レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「ミカエルは二つのグループ」

2011-01-18 23:41:03 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「ミカエルは二つのグループ」

「うーん。
だすが、こういうことはないだすかなあ?」
あおむもいつきにそっと耳打ちする。
「なるほど、二つのグループか」
すると、
ようやく目を覚ました
木太郎が、
「何二人で、こそこそやってんだよ」
と、
だるそうに言った。
「おー、気がついただすかあ」
「何か、変な夢を見てなあ」
「そうだすか?」
「オタク、また、ウンコしてないかあ?
何か臭いんだよな」
「気のせいだすよ」


いつきたちは、エイタたちのところへ戻る。
そして、
突然、
「えー、これから屋敷にもどりたい
と思いますが」
「僕も同じ意見だす」
いつきとあおむは、
事情を説明する前に突然そういう話しをした。
「どういうことだよ?」
「いつき、あおむ、何考えてるんだ」
エイタと木太郎が驚いた顔で訊くと、
「ここから先へ向かうのには、
まだ、
まだ時間がかかる。
ここには、
水も食料もない。
一度、屋敷に戻って、調達しよう」
いつきはそう説明したが、
本当の狙いは別のところにあったのだった。
(続く)

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章13

2011-01-18 23:32:00 | 小説
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第二章13
 
  第一章第一話は下記から始まります。 新「ミケーレの蒼き仮面」

「おい、ばあさん。
俺のことデーブって言ったか?」
ラーメンがそうやって睨みつけると、
「はあ?
デーブじゃなくて、
デーブドウ!
あんた、アホかい?
あんたのどこがデーブなんだい?」
干しぶどう女が呆れた顔をして
そう言うと、
「本当のデーブはあそこ!」
横から、
肺女が指さすと、
ラーメンの倍くらいの巨体の女が、
頭を掻きながら、
ラーメンの方に近づいてきた。
「うわー!
巨人女だ!」
パティは思わず大声を上げた。
「あのアホ!
デーブドウを一辺に10個も食べたもんだから、
もう、元に戻らないんだよ。
もともと大飯ぐらいだったんだけど、
今じゃ大変だよ」
今度は柿女がそう言って、
巨大女の腹を叩いた。
「それだけじゃないの。
この女がアホだから、
あの巨体のまま村に遊びに行って、
しかも、
運の悪いことに、
この女を見て驚いた何人かの村人のうち、
気の小さい一人の男がショック死したもんだから、
  それ以来、
ここは人食いの森よ」
青みかん女はそこまで話すと、
「それだけじゃないよ。
この女、
意地汚いもんだから、
逃げた村人が拾い集めていた栗を全部持って逃げたわけ。
で、
さらに悪いことに、
逃げた村人の一人が,
  多分森かなんかに逃げて迷って、
そのまま戻らず消えてしまったらしいのよ。
で、
村では、
この女に喰われたって噂になったんだよね」
柿女が補足すると、
巨大女は、
相変わらず頭を掻いていたが、
「ごめんなさい。 
でも、
おなかすいたから何かちょうだい」
と、
反省もしてない様子で
平気な顔で言ったのだった。
(続く)

新第3弾ゾンビ「たまおの後悔」

2011-01-18 23:16:06 | 小説
新第3弾ゾンビ「たまおの後悔」

「たまおくん、入るわよ!」
たまおとふうたが
たまおの部屋で密談していると、
そこに、
ネネとキミカが入って来た。
「あー、やっぱり、
休憩になってしまっただすかあ...」
「そーう。
ひさめの作戦かあ」
たまおが悔しそうな表情をすると、
キミカも残念そうな顔をする。
「あー、僕が悪いだすよ」
たまおは3人に頭を下げた。
「ひさめちゃんが、
みょーうに、話しを続けたがってたんで
逆に出てみたんだすが、
それが大失敗だすなあ。
賢明の質問は、
実はひさめちゃんたちに
有利だったんじゃないだすかなあ?」
「まあ、
そういうことになるのかなあ?」
「でも、はっきり言って、
よくわからない話しよねえ」
「あのまま、話しを続けていたら、
どうなっていたのかしら」
たまお、ふうた、キミカ、ネネの4人は、
ひさめの作戦をよく理解していなかった。
「とにかく、僕が悪かっただすよ。
もう少しだけ様子を見れば良かったんだすよ」
たまおは、
またそう言って頭を下げた。
(続く)

セリフサービス「勝ち誇った男」

2011-01-18 23:04:30 | 小説
セリフサービス「勝ち誇った男」

男はにやりと笑うと、
「この店には、
もう双子の変なオヤジ
しか残っていないみたいだな。
この店の連中のほとんど
を懲らしめてやったから、これで帰るか」
と、
まるでメニューを暗記していたかのように
スラスラと言った。
そして、
勝ち誇ったように、
「さあ、そのメニュー渡しな
と言って、
龍之介に向かって手を差し出した。
しかし、
龍之介は、
「それだけか?」
と言って、にやりと笑った。
(続く)
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第11弾「人食い猫の決起」

2011-01-18 22:57:49 | 小説
第11弾「人食い猫の決起」

「おい、あそこをよく見ろ」
「あ、あれは、人骨」
「まだ、新しい、
しかも何かに喰われたみたいだ」
「危ない」
「助かった」
「銃がなかったら」
「でも、この大きな猫が、
何で人間を襲うんだ」
「何、
大阪で猫の大群が人間を襲っただって」
「大阪?」
「誰からの電話だ」
「セイギからだ」
「それで、被害はどうだ、えっ」
「どうなんだ?」 
「少なくとも、
20万人はやられたらしい、
自衛隊が出動して、
どうにか治まったらしいが
まだ、
状況がよく把握されていないらしい」
「大阪だけじゃないといいが」
「えっ、福岡も?
まったく被害はわからない」
「どういうことだ」
「この異常気象と関係あるのか?」
「返事がないのか」
「とにかく、
さっぱり状況がわからんらしい」
「ここも大丈夫か?」
(続く)

新第?弾もとこもとめ伝説「マヌケ」

2011-01-18 22:45:20 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「マヌケ」

「うわー! すげえー」
「本当だ」
「いいなあ」
もとこが声に驚いて振り返ると、
なんと、
直哉、
ソウセキ、
龍之介の3人が揃いも揃って、
マヌケなことに、
嬉しそうな顔で部屋を見回していた。
「おまえら、
動くなと言ったじゃねえか」
と、
もとえが目をつり上げて、
もとえらしくない言葉で怒鳴る。
さっきまでと違って、
3人は急にうつむく。
「もとえ先生らしくないだすな。
そんなに怒らなくてもいいじゃないだすか」
と、
あおむが呑気そうに言うと、
「失礼。
先生、
でも呑気にしている場合じゃないのよ。
もう2度と、
上に戻れないかもしれないのよ」

もとえは蒼くなる。
「冗談だすよな」
「先生、冗談ですよね」
あおむと直哉が訊くが、
もとえの顔が尋常でないので、
二人とも口を閉ざす。
「直哉、てめえのせいだぞ」
と、
龍之介が今度は怒り出す。
「そうだ。
直哉がいけないんだ」
と、
ソウセキも言う。
「だって、
まさか、本当だとは...」
直哉はうつむいた。
「あー、
それにしても5人もここに。
脱出法を見つけるまでに食料足りるかしら。
あー。
選んだメンバーが悪かった、
万一の時の地下への入り方、
みんなに教えておけば、
あー...」
もとえは少し冷静になると、
今度は後悔したようにそう愚痴を言いだした。
(続く)
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新カミサン伝説?ホラの像編改42

2011-01-18 21:59:49 | 小説
新カミサン伝説?ホラの像編改42

教授は祈りが終わると、
「フケタはこの顔じゃ、買い物どころか、
何か食べるのも大変だろうから、
今日は、
二人でここに泊まって世話をしてやれ 
明日の朝、10時に私はここに直行するからな」

言って、
二人の返事も聞かず、
像を持ってさっさと帰ってしまったのだった。


そして、
翌日、
教授は約束の時間どおりに、
フケタのアパートに近づくと、
部屋の前で、
ジュンが教授が来るの
を待っていたかのように、
立っていた。
そして、
「教授! 大変でーす」

ジュンは大声を出した。
(続く)
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「椅子クソ兄弟の父オマルの謎」前編

2011-01-18 20:54:52 | 小説

「椅子クソ兄弟の父オマルの謎」前編

「兄貴、
何でオヤジがオマル
って呼ばれてたか知ってるか」
「しー、それはタブーだすよ」
「兄貴は知ってるんだ?」
「だから、
もう訊くなって言ってるだすよ」
「教えてくれてもいいじゃないか」
「おまえ、もし、子供がいてだすよ、
そいつが、
オヤジなんで、
椅子クソ兄弟
って言われてるんだ
って訊かれたらどうするだすか」
「殴るな」
「そういうことだすよ」
「じゃあ、勝手に想像するからな」 
「その方がいいだす」
「ふーん、そうか!
兄貴はそういう奴だったんだな」
弟のかおむは、
そう捨てぜりふを吐くと、
外へ出かけていった。
「余計な奴に訊かないといいだすがな」 
あおむはぶつぶつ言う。


かおむは、
父と離婚した母のもとを訪れた。
「おや。
かおむじゃないか。
肌つやも良くて元気そうで。
珍しく遊びに来てくれたのかい。
それにずいぶん貫禄も出てきて、
もう何年ぶりだい」
「悪い、母ちゃん。
本当はもっと顔を出さなくちゃいけないんだけどさ。
俺たちの仕事もいろいろ忙しくてさ。
これ少ないけど、小遣いだよ。
受け取ってくれ」
「な、なんだよ。
こんな大金、
あんたたち悪いことやってんじゃないだろうね。
父ちゃんも、
ヤクザでもないクセにそのフリして、
よく恐喝もどきのことやってたからねえ。
だから、あたしゃ別れたんだよ。
この金はいらないよ。
返すよ」
「違うってば、
これは本当にまっとうな金だ。
兄貴に聞いてもいいってば」
「と言われてもねえ。
おまえら一緒の仕事だろう」
「たまになんだから、
それに、いつ。
金貸してくれ
って頼みにくるかわかんないぞ。
貰えるときは貰っておけよ。
頼むよ」
「そうかい。
じゃあ、
あんたたちが、
金に困ったときのために預かっておくよ」
「もう、
何で、こう父ちゃんと性格違うんだろうな。
父ちゃんだったら、
もっとよこせって言うだろうね。
何で、
母ちゃん。
父ちゃんなんかと結婚したんだよ」 
「男と女いろいろあんだよ。
いずれ、あんたもわかるよ。
まだ時間あんだろう。
あんたの好きなチャーハンすぐ作るから」
「ああ、それは嬉しいなあ。
じゃあ、
久しぶりにごちそうになるよ」
(続く)


続エスカレーター改「連れション」

2011-01-18 11:35:18 | 小説
続エスカレーター改「連れション」

「さあ、僕、連れションだ!」
「にいちゃーん!
連れションってなーに?」
来たぞ!
「うん、
一緒に来ればわかるよ」
「あー、
一緒にすること?」
わかってんだろ!
小便小僧!
「そうだよ!
僕、頭いいなあ!」
また、おだてておく!
「うん」
それだけかよ!
まあ、いいか。
「結構、近いだろ?」
「うん」
また、
それだけか!
まあ、いい。
おー、
例の黄色い看板だ。
「僕、字が書けるんだから、
何て書いてあるかもわかるんだろう?
頭いいからなあ」
さあ、
どうするクソガキ!
「にいちゃーん、
僕、読めないけどわかるよ」
そうきたか?
「ふーん、どういう風に」
「うん、お掃除中!」
なかなかやるな!
「そうか! 僕、偉いなあ!
でも、頼めば入れるんだよ!」
「だから、来たんでしょ!」
生意気な小便小僧だな!
「すいませーん!
すいませーん!」
おばさーん?
おじさーん?
おばあさーん?
おじいさーん?
どれも自信ないなあ?
「すいませーん!」
「かあちゃーーん!」
えっ!
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モドってきたモップおとこ「キホン」

2011-01-18 07:04:42 | 小説
モドってきたモップおとこ「キホン」

ネクタイ?
たしかに、それも少しだけだが、
ポイントのひとつだ!
だが、チガう!
ワイシャツ?
シロいけどシャレてる?
ホントウにわかるのか?
どこがちがうか、
いってみな!
なんかチガう?
なんか?
まあ、いい。
でも、チガう!
おっ!
キヅいたか?
えっ?
チガう!
フツウのただのクロいクツだと!
うーん?
わからねえか?
いっけん、
ただのクロのストレートチップ!
だがな、
これがキホン!
まずはアシモトから。
あまりテカらせないで、
シェイプはスマートに!
そう、サラっとな!
ジツはこれがキホン。
まあ、
ビスポークじゃないんだけどな。
でも、ジョンくんのクツだけど、
イケてるだろ。
それには、
ジカンテキに、
マにあわなかっただけだ。
でも、
オレのアシはクセがないから、
キセイでもジュウブン!
それにつったってるだけだからな。
ナニ、クビをカシげてる?
あっ?
サイボーグのクツ?
わかった。
ちがいがわからねえんだから、
そのテイドでケッコウ...
やめとこ。
まあ、どっちにしろ、
ひとあじチガウから、
そうオボえておけ。
えっ!
じつはしったかなんだろう?
うーん、そこはごソウゾウに!
とにかく、
キホンからコーディネート!
なっ!
イけてるだろう!
さあて、
オレのスタイルの、
ジマンバナシは、
これでしまいにするか?
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「そして3人しかいなくなった?」48

2011-01-18 06:59:21 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」48

みつるの心配に反し、
タケはマルナのベッドの上で、
すやすやと気持ち良さそうに眠っていた。
他方、
みつるは、
カシーが飲みそうな黄色のドリンク
と自分たちの飲むドリンクを持って、
たけるたちのところに戻った。
「タケさんは」
「大丈夫だった」
「そう」
マルナはみつるの言葉を聞いて
ほっとしたように、
みつるが持ってきたオレンジジュースを飲んだ。
すると、
カシーはみつるから貰ったジュースを飲む前に、
「そのオレンジ...」
と呟いたかと思うと、
また、
両手で頭を抑えだした。
「大丈夫?」
マルナは飲みかけのジュースをみつるに渡すと、
カシーのそばに駆け寄った。
そのとき、
大きな揺れが起きたのだった。
(続く)
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カミサン伝説22「人首酒編」44

2011-01-18 03:14:06 | 小説
カミサン伝説22「人首酒編」44

「でも、このままだとですねえ。
私は一生この問題
を忘れられないことになるんですよ。
もしかしたら、
あいつは
俺のせいで死んだとも考えられるんですよ。
このまま真相
を明らかにしないんでいいんですか?
違いますか?」
マスターの真剣な顔を見た3人は、
止めてもマスターだけ一人で、
実践するとそれぞれ確信した。
「わかったよ。
でも、解決はこの4人で。
俺たちは共犯なんだから」
コワコワクエーがそう言うと、
「そうですよ」
「そうだ」
カイミヤマもジュウロウも頷いたのでした。
「ありがとうございます。
でも、私と違って、
先生方には立派な地位が」
マスターがそう言いかけると、
「地位?
そんなの解決には無関係さ。
なあ」
コワコワクエーがそう言うと、
ジュウロウもカイミヤマも頷いたのでした。
「まずは、
殺人という線で考えてみよう」
コワコワクエーがそう言うと、
「あのー、
実はですねえ。
今ふと思いついたことがあるんですよ。
私がデザインしたラベルですが、
ラベルそのものを持っていた人間が犯人なら、
それを偽造するなら、
それをカラーコピーするか、
スキャナーで取り込めばいいだけなんですよ。
ですから、
ラベルそのものを持っていた人間であれば、
少なくとも、
ネットで見る限りは本物に近くできた
と思うんですが、
でも、
何故そうしなかったんでしょうかねえ?」
カイミヤマの自然な疑問に、
3人共首を傾げたが、
即答できる人間はいなかった。
(続く)

ダミー「見せてください」58ほ!風味

2011-01-18 03:01:35 | 小説
ダミー「見せてください」58ほ!風味

「なら、いいところ知ってますよ」
あれ?
やっぱり、怪しげな商売か?
「いいとこってどこですか?」
「私の知り合いのお店なんだけど」
あー、やっぱりな。
おかしいとは思ったんだけどな。
「それよりも、
二人きりの所の方がいいと思いますけどね」
こうなったら、
逆に怪しく見せるんだ!
「何でですか?」
「それは、みっともないからですよ」
うーん?
今一、説得力がないな。
「たしかに、みっともないですが、
そのお店は個室になってますから、
大丈夫ですよ」
個室? うーん、怪しい!
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偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」49

2011-01-18 00:10:50 | 小説
偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」49

教授の疑問に対し、
ソウセキは、
「私にそうしたように、
彼も誰かにそうされて、
像を置いて、
いかれてしまったのではないでしょうか?」
と、 
答えた。
「その可能性はなくもないな。 
それで、
君が受け取らなくなることを心配して、
入手ルートを話さなかったのかな。
だが、
詳しいことを知るためには、
君にその像を渡した
という友人の方から直接私が話し
を聞きたいんだけどねえ」
「どうですかねえ。
彼はその像を怖れているみたいですから」
「像があると、
話しをしてくれないということかね」
「はい」
「うーん。
で、
君はこの像をどうする気だい?」
「正直、
すぐにでも手放したいんですけど、
今はその方法がわかりません」
「私の助手の一人に、
私の見解に異論を唱えている男がいるんだが、
そいつに、
その像をあげてもいいかね」
「えっ!
もらっていただけるのでしょうか?」
「ああ、多分、
あいつはかなりの自信家で、
負けん気も強いから、
私の見解に異論があるなら、
自分で像を実際に所有して、
実証しろとでも言えば、
喜んで受け取ると思うけど、
呼んでみるかね」
「お願いします」
「よし、ちょっと待ってくれ」
教授はそう言うと、
携帯電話を取りだした。
(続く)