかその件えをかわした。
「木太郎邪魔だ!
何そんなとこでコケてるんだ!」
そこへ、
いつきが応援に駆けつけた。
「結構、
このミカエル素早いだすよ」
「了解」
ミカエルは、
いつきを見て少しとまどう。
その隙を見て、
あおむが、
ミカエルの右手を一撃しようとしたが、
寸前に交わされる。
「いてててーーー」
木太郎は、
転がりながらわめき続ける。
「木太郎はやられたのか?」
「木太郎さんは無視するだす。
たいしたことないだすから」
「いてえよーーー!」
ミカエルがまた木太郎を狙う。
その瞬間、
いつきがミカエルの持っていた剣
をはじき飛ばした。
剣は、
木太郎の目の前に落ちる。
「うわーーーーー!」
木太郎はさらに転がる。
「チャンスだす」
「おお」
あおむといつきが、
ほぼ同時に攻撃したが、
ミカエルはうまくかわす。
そして、
そのまま、
来た方と逆の屋敷に向かって逃げていいてしまった。
「追うか?」
「この人数じゃ、
やめた方がいいだす」
「そうだな」
いつきとあおむは
逃げていくミカエルを見ながら、
木太郎を抱き起こす。
「何だ。 このバカ。
そういうことか」
いつきが思いっきり、
チャックを降ろす。
「いっ...」
木太郎は余りの痛みにその場で失神した。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」第二章6

2011-01-11 23:29:40 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」第二章6

  第一章第一話は下記から始まります。
新「ミケーレの蒼き仮面」

  現れた少女はラーメンたちを見て、
悲鳴を上げると、
その場で失神した。
「なんだよ! 俺じゃないぞ」
「ラーメンだな」
「うん、
ラーメンは、
やっぱり見た目が怖いんだよ」
「しょうがないだろう!
俺は海王なんだから」
「それより、
この子、
可愛い顔してるね」
「ああ、でも、大丈夫かな?」
「他に気配はないみたいだね」
パティたちはそう言うと、
軽く少女の頬を叩いた。
(続く)

新第3弾ゾンビ「ひさめと永久の大目玉編7」

2011-01-11 23:11:24 | 小説
新第3弾ゾンビ「ひさめと永久の大目玉編7」

「じゃあ、もう一度いいですか?
大目玉編を信用した人物と、
目が見えない人間には
カミサンの罰があたらない
ということが真実かどうか確認したい
と思っていた人物のどちらか
あるいは両方が目が見えなかった
という前提でいいんですよね」
サヤがもう一度確認すると、
「両方
というのはないんじゃないかああ?
だって、
目が見えない人間に、
多数の人間の眼球をくり抜くのは不可能だよ。
それに、
カタロウ殺しも目が見えない人間だけでは
不可能に近いからねえ」
ふうたが自分の意見を言う。
「そうだすな。
二人のうち、
一人は目が見えたんだすよな」
たまおがそう言うと、
誰も他の意見を述べなかった。
「じゃあ、そういうことで、
そうするとですねえ。
最初に戻りますが、
目の見えない人が
観月のホームページを
どうやって読んだかですが、
目が見えないわけだから、
自分では読んでいない
ということになりますよねえ」
「そうだすなあ」
「そうだな」
サヤの言葉に、
たまおとふうたはそう言い、
誰も異論を挟まなかった。
「だとすると、
その目の見えない人に、
誰かが大目玉編を読んであげた
ってことになりますよねえ。
それが、
もう一人の人物なんでしょうか?
そうすると、
目の見えない人は
利用されただけになるんじゃないですか?
私にはそこが理解できないんです」
「どこがだすか?」
サヤが疑問を投げかけると、
永久とひさめではなく、
たまおが逆にその理由を訊いたのだった。
(続く)

セリフサービス「駆け引き」

2011-01-11 23:00:53 | 小説
セリフサービス「駆け引き」

  龍之介は、
「俺の条件をのまない限り、
教えられねえ」
と、 
  男が関心を示したので強気で言った。
しかし、
男も駆け引きをしてきた。
「じゃあ、いいよ!
このメニューは渡せない。
じゃあな!」
と言ったが、
その場に立ったままだった。
直哉が、
何か言いかけると、
龍之介が目で合図して、
「さあ、
封筒も1万円も手に入ったんだから、
もう諦めて帰ろうぜ」
と、
男を無視するようにそう言った。
直哉も、
龍之介が駆け引きしていることに気づいて、
黙って頷いた。
すると、
男は、
「待った!
5千円!でいい。
それでメニューを渡すから、
その封筒とやらを見せてくれ。
どうだ?
悪い条件じゃないだろう。
封筒は見るだけだからな」
と言って、
龍之介ではなく、
メニューを欲しがっている直哉の方を見た。
にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へにほんブログ村

第11弾「データの抹消」

2011-01-11 22:52:07 | 小説
第11弾「データの抹消」

「教授、早まったことを」
「データーは、
私たちが責任を持って、
探し出して抹消しますよ」
「教授の遺書はどうする?」
「これも抹消しかない」
「教授の名誉を守るんだ」
「問題はこの後だ」
「既に動き出してしまった奴らを、
どうにかしないとな」
「どこからやるか」
「うーん」
「やっぱり、ウイルス組だな」
「近づきたくはないがな」
「そんなこと言ってる場合じゃないだろう」
「問題は、
どうやって信用させるかだ」
「教授が自殺したことはもう知ってるはずだ。
奴らはその理由を知りたがる」
「そこで、
真実を話して信用してもらえるかどうかだな。
そのためには、
教授直筆の遺書を見せるしかないぞ」
「じゃあ、
この遺書は処分できないな」
「まあ、仕方ないだろう」
(続く)

新第?弾もとこもとめ伝説第?弾「ビリッケツ」

2011-01-11 22:31:08 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説第?弾「ビリッケツ」

「多分やすおじゃないか、
ビリは、サヤもそうだったし」

直哉が言うと、
「だから、
一言多いと注意しただすよ」

あおむが直哉を睨む。
「すいません

直哉が言うと、
「ほらね」

ソラが言ったので、
あおむはソラも睨むとみんな笑う。
「さあ、次いくだすよ。
第六位はアリハさん。
理由が書いてないのが多かっただすなあ」

あおむが言うと、
アリハは俯く。
直哉は何か言いたそうだが、黙っている。
やすおはもう観念していた。
「えー、
第七位ブービーはやすおくんだす。
ほとんど理由がないだすよ。
答えは結構合っていたのに惜しいだすよ」

あおむが言うと、
みんなもとえの方を見る。
「あおむ先生、
そんな、
えー、
あたしがビリッケツじゃ授業にならないじゃない!
どうしてくれんのよ!」
と結果がわかりきっているので、
もとえがキレはじめた。
「しょうがないだすよ。
もとえ先生、
理由が一つも書いてないだすし、
二問も間違えているだすからなあ」

あおむが言うと、
「あら、
一問はしょうがないけど、
二問も。
うーん。
じゃあ、
しょうがないわねえ」

もとえは急におとなしくなる。
「ということは、
もとえ先生じゃなくて、
あおむ先生が明日から授業するというのですか」

ソラが質問すると、
「それはイヤだすよ。
せっかくの休みだすからなあ。
僕はそこまでやりたくないだすよ」
あおむが自ら断る。
「そうだすなあ。
罰として、
もとえ先生が授業やったらいいだすよ」

あおむがとんちんかんなことを言うと、
「先生、何でそれが罰なんですか」

龍之介が当たり前のことを言う。
「ああ、そうだすなあ。
あははは! 
ちょと考えるだすか?
じゃあ、
僕は、
これから露店風呂でヒトップロ浴びてくるだすよ」

あおむは、
逃げるように教室を出ていった。
(続く)

新カミサン伝説?ホラの像編改35

2011-01-11 17:13:19 | 小説
新カミサン伝説?ホラの像編改35

もちろん、
男は木太郎教授の申し出に喜んで応じた。


そして、
男から像を受けた取った教授は、
早速、助手を集めて、
その効果を試すことにした。
「誰か、
絶世の美女になりたいのはいるか?」
教授は冗談半分に訊いたが、
さすがにいなかった。
すると、
「できれば、
世界一のイケメンにして欲しいです」と
助手の中でも
1,2を争うキモヅラのフケタがそう言いだした。
「おもしろい!
やってみるか!」
教授は、
早速、
フケタの提案を受け入れることにした。
「フケタは邪心がありそうだから、
誰かフケタのために祈ってやりたい
と思うものはいないか?」

教授が言って、
助手の顔を見回すと、
誰も俯いたまま手を挙げなかった。
「うーん。
みな、
フケタを心から、
イケメンにしてあげたい
とは思っていないわけだな。
嫉妬という奴だな。
嫉妬イコール邪心だとも言えるから、
カミサンのバチが恐いわけか?
うーん...」
教授が、
腕組をして考え込んでいると、
助手の太郎が、
手を挙げて、
「フケタのキモヅラを、
普通の顔だけにはしないでください、
というのであれば、祈りますけど」

発言したのだった。
この発言を聴いた助手たちは、
思わず笑ったが、
「うん。
それなら、
嫉妬もなさそうで、
邪心もなく祈れそうだな。
どうする? フケタ。
キモい、今の顔よりはよかろうが」

教授は笑いながら、
フケタに言ったのだった。
(続く)
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

続エスカレーター改「不幸中の幸い」

2011-01-11 09:53:30 | 小説
続エスカレーター改「不幸中の幸い」

  「いたたー!
何でそんな大事なことを」
「にいちゃーん、
僕、コケるなって言ったよ!
それに、
2階のトイレに行こう
とも言ったよー」
この小便小僧!
結構、
したたかなやつだな!
わざと、
そういう曖昧な言い方しやがったんだな!
さすが、
あの詐欺師ババアのガキだ。
やはり注意しないとな。
「おう、大丈夫か!
だから、
俺が注意しただろうに!
で、チビってねえな!
まあ、怪我しないだけでも、
不幸中の幸いだな」
何が不幸中の幸いだ!
やっぱり、おっさんでいい!
小便小僧みたいなこと言うからな。
「はい。どうにか、無事です。 
でも、こうなったら、
意地でもそこのトイレ行きますよ」
どうだ! 小便小僧!
「にいちゃーん! あれ!」
「うーん?」
「なんだあ?
おじさんは目が悪いからなあ」
「にいちゃーんも、
上のジイちゃんも見えないの?
あそこに黄色い看板が置いてるよ!」
まさか、清掃中?
そうだ! チャンスだ!
これだー!
にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へ
にほんブログ村

サイゴのモップおとこ「シソウ」

2011-01-11 06:45:41 | 小説
サイゴのモップおとこ「シソウ」

おきょう?
ナンマイダ?
なんだそんなことか!
でも、
それをオレにいってどうする?
えっ!
なんだとー!
  もうオレはシんでいる?
バカか!
ここにこうしていきてるだろ!
えー!
シソウ?
もうすぐしぬ?
あのな!
なんとかのケンとかいう、
アニメじゃないんだから!
そんなのあるか!
どうせ、
オレがしぬんだとおもってるんだろ!
じゃあな!
サイナラ?
バーイ?
サイゴのわかれに、
ごシュウショウサマ?
それは、
シニンにいうんじゃないだよ!
とにかく、じゃあな!
ふー。
また、コウデンか?
キョウはそんなのばかりかよ!
もう、いらねえって!
イマキがえるから、
もうカンベンしてくれ!
なっ!
どうなってんだ!
このマチのレンチュウは?
えっ!
だから、もうしんでいる!
さっきのヤロウのマネか?
それともなんとかのケンのマネか?
あのな!
シニンがしゃべるか!
このヤロウ!
からかってるんだろ!
もうこれイジョウならぶなって!
オレはイきてるぞ!
おれこそ、
サイゴのモップおとこだ!
ほんとだからな!
にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へにほんブログ村

「そして3人しかいなくなった?」42

2011-01-11 06:28:48 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」42

「ああ、変な顔と言ったら」

みつるが何を思いだしたのか、
自分の部屋から
みつるたちのクラスの集合写真を取ってきた。
「見てよ。
この写真」
みつるはそう言って、
タケに集合写真を見せる。
「うわー、
変わった顔の人もいますねえ」

タケは写真をまじかで見ながらそう言った。
「みつる、結構賢いな!」
たけるがそう言って、
集合写真を覗き込んで、
「俺、どこにいるかわかる」

くだらない質問をすると、
「こちらですよね」

タケはすぐ指差した。
「すげえ!」 

たけるがおおげさに大声をあげたので、
「あんたねえ!
タケさんはバカじゃないんだから、
それイヤミよ」

マルナが笑って言う。
「ねえ、タケさん、
この中で、
誰が一番いい顔だと思う」

みつるは興味深げにタケに訊いた。
(続く)
人気ブログランキングへ

大根女優を探せ!レイジー編「おのれらランキングに騙されるな!大根女優がワラワラ!」

2011-01-11 03:04:39 | 小説
大根女優を探せ!レイジー編「おのれらランキングに騙されるな!大根女優がワラワラ!」


侏儒の脳「危ないネタなので、
このランキングの中から、
大根女優を探してくださいね。
で、
終わりにします」

演技がうまいモデル出身の女性有名人ランキング - gooランキング


そなこた「ランキングを見たときは、
理想のママと言える女優と言えばかな?
と思ったけど、
下に行くにつれ、あれえ?
何のランキングだろう?
うーん?
と熟慮して、
モデル出身の女優か!
と思ったが...
まあ、
このくらいにしておこう」
侏儒の脳「ヒントは、
半分は大根です。
この程度でやめとこ」
そなこた「モデル出身に、
大根は多いなんて言ったら、
カミサンのバチがあたります。
批判するは易し!
演ずるは難し!
なのでした!
ほな、さいなら」

理想の顔レイジー編「美顔女!整形するならこの顔に!貧乳優勢?脳筋系、ヤンキー系も大健闘!」

2011-01-11 02:50:19 | 小説

理想の顔レイジー編「美顔女!整形するならこの顔に!貧乳優勢?脳筋系、ヤンキー系も大健闘!」


ゴッホ「久々に芸能人編。
理想の顔、なりたい顔、
ランキング!」


理想の顔は?~女性編~ - gooランキング

 

トンチンケ「頭脳も演技力も、
声も関係ありません。
ただ顔だけのランキングです」
オッハ虫「イヤミだな!
といいながらも、
やはり常連様のオンパレード。
宮崎さん、
綾瀬さんの
ツートップを
押しのけて、
頭ひとつ以上抜け出したのは、
脳筋疑惑も、
顔だけなら、
なんのそのの、
北川さんでした!
パチパチパチ!
4位に同じく、
脳筋ヤンキー疑惑の
佐々木さん。
顔だけだ
とやや地味かもの
ガッキーは
4位から離されて残念ながらも、
どうにか5位を死守。
顔だけランキングなので、
で、
6位以下は大接戦。
妖怪系造りデカーの柴咲さんが6位。
わがままヤンキー系沢尻さんが7位。
何故か演技派部門1位の松嶋さんが
8位。
鼻穴竹内さんが9位。、
ヤンキー系黒木(若い方)さん
が10位。
ここまでは約1000票内に6人もの
大接戦でした」
ゴッホ「たでくう虫も好きずき?」
トンチンケ「意味違うだろ。
とにかく、顔だけ!
貧乳、
巨乳、
脳筋、
ヤンキー無関係だな!」
ゴッホ「常連の上戸さんは11位、
もうママの安室さんも一部に根強い人気で12位。
デンター戸田さんも約3000票と
大健闘。
全体的には、
理想の顔だけということもあり、
貧乳が優勢だったみたいだな」
オッハ虫「このランキングからは、
貧乳に美顔多し!かも?
それと、
知的な顔が必ずしも
理想の顔ではないようだな。
それに好き嫌いも、
嫌いな女上位の沢尻さんが健闘してたから、
あまり関係ないような。
ただ、
濃い顔と
つるんとした顔で、
結構、好みが別れたようで。
仮に、
このメンバーで、
あなたが生まれ変わるとしたら、
どの女性?
と訊いたら、
ランキング変わるな」
ゴッホ「この面子なら、
その質問だと、
松嶋さんじゃないの」
トンチンケ「若さもあるから、
綾瀬さん、
ガッキー、
宮崎さん、
北川さん、
次に松嶋さん辺りじゃないのか?」
オッハ虫「そうかな?
顔、スタイル、歳だけじゃなく、
頭とか、演技力とか、
イメージとかあるから、
がらっと変わるんじゃないの?
脳筋、
ヤンキー、
バツイチは減点材料だから、
うーん?
まあ、
佐々木さんと沢尻さんが
落ちるのは間違いないかと、
後はよくわかりませんが、
やっぱり、
巨乳度、
肌のきれいさ、
脳筋、干物は演技ですで、
綾瀬さんが逆転するような気が」
ゴッホ「綾瀬さんは、
天然系脳筋派だろ!
女性が選ぶんだぞ。
綾瀬さんの顔は、
バランス的にはいいけど、
パーツ的には?
だから、
やっぱり、
松嶋さんじゃないの」
トンチンケ「貧乳をとるか、
巨乳をとるか、
歳を考えるか、
私生活まで見るか、
その差だな。
で、
最後に、
もし、
女に生まれ変わるとしたら、
誰」
ゴッホ「北川さんの顔した、
男がいいな」
トンチンケ「じゃあ、
真似して、
佐々木さんの顔した男」
オッハ虫「じゃあ、
俺は柴咲さんでブイブイ、
言わせてみせる」
トンチンケ「ブイブイ?
それより、
男だったら、
怖がって、
誰も寄りつかなかったりして」
オッハ虫「またというか、いつもどおりの
くだらない話しで、
失礼しました」



本編リメイク「ミカエルの仮面と盗聴?」

2011-01-11 02:00:33 | 小説
本編リメイク「ミカエルの仮面と盗聴?」

しばらくして、
あおむが、
「あの仮面が無線の転送機代わりなんだすかな」
と言い出すと、
「俺にはそういう難しいことはわからない。
ただ、
普通の盗聴器は
何百メートルも電波が届かないだろうから、
そういう電波を再転送できる機械があるならば、
ミカエルの仮面が
そういう役目をしているのかもしれないな」

エイタが言う。
「それか、
この辺には建物がまったくないから、
遠距離に届く電波発信器のようなもの
を使っているだけで、
ミカエルの仮面は、
そのオトリか、
ただの受信機みたいなものかもしれないな」

いつきが言うと、
「だすが、
僕らの声がミカエルに聞こえない
と意味ないだすよ」
「たしかに、
それはそうだが、うーん?」
あおむの言葉にエイタが首を捻ると、
木太郎が何か気づいたように、
「でも、
俺たちが木を無視して歩いたら、
盗聴器も役に立たないじゃないか?
それからな。
俺、今、気づいたんだけど、
俺たちが前に屋敷の地下から
偽の露店風呂に出たことがあったよな。
でも、
今まで、
通ったところにそんなものはなかったぞ。
もしかしたら、
ミカエルは俺たちが逃走しようとしているところとは、
反対側、
つまり、
屋敷の裏の方にいるんじゃないのか?」
木太郎が思いつきでそう言うと、
「木太郎さん、
それなら、さっさと逃走した方がいいじゃないだすか」

あおむが言ったとき、
いつのまにか、
いつきが落とし穴がないかだけ
を確認しながら前進しており、
木の下のミカエルの仮面を取ろう
としていたのだった。
(続く)

第3弾リメイク「最後の要、たまおとネネ」

2011-01-11 01:34:48 | 小説
第3弾リメイク「最後の要、たまおとネネ」

「まさか、
ネネちゃんは
僕と一緒に屋敷の中に入ろう
と考えているんじゃないだすか?」
たまおがネネの言葉から察したこと
をネネの顔を見つめながら言うと、
「さすが、たまおくん。
そのとおり。
結局、考えてもきりがないので、
もう、それしかないでしょう。
キミカがきちんと記憶を取り戻していれば、
キミカも頼りになるんだけど、
まだ、ダメみたいだし。
ふうたくんとケンタくんは地下室を見つけられなかったし、
みはるは問題外だしね」
ネネがはっきり言うと、
「そうだすな。
一人で行くのはもっと恐いだすからな。
覚悟を決めるだすか」
たまおはそう言って、
ネネの目を見つめる。
「じゃあ、
こうしてくれる。
あたしとたまおくんが、
万一戻らなかったら、
もう2度と屋敷の中には入らないで、
キミカとみはるを連れて、警察を呼びに行ってくれる。
多分、
キミカとみはるが探しに行っても無駄だと思うし、
ふうたくんとケンタくんには
今ある記憶を忘れて欲しくないから。
あたしとたまおくんは、
まず、
地下室の入り口が消えたのか。
屋敷のリビングに誰もいないのかを確認して、
仮に地下室の入り口を発見しても、
地下室には入らないで、
いったん戻ってくるから。
もちろん、
誰かいたり、倒れていたら、
ここに連れてくるからね。
だから、
10分もかからないと思うから、
10分しても戻らなかったら、
あの二人を連れて、門を出て、
落とし穴にだけ気をつけて、警察を呼んでくれる。
これでいいわよね」
ネネがたまおの方を見ると、
たまおが、
「本当は
もう少しこれまでのことを整理してからにしたいところだすが、
その先の保証はないだすから、
僕もそれでいいだすよ。
ふうたとケンタは、
今ネネちゃんが話したことを、
うまくキミカちゃんに説明して、
みはるちゃんと一緒に
警察を呼びに行ってくれだすよ」
と言うと、
「わかった。
くどいが、
地下室の入り口を見つけても絶対に入るなよ」

ふうたが言うと、
ケンタの返事も待たずに、
ネネとたまおは黙って頷くと、
今度は顔や腕に何も書かずに、
すぐ屋敷の中に入っていったのだった。
(続く)