レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「死ぬな木太郎!2」

2011-01-22 23:39:06 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「死ぬな木太郎!2」

いつきが剣を拾い、
あおむの援護に駆けつけたことに気づいたミカエルは、
一瞬の隙をついて、逃走した。


木太郎は倒れ込んだままだった。
逃げようとしたアユメとチウメは、
キタジマに剣で脅かされ、
その場に座りこんでいた。
エイタは、
すばやく、
アユメとチウメをロープを継ぎ合わせて
再度二人を縛り上げた。
いつきとあおむは木太郎を抱き起こしたが、
しかし、
木太郎の意識はないようだった。
木太郎の身体に出血は見られなかったが、
倒れた際に頭を打って意識
をなくしたのかもしれないと、
いつきは思った。
「くそー!
ミカエルめ!
それにこの女たち!」
キタジマがアユメとチウメを睨みながら、
そうつぶやいた。
(続く)

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章17

2011-01-22 23:25:30 | 小説
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章17

  第一章第一話は下記から始まります。 新「ミケーレの蒼き仮面」


「ラーメン、いないねえ」
「おばあさんが急に僕の仮面触るからだよ」
「いけなかったの?」
「その仮面を触ると、
どこか知らないところに移動しちゃんうんだ」
「不思議なこともあるのねえ。
でも、ここどこ?
見た記憶はあるんだけどねえ」
3人共そんなことを言いながら、
不安そうな顔をした。
そのとき、


ドーン!


と銃声がした。


「何よ。
今の?」
「森の外からだね?」
「戦争でもやってんのか?」


森の外では、
銃声の音が何度も聞こえた。
「怖いよ。アニー」
「なんだろうねえ、ここは?」
「行こうか?」
「その方がいいみたいだね?」
肺女がアニーの仮面を触ろうとした瞬間、
銃声がし、
肺女の背中に銃弾が当たったのだった。
(続く)

新第3弾ゾンビ「もとめは何故戻らない」

2011-01-22 23:12:22 | 小説
新第3弾ゾンビ「もとめは何故戻らない」

「おかしいだすよ!」
「そうねえ」
「探しに行くだすか?」
「そうね」
たまおは
30分経過しても戻らないもとめの異変に気づいて、
もとめを探しに行くことを提案した。
「うーん...」
ひさめだけがたまおの意見に首を傾げていた。
「ひさめちゃんどうしたの?」
永久がいち早く気づき、ひさめに声をかけるが、
ひさめは黙ったままだった。
「おお、そういうことだすかあ?」
たまおは何か気づいたように、
ぶつくさ言うと、
「もう少し待つだすかなあ?」
と、
急に意見を変えた。
「どうしたの?」
「ねえ、たまおくん?」
キミカとネネが訊くが、
たまおは黙り込んだままだった。
(続く)

セリフサービス「最後のセリフ?」

2011-01-22 23:02:33 | 小説
セリフサービス「最後のセリフ?」


直哉はそれを読むと、
龍之介の耳元で何か囁いた。
龍之介は黙って頷くと、
苦労してやっと出てきた例の店に
また戻るように早足で歩いて行った。


そして、
ガラスを避けるように、
例の店の入り口の所に二人は立つと、
直哉が、
龍之介の耳元で、
「この中に双子の親父が隠れているんだよな」
と囁いた。
「おまえ、
ここでそのセリフ大声で読めよ!」
龍之介が直哉の耳元で囁く。
「中に入った方がいいんじゃないか?」
直哉はそう小声で主張した。
「俺はもう中には入りたくないなあ」
龍之介が中を覗き込みながら小声でそう言う。
「たしかに」
「じゃあ」
「わかった。

というのは冗談(じょうだん)だ!
そこの双子(ふたご)の親父(おやじ)!
隠(かく)れていないで、
早(はや)く出(で)てこい」

直哉が大声で言ったが、
店の中に変わった様子はなかった。
「やっぱり、
中に入るしかないんじゃないか?」
直哉がそう言うと、
「最初から
最後のセリフ全部言い直せよ」
と言って、
龍之介は、
店の中をきょろきょろ覗き込んだのだった。
(続く)
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第11弾「食べてはいけない」

2011-01-22 22:55:34 | 小説
第11弾「食べてはいけない」

「まだ、奴らは気づいてないのか」
「まったく」
「マヌケだな」
「天がそのために我らに力をくれたんだ」
「その前に、奴らを喰ったら、
俺たちもああなるんじゃないのか」 
「ああ、
たしかに、
それにもう飽きてきたな」 
「いや、とにかく、決起した以上、
喰わなくてもいいから一気にやるんだ」
「待て! 喰うのを禁止しろ」
「子供に食べるな
って言ってもなあ」
「あれも食べてはいけないし」
「でも、
今のところまったく異常がないぞ」 
「うーん、じゃあ、焼いて喰え」
「そういう問題か?」
(続く)

新第?弾もとこもとめ伝説「甘い見通し」

2011-01-22 22:31:13 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「甘い見通し」

  直哉はもとえに睨みつけられた後、
ハンカチを左手で鼻に当て、
目をこすりながら、
「あのースニーカーおじさんさえ、
この屋敷に連れて来られれば、
多分、助かると思うんですが」
と、
めそめそした声で話した。
「なんで、また、あの教授なのよ!」
もとえがまた直哉を睨みつけると、
「僕が、
昔、
まだおじさんに嫌われてなかった頃、
おじさんが金庫破りのプロだった、
との自慢話を聞いたことがありますので」
「そうだ!
あのオヤジ、
よくそんな自慢話をしていたぞ」

龍之介もそう言った。 
「そういえばだすな。
うちのみそ汁ババアが教授のことを、
もと大泥棒みたいなことを言っていただすからなあ。
二人の言ってることは、
多分本当だすよ」
「それはわかったけど、
どうやって、
あの教授を連れてくるのよ」
もとえが肝心なことを訊く。
「龍之介です。
龍之介がいなくなったって、
やすおたちが大騒ぎしてくれれば、
きっと、
この屋敷に来てくれます」
「だから、
どうやって上のやすおくんたちに騒がせるのよ」
「それは...」
「僕らが戻って来なければ、
騒ぐんじゃないだすかな」
「あー、そうかあ」
「単純だな」
龍之介とソウセキがそれだけ言って、頷く。
「まあ、そう言われれば、そうねえ。
地下室に行ったのは
あの子たちも知ってるわけだから。
そう。
でも、
あの教授、
本当にここに入れるの?」
「みそ汁ババアは、
僕だけには嘘はつかないだすし、
直哉も龍之介も同じようなこと
をあの教授から聞いているから、
絶対に大丈夫だすよ」
あおむは呑気そうに笑った。
「何だ!
じゃあ、
もう明日助かちゃうのか」
と、
ソウセキだけが、
何故か嬉しくなさそうに言った。
「何だとは何だよ!
ソウセキ! 
本当は俺を喰いたいのかよ」
と、
直哉がソウセキを怒鳴ると、
「それはクソガキは食べたいわよね」と、
もとえがにやりと笑って言ったので、
直哉はまたうつむいた。
「とにかくだすな。
今日は無理だす。
適当に寝て明日に備えるだすよ」
「私は風呂に入らないと寝られないのよ。
綺麗好きだからね」
と、
もとえが言うと、
「僕もだす」
「じゃあ、順番で」
と、
直哉がもうけろっとした感じで言うと、
「あんたはいいわよ」
「でも、
きれいにしておいた方がいざというとき、
喰いやすいですよ」
と、
ソウセキが真面目な顔で言ったので、
「じゃあ、
あんたたち3人はまとめて入りなさい」
「えー、いやーそれは...」
と、
直哉は黙り込み、
龍之介とソウセキは頷いた。
結局、
その日は入浴後、
もとえは寝室で、
あおむはソファーで、
その他の3人は、
床で寝ることになったのだった。
(続く)
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新カミサン伝説?ホラの像編改46

2011-01-22 21:58:37 | 小説
新カミサン伝説?ホラの像編改46

「まあ、そういうことになるな。
太郎に効果が現れたということは、
  この像は祈った内容とは違う内容の効果
を発生させるだけで、
違う内容には、
祈った対象者も含まれる
ということになるからな。
それだけでなく、
祈った対象も祈った内容も両方違う
という可能性もあるわけだ。
しかし、
まだ、
この像が効果をつけるのは一回だけなのか?
祈った本人が違えば、
何回でも効果を使えるのかは謎のまま
ということになる」
教授がそこまで話すと、
「問題は、
今の教授のお話を聞くと、
この像を使うことは危険ではないんでしょうか?
何故なら、
効果の対象者がわからないわけですから、
もしかしたら、
教授が倒れている太郎みたいな顔になっていた可能性
もあるわけですからね」 
ジュンが指摘すると、
「そういうことになるかな」
教授があっさりと言ったので、
「それじゃあ、
私はどうなるんですかあ!」
と、
フケタが大声を出した。
「今考えたことを教えてやろう。
自分で、
自分を変な顔にしてくれと祈るのだ。
但し、邪心を捨てるだぞ。
内心はもとのキモ男で充分だ
と思い直して祈ることだ。
そうすれば、うまくすれば、
変な顔から別の顔に変わる可能性もあるからな」
「ですが、
そうすると、
ここにいる我々が、
変な顔になる可能性
もあるんじゃないんですか?」
「ああ、
だから、
私は、
ここでこの像をフケタにあげて失礼する。
同席しない人間にまでは、
像の効果は及ばないだろうからな」
教授の少し無責任とも思える言葉を聴いて、
フケタだけじゃなく、
ジュンもあきれたような表情をした。
(続く)
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「椅子クソ兄弟の謎3」中編2

2011-01-22 17:04:35 | 小説
「椅子クソ兄弟の謎3」中編2

  *下品要注意!食事中厳禁!



「ここは僕らに任せてくれないだすかな」
「お客様の先生方にですか...」
「下手に騒ぐとパニックになる、
兄貴なら、
この状態であれば、
まったく他の乗客にも気づかれずに、
テロを防ぐことができるかもしれないよ」
「あのー、機長と相談を」
「だから、
おおげさにしちゃダメだ」
「そうだすよ。
まだ、
テロと確実に決まったわけじゃないだすからな。
そうだすな。
あと20分程くれだすよ」
「それだけですか」
「我々は、 
いろんな修羅場をくぐり抜けてここまできたんだぞ」
「はあ、失礼しました」
「で、
万一のことがあるといけないから、
あなた方5人は、
ビジネスクラスの方へ下がっていてくれ、
何かあったら、
どちらかが呼びに行くから」
「お願いできますか」
「任せるだすよ」
「じゃあ、よろしくお願いします」
二人のクソ兄弟が、
俺を脅迫する気だ
と俺は異臭の中そう思った。
「かおむ、
例の物で失神させるだすか」
「兄貴、
でも、
中の奴、死ぬかもしれないぞ」
「かまわないだすよ。
テロリストだすからな」
俺は、
奴らが最初から自分を殺す気だったと思い、
震えがとまらなかった。
(続く)

「トイレ女を捕まえろ」改4

2011-01-22 15:01:01 | 小説
「トイレ女を捕まえろ」改4


  *特別下品週間?
*受験に運を呼び込め運動開始!
*下品作!運を呼び込みたい以外の方はスルーおすすめ!


木太郎は、
毎日のように、
あおむといつきに電話したが、
二人とも、
その携帯電話の電源は切られていた。

その頃、
いつきとあおむは、
それぞれ自分の部屋に籠もり、
パソコンで、
木太郎が書き込んだ内容を見ては大笑いしていた。
そう、
  今回の行方不明劇だけは、
いつも生意気な木太郎に対して、
いつきとあおむが考えたいたずらだったのだ。
最初のトイレ女役はいつきの兄嫁で、
次のトイレ女役はいつき本人だった。

いつきとあおむは、
ちょうど10日過ぎたので、
このままでは木太郎が可愛そうだ
と思い、
木太郎のところに行って、
姿を見せて脅かしてから真相を話そうかと思い、
木太郎の屋敷を訪問した。 

しかし、
木太郎の家の女中の話では、
木太郎はさっき久しぶりに
徒歩で屋敷から外へ出たきりまだ帰ってきてはいない、
ということだった。
いつきとあおむは
「10日で忘れるとはあいつはやっぱり大物だな」

そう感心して別れた。


しかし、
いつきとあおむは、
それぞれ、
翌日、
テレビ見て、びっくりした。


そのテレビでの報道では、
元財務大臣の孫、かつ、現衆議院議員よさこいカン太の長男で、
次回選挙での出馬が予想されるよさこい木太郎が、
ぶつかってきた女とトラブルになったあげく、
ホームに突き落として女を殺してしまい、
傷害致死の現行犯で逮捕された
ということだった。


続エスカレーター改「チョコ友と義理チョコ」

2011-01-22 10:19:18 | 小説
続エスカレーター改「チョコ友と義理チョコ」


  「そうですね。
漏れたらまずいですね。
じゃあ、上のトイレに行きます」
とにかく、
ババアから離れてと。
「にいちゃーん、僕たちチョコ友、
だから、連れションだよ」
やっぱりそうきたな!
「じゃあ、僕行こう!」
「うん」
「君! ここでしとけばあ?
負けとくよ!」
「いえ、
義理チョコには、
お返ししないといけないので。
それにお金、もうありません」
そうなんだ!
アレは義理チョコなのだー!
伏線張ったぞ!
「にいちゃーん、
義理チョコってなーに」
「モテない男が貰うチョコだよ!」
クソババアの奴、
挑発できたな。
「にいちゃーん、モテない男なの」
クソー! 我慢だ!
「うん。僕はモテないんだな!」
「ふーん」
おい、じろじろ見るなよ!
「にいちゃーん、可愛そうだから、
もう一個あげるよ!」
小便小僧! イヤミか!
「義理チョコは一個で充分!」
クソババアはケチだな!
「かあちゃーん、
でも、
このにいちゃん、かわいそうだよ」
小便小僧! バカにしやがって!
「いくらチョコ貰ってもねえ。
モテないのに変わりがないから、
早く遊びに行っておいで」
はいはい。そのとおりです。
義理チョコ貰って、
モテるわけないだろ!
「ふーん。でも、チョコ友だよね。
僕たち」
だから、義理だよ!
それより、まずはここから脱出。
「では、おねえさん。
失礼します」
「また、転ぶんじゃないよ!」
えっ、クソババア見てたのか?
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モドってきたモップおとこ「セケンしらず」

2011-01-22 06:08:30 | 小説
モドってきたモップおとこ「セケンしらず」

えっ?
ジョウシキ!
  あー!
ふむふむ。
で、それがどうした?
うん?
ふー!
そうだったのかあ?
えっ?
セケンしらず?
えー?
まあ、
オレは、
サイゴのモップおとこだからな!
セケンしらずもカンベンしてくれ!
で、
ウシロもそれでシって、
オレをケンブツにキたわけか?
チガう?
ナニ?
モップ!
あー、
オレとしたことが!
フツウのシンシがモップをモって、
つたってるからオモシろい?
うーん?
フツウか?
シンシか?
オレ?
でも、シャレてるだろう?
えっ?
ゼンタイテキにはフツウのシンシ?
あー?
どういうことだ?
えっ、さっきのシャシン?
ミせてくれるのか?
そうか?
ゲンゾウは?
なーんて、ウソウソ!
そこまで、
セケンしらずじゃないからな!
じゃあ、そのガゾウもミてみるか?
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「そして3人しかいなくなった?」52

2011-01-22 06:03:21 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」52

空の色は青いままで、
気温も同じくらいの感覚だったが、
太陽が少し小さく見えたのだった。
たけるは気のせいかと思ったが、
すぐマンションに戻った。


たけるがマンションに戻ると、
タケとみつるが何か飲んでいたので、
たけるはみつるを呼び出し、
その事実を告げた。
みつるは、
その話しを聞くと、
「ねえ、タケさん、
一緒に外へ出てみない?
気持ちいいよ」
と笑って言った。
みつるが、
タケを外に連れ出したかったのには、
ある理由があったのだった。
(続く)
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カミサン伝説22「人首酒編」48

2011-01-22 00:46:36 | 小説
カミサン伝説22「人首酒編」48

「まさか?」
マスターはカイミヤマの表情を見て、
すぐある友人に連絡しました。


カイミヤマとマスターの悪い勘はあたっていたのです。
デコこと、
酒屋のかみさんも先日死んだばかりでした。
同じ交通事故でした。


「消されたなあ?
黒幕に」
ジュウロウがそう言うと、
マスターとカイミヤマはすぐ頷きましたが、
「いや、そうとも限らない。
カミサンのバチかもしれない」
コワコワクエーだけは真顔でそう言ったのでした。
「カミサンのバチ?」
「金儲けという邪心を持って、
カミサンを利用して酒を売った。
しかも、
殺された人の生首につかられた酒を」
コワコワクエーはそう続けました。
「そうかもしれない。
なら、
黒幕にもバチがあたるはずだ」
今度は、
ジュウロウがそう言ったのです。
(続く)

ダミー「見せてください」62ほ!風味

2011-01-22 00:28:01 | 小説
ダミー「見せてください」62ほ!風味

  止まらないで歩きながら応答だ。
「すぐそこですから、
我慢してついてきてください」
「ちょっとだけでいいんだすよ。
見せてください」
「だから、もうすぐですよ。
楽しみは後にした方がいいですよ」
なーんてね。
「楽しみじゃなく、
後からだと余計気になるんです。
意地悪しないで、
ちょっとだけでいいですから、
ほんのちょっとだけでいいですから!
是非、見せてください!」
いやだねえ!
どんどん歩け! 
「もうすぐ!
ほら、もう目の前にホテルが!」
さあ、どうする?
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