レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説7」

2012-03-31 23:38:48 | 小説

新第3弾ゾンビ改「キモ男三人衆のカミサン伝説7」


 「えー、失礼。
 老人は鋭い目をして母親の顔を見ると、
 「そうか。本気じゃな。
 では、今からその髪を剃れ。
 そして、今夜、一睡もせず、


 「次に告白する人をこの世から消してください。
カミサン、カミサン、カミサン」


と復唱し続けろ。
 そして、
 明日ニタロウのいる学校に行って、
 校門の前で待って、
 登校してきたニタロウが現れたら、
 登校途中の生徒のいる前で、
 ニタロウに
 「殺された娘の代わりに私と付き合ってください」
と土下座するのじゃ。
 それだけじゃ。
 あとはカミサンが決めることじゃ。
 あはは」
と、
 老人がナナの母親にはできないだろう
とバカにしたような笑い方をすると、
 なんと、
 母親は
 「わかりました。
 でも、
 一人じゃ不安なのでご老人様も
一緒に明日学校へ付き合ってください」
と言って、
 老人に頭を下げたのでした。
 すると老人は
 「まあ、本当にやれるのなら付き合ってやろう。
 まあ、町長選挙も近いんだからよく考えるんじゃぞ」
とだけ言うと、
 その場を去ったのでした。
 そして、
 翌日、
 老人があの母親はどうせ来ないだろう
と思って学校で待っていると、
 まず、
 ニタロウがやってきました。
 ニタロウはびっくりしましたが、
 一応、
 「あのときはありがとうございました」
と、
 老人にお礼を言いました。
 すると、
 老人は
 「いや、わしには関係ない。
 カミサンのおかげじゃ。
 それより、
 無駄だと思うが、
 ここで少し待っておれ」
と、
 老人はナナの母親が来ないとは思いつつも、
 ニタロウにそう言ったのでした。
 で、続きはケンタです」
と言って、
 ふうたは軽く頭を下げてから笑った。
(続く)


本編リメイク「ミカエルの正体と車とあおむ」

2012-03-31 23:33:46 | 小説

本編リメイク「ミカエルの正体と車とあおむ」


  「おお、どうしただすか?」
 あおむは、
 エイタと木太郎がまた戻ってきたので、
その理由を訊いた。
 すると、
 エイタは、
 「あおむにちょっと確認したい点があって、
気になったから戻ってきたんだ。
 あおむが屋敷に連れられてきたとき、
乗車していたのは、
 あそこにある車だよな」
と、
 あおむの目をじっと見て、
断言するように言うと、
 あおむは少し考えてから、
 「うーん?
 似てるだすが、
 断言はできないだすよ」
と、
 答えたのだった。
 その答えを聞いたエイタは、
 「あおむ、
 俺たちにまだ隠していることがあるだろう。
 別に犯人だと疑っているわけじゃないが、
重要なことなので、正直に答えてくれ」
と言うと、
 木太郎も鼻をほじりながら、
 「もう隠しても無駄だからな」
と、
 あおむを睨みながら言ったのだった。
(続く)

 


「トイレ女ショート2」「妖怪ペロペロ人喰い女?の大好物!肉焼き頬肉と次の食材?」

2012-03-31 23:31:27 | 小説

「トイレ女ショート2」「妖怪ペロペロ人喰い女?の大好物!肉焼き頬肉と次の食材?」


 *今夜も残念!
 まだ、続いていたたあ!
 とにかく、インチキ!?
 超下品!
 超グロ!
 こんなバカな話しはない!
 すぐショート。
 *****真似厳禁!
 スルー、おすすめ! 



 続き!
 そんなアホな?
 焼いた肉で他の肉が焼けるのか?
 
 嘘だと思ったら、
 自分で焼いたステーキを、
 自分の!
 自分のだぞ!
 他人のはダメだぞ!
 いいか、
 自分のほっぺにのせて、
 3分だけ待ってみろ!
 熱痛いが我慢だ!
 そすれば、
 余熱でレアに焼けるのだ!
 

 まあ、本気でやるなよ。
 ムンク男というより、
 ミイラ男になるからな。


 さて、
 
 秘伝の汁つきケツ肉極上ステーキ
を食べ終えたその美女は、
 表面だけ軽く焼き、
 極上ステーキ肉からしたたる汁と、
 塩と胡椒だけで、
 出来上がったレア頬肉ステーキに、
 ホークをぶっ刺し、
 ナイフを入れたあー!

 「ギャーーーーー!」

なーんて、それどころじゃなく、
 悲鳴も出なかったらしい!
 久々の「らしい」で、
 一気にその美女は両頬肉たいらげると、
 次はなんと!
 目玉焼き?
 で、ショート!


 やめろーーー!
 この話しはトイレ女の話じゃなく、
 グログルメの話しじゃないだろ?


 ピピー!
 勘違い!
 目玉焼きはただの目玉焼き?

 ただの?目玉焼きをいつ造った?
 うーん...
 
 バーイ!


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カミサン伝説18「幸福の像編第二部14」

2012-03-31 22:19:38 | 小説

カミサン伝説18「幸福の像編第二部14」


  あおむに睨みつけられたかおむが、
 「兄貴、信じてくれ!
 本当に見えたんだよ」
と言うと、
 「あおむ先生、
 本当なんです。
 さっきたしかに見えたんです。
 私は嘘はいいません。
 信じてください。
 お願いします」
 マジメもそう言って、頭を下げる。
 二人の真剣な顔に、
 「うーん、たすかにだすなあ。
 いくら昔悪かったといえ、
 このかおむがこんな事態にだすなあ」
 あおむは半信半疑なのか考え込む。
 「あおむ先生、
 本当なんです!」
 「うーん。
 だば、
 何で、今は見えないんだすかあ?」
 「それは...」
 「わかりません」
 「うーん。
 だば、
 僕が助かったときもそうだっただすか?」
 「うーん、それは...」
 はっきりしない二人を、
 ようやくあおむが信じ始めていた。 
 「二人とも疲れているから、
 幻覚が見えたんだすよ。
 今回だけは信じるだすから、
 ここには僕が残るから、
 二人とも、
 帰って少し寝るだすよ」
 あおむはそう言って、
かおむとマジメの肩を順番に軽く叩いた。
(続く)

 


レイジーブラザース「閉じられた白い部屋」

2012-03-31 11:01:45 | 小説

レイジーブラザース「閉じられた白い部屋」

 
 「おー、やばいぞーーー」
と、
 龍之介が大声を上げたので、
 中に入った全員が振り返ると、
 まるでエレベータのような、
 例の小部屋が上にあがってきて、
 入り口が塞がれてしまったのだった。
 「あほあほーーー!」
と、
 ウメナが怒鳴るような声を出すと、
 「だいじょうぶじゃよ。
 多分、あの双子が戻ってきたんじゃろうから」
と、
 ジュウロウは言ったが、
 「それだけならいいけど、
 あの二人、このまま、逃げたりしないかしら?」
と、
 サヤが不気味なことを言う。
 「逃げるじゃと?」
 「そう。
 あの二人、結構そういう性格だから」
 「あほあほあほ!」
 「でも、
 屋敷から出られないんですよね。
 だったら、
 逃げても戻ってきますよ。
 それより、
 もう一人のお嬢様も永久くんもここにはいないんですから、
 絶対に、
 この部屋に、
 何か仕掛けがあるはずですから、
 閉じこめられたことなんて気にせず、
仕掛けを探すのを優先しましょう」
と、 
 カイミヤマが冷静に言ったので、
 「そうじゃのう」
 「あほ!」
 「それもそうかもね」
 「そうですよ」
 龍之介と直哉以外は納得したのだったが、
 「ここには、
 食べ物も飲み物も便所もないんだぞ」
 「俺たち餓死するのかあ」
と、
 龍之介と直哉の二人だけはろくに話しも聴かずに大騒ぎしたので、
 「あほ!」
と、
 ウメナに怒鳴られたのだった。
(続く)



サイゴのモップおとこ「クロ」

2012-03-31 10:02:25 | 小説

サイゴのモップおとこ「クロ」

 
 まさかあーーー!
 モップまでヘンショクしてたー!
 マックロ、クロに!
 なんでだー?
 とにかく!
 まったー!
 キョウはこれでおしまい!
 そうだ!
 ウワギをぬいで、ポイ!
 クロネクタイも、ポイ!
 どうだ!
 ダイセイコウ!
 さあ、これでモフクからも、
 ぬけだした!
 で、カンジンのモップは?
 あー、こんどはシロクロ?
 なんでだー!
 まさかあー?
 オレとモップはイッシンドウタイ?
 モップはカメレオン!
 そんなハナしは、
 モップどうには?
 モップどうには?
 うーん!
 あのキョウテンだー!
 サガすんだー!
 モップどうのキョウテンを!
 キョウテンはどこにある?


元祖「見てください?」74改め正義の味方ミスターとぐろマン

2012-03-31 09:01:55 | 小説

元祖「見てください?」74改め正義の味方ミスターとぐろマン


 * 超下品!
 スルーおすすめ。


 「...」
 「あんた、しまりがないわね...」
 「肝心なときに出さないで、
 出したら、一気に...
 とぐろじゃないじゃないの...
 それに臭すぎ!
 どうすんのよ!」
 「おい!
 それはこっちのセリフだ!
 お前ら3人の連帯責任だ!
 
 ケツの穴、ストーップ!

が聞こえなかったのか!
 耳ついてのか!」
 「すいません...」
 「連帯責任ということは...」
 「だから...」
 「そうだ!
 3人でとぐろを3つ、
 とにかく造れ!
 せっかくのとぐろパックが、
 もうパリパリどころか、
 バリバリと破れてきたぞ!
 おい!
 早くしろ!
 それから、
 そのとぐろパックを落とすなよ!」
 「はい...」
 「あんた、
 もう1回出し直しなさいよ!」
 「あーーーーー。
 今度はあたしが...」
 「うまくやって!」
 「まず、ひとつ」
 「あーーーーーーーーー...」 
 「そこが勝負だ!
 何度も言ってるだろ!
 腰と腹とケツの穴のコンボだ!
 出せ!
 絞れ!
 巻け!」
 あれっ? 

 


サクラナ外伝フォー「あおむの病状」

2012-03-31 07:01:52 | 小説

サクラナ外伝フォー「あおむの病状」


 あおむが眠っているベッドの前では、
 サクラナとウメナがあおむの寝顔をじっーと見つめていた。
 

 実は、
 担当医師は、
 あおむの脳には腫瘍がいくつかあったこと、
 今回はそれが原因でめまいを起こして転倒した際、脳出血し、
それが原因で意識不明になったであろうこと、
 腫瘍は良性で、かつ、脳の出血もたいしたことはなかったこと
を二人に話して、
 今回は、特段、命に別状はないと安心させた後に、
 出血や腫瘍切除の後遺症として、
 記憶障害が残る可能性が高いことと、
 腫瘍の一部が場所的な関係で切除できなかったことから、
 頭痛やめまい等が再発する可能性があり、
残った腫瘍の場所からも完治は難しいことを二人に説明したのだった。
 

 「あほ、寝てる」
 「いーい。
 記憶障害が残るかもしれないから、
 あおくんが目覚めて、
 あたしたちのことを覚えていなくても、
 がっかりしないのよ」
 サクラナはウメナにはそう言ったものの、
 あおむが自分の例の泥酔状態時のことだけ忘れていてくれればいい
と都合のいいことを考えていた。
 だが、
 ウメナはサクラナにそう言われても、
 首を横に振り、
 何故か、
 「ママ、カレー」
と言った。
 「あおくんがこんなときに、
 あんたよく食欲あるわね」
と、
 サクラナが言うと、
 「ママ、カレー」
と、
 ウメナは同じことしか言わなかった。
 「ウメナ、ここで食べる気?」
 サクラナが呆れた顔で訊くと、
 ウメナは黙って頷いたのだった。
(続く)


化粧偽乳美人?女優パート?レイジー編「朝起きたら別人が裸で横で寝てました!なオチ経験者いる?」

2012-03-31 01:57:28 | 小説

化粧偽乳美人?女優パート?レイジー編「朝起きたら別人が裸で横で寝てました!なオチ経験者いる?」


*ファンの方、タイトルに騙されず最後まで...

とは言いません。


そなこた「サービス問題!
タイトルのとおり、
朝起きたら別人のブサ女が裸で横に...
な経験者もモテ男子なら、
何度か経験あるはず。
もちろん、
偽乳やパットで乳デカ経験者も。
で、
今回は、
大サービスの逆ヒント。
でも、よく考えたら、
化粧と、
偽乳とかで、
ごまかせるうちが華?
ほな、さいなら!」

集計期間:2012年3月10日~2012年3月30日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(3月調査)


 

5598票
綾瀬はるか

 

5446票
蒼井優

 

3058票
宮崎あおい

 

2419票
井上真央

 

2091票
吉高由里子

 

1777票
武井咲

 

1414票
新垣結衣

 

1131票
佐々木希

 

1004票
北川景子

 

943票
瀧本美織

 

834票
堀北真希

 

 

628票
上戸彩

 

517票
北乃きい

 

480票
香里奈

 

 

 

 

78票
栗山千明

 

392票
その他



したい俳優第?回レイジー編「エロいけどエロく聞こえない女子の誘いの決めゼリフ?」

2012-03-31 01:47:12 | 小説

したい俳優第?回レイジー編「エロいけどエロく聞こえない女子の誘いの決めゼリフ?」


そなこた「問題は、
もしかしたら、
男子でもくどき文句に使えそうな、
セリフ。
変わり映えしない面々ばかりの、、
以下のランキングから、
想像できるかな?
ほな!」

 

集計期間:2012年3月23日~2012年3月30日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(3月調査)

 

3209票
櫻井翔

 

2499票
福山雅治

 

2270票
向井理

 

1749票
松本潤

 

1726票
大野智

 

1332票
相葉雅紀

 

1148票
二宮和也

 

879票
山下智久

 

 

729票
錦戸亮


 

595票
三浦春馬

 

503票
妻夫木聡

 

439票
佐藤健

 

423票
岡田将生

 

415票
玉木宏

 

311票
溝端淳平

 

272票
手越祐也

 

258票
鈴木福

 

136票
小池徹平

 

2765票
その他




本編リメイク「ミカエルの仮面の意味?」

2012-03-31 01:37:00 | 小説

本編リメイク「ミカエルの仮面の意味?」


 「いつき、あのアニメ見てなかったのかよ!
 仮面が、
 あのアニメに出てくるミカエルの仮面そっくりだったから、
 俺たちは敵を

 ミカエル

と呼び始めたんだろ!」
と、
 木太郎が呆れたように言うと、
 「おお、そうだったんだすか。
 僕もいつきさんと同じで、
 木太郎さんが話したアニメを見たことはないんだす。
 だば、
 みんながミカエルというから、
 例の仮面がミカエルの仮面だというもんだ、
とすっかり思い込んでいただすよ。
 そう言えば、

 ミカエル

って大天使の名前だっただすな」
と、
 あおむもいつきと同じように、
 木太郎が見ていたというアニメを見たことがなかったので、
相変わらず、這いつくばったまま、言った。
 「俺は、てっきりみんな見ていて、
わかっていたのかと思っていたよ。
 エイタはどうだったんだろうな」
と、
 木太郎が鼻をひくひくさせながら、
ぼそっと呟くように言ったとき、
 あおむが、
 木太郎に、 
 「木太郎さん、そのアニメでは、
 ミカエルの仮面はどういう意味を持つんだすか」
と思ったことを口にしたのだった。
(続く)

 


第3弾リメイク「バッドエンド2?」

2012-03-31 01:19:28 | 小説

第3弾リメイク「バッドエンド2?」

 ネネは、
 たまおたちが屋敷の辺りで爆音がしたたので、
何かが飛んできて怪我をしないように、
慌てて地面に伏せただけなのに、
「もうちょっと遅ければ...」
と言って、
 たまおたちが今の爆発で倒れたのだ
と思い込んで、
 凄い煙で中が見えない門のすぐそばで伏せたまま動かないでいた、
 たまおたちを見て、涙ぐんだのだった。
 ひさめの方は何が起きたのかわからず、何も言えず、
ただ、呆然と立ち尽くしていたのだった。
 そのとき、
 2回目の爆発音がしたのだった。
(続く)


新作ディープ(?改)「迷うヘボ?探偵と怒鳴る迷?探偵?」

2012-03-31 01:03:33 | 小説

新作ディープ(?改)「迷うヘボ?探偵と怒鳴る迷?探偵?」


 以下のグーさん以外に数ヶ月前くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。


 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」


 「ほら、また、俺だけって、
 くそたが怒鳴っただろ。
 あいつは俺たちにヒントをくれてるんだよ。
 いいか。
 くそたが既に縛られて人質になっていたら、
 ドアを開けても、
 俺たちは何もできない。
 逆に、
 ここにいれば、
 オオシマもすぐには手を出せない。
 だから、
 くそたは俺たちのためにそっとヒントをくれたんだ。
 オオシマが、
 この部屋の扉を壊してでも入ってくれば、勝機は生まれる。
 ここは我慢だ。
 それに、
 こっちは3人いるから、
 オオシマは、
 せっかくの人質のくそたを簡単にはどうにかすることはないよ。
 だから、
 今みたいにくそたを使って、
 俺たちに扉を開けさせてその瞬間を狙って攻撃しよう
としているんだろ」
と、
 ホウセイは同じ言葉で、怒鳴りつづけるくそたの言葉を無視しながら、
 そう長々と囁いて、
 木太郎と永久を説得したのだった。
 「たしかにな」
 木太郎はホウセイの話しを聞いて、ホウセイの意見に傾きつつあったが、
 永久が、
 「くそたは自分だけ犠牲になる気なんじゃないか?
 それに、
 もし、
 オチタのところに行ってしまったら、完全にアウトだぞ。
 だから、
 ここで決着をつけるしかないだろう」と、
 ホウセイとは逆の意見を言うと、
 木太郎は、
 鼻をひくひくさせながら、
 「たしかに、オチタだけじゃな... ここでケリをつけるべきかもな」
と、
 今度は永久の意見に傾きかけたのだった。
(続く)
 
 

 


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章34

2012-03-31 00:40:59 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章34


 「間に合いました!」
 水晶を覗いてラーメンたちのピンチに気づいて
一緒に戻ってきたペーが、
 肺女とアホンダーラ13世の弟との争い
を意外に冷静に見ていたラーメンに声をかけると、
 「やっぱり、戻ってきてくれたか」
と、
 ラーメンはほっとしたように言ったのだった。
 「ああーーー...
 こいつらが相手じゃ、
 勝てそうもないね」
 「いったん、退散するか」
 肺女の先祖とポーが退散を示唆するように言うと、
 過信状態にあるアホンダーラ13世の弟が
二匹の妖精に、
 「うるせえー!
 俺は無敵だ!
 化け物のクセに生意気だぞ!」
と言ってから、
 二匹を先に蹴り飛ばしたのだった。
 「恩知らずめ...」
 「あー...」
 肺女の先祖とポーは、
  妖精のクセに弱いのか、
 蹴り飛ばされる直前にそれだけ声を発してから、
 どこかに飛ばされてしまったのだった。
 「相変わらず、頭の悪い野郎だな」
 ラーメンがそう言うと、
 「先にてめえから始末してやる」
と、
 アホンダーラ13世の弟は素早く移動して、
 ラーメンに近づいて行ったのだった。
(続く)